30 Days Tourist Entry Visa … Nepal Trekking・WanderVogel2017/11/02

Nepal Visa 2017
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NepalのVisaを日本のネパール大使館で申請・取得するのは何十年ぶりだろうか。

昔尋ねたときと大使館の場所が変わっていたように思えたが、古い記憶どおり普通の一軒家という感じのこじんまりとした佇まいの大使館だった。
玄関脇にネパールの国旗が掲揚されていなければ気が付かずに絶対に通り過ぎてしまうだろうな。

ネパールには今まで何度も通っているが、だいたいが空港のイミグレーションで入国時に申請・取得するか、隣国のインドのネパール大使館でVisaを取るか するのがこれまでのパターンだった。
今回はカトマンズ空港でのVisa申請の煩わしさから少しでも開放されたいという思いから、時間を見つけて目黒区にあるネパール大使館に行って事前に申請を済ませて来た、というわけだ。で、ついでにパンフレットなどの観光リーフレットももらってきた。


30日間のエントリーVisaは空港内のイミグレーションで取得すると申請料は40US$なのだが、日本で申請すると¥5,000かかる。
なので、空港で入国時に申請し取得する方が金額的にはお安い、ということになるのだが、カトマンズ空港では、まず申請料を払う列(銀行のカウンターなので、これがやたらと進みが遅い)に並び、お金を(米ドルしか使えない)支払い、その領収書を持ってあらためてイミグレーションの(Without visaと書かれたカウンターの)長い列の後ろに並ぶ、という順序になる。
あらかじめ取っていった方がストレスが無いんだろうなぁ。と、毎回 空港で並んでいて感じていたのだ。

昨年は昨年で、新しく導入されたという「事前net申請」というのをあらかじめ日本で済ませてから空港でのVisa取得に臨んだのだが、その場でVisa申請書(Applicathion Form)に記入しなくても良い、ということ以外、やっぱり2回長い列に並ぶというシステムに変わりはなかった。入国審査をスムーズに通過させたい、という意図で導入された?のであろう「事前net申請」だとは思えないほどに、効果の薄いハイテク?システムだった。

今回は、これで1時間くらいは早く空港の外に出ることが出来るだろう。と、大いに期待しているのだ!!


さらに昨年暮れに行った時には、通常 飛行機内で配られる出入国カードの枚数が足りず、乗客みんなには行き渡らず(僕はこういう時には必ずもらえない人のグループに入ってしまうのだ)、さらにイミグレーション前の記入台にもカードの予備が無く、ヨレヨレになった書き損じのようなカードを拾って書かされた、ということがあったので、降りてから余計に時間が掛かってしまった。

そんな奇妙なことが日常的にあり得る国なので、事前にエントリーVisaを持っていることくらいで、安心しきっていてはいけないのかもしれない。


また、先日のボルネオ・コタキナバルの空港でのトラブルのように、経由地から乗換えの飛行機に荷物が載せられていない、なんてことにでもなれば、次の日の朝までにそれが届くなんてことは絶対にあり得ないので、初日から確実に予定が一日・二日ズレ込んでしまうことになる。初日から予定が狂うと、翌日朝の国内線にも乗れないということになり、予定がどんどんズレていくことになってちょっと心配だ。

スムーズに事が運ぶかどうかはまさしく「神」に祈るほか無いのだ、、、
幸い、ネパールには人の数よりも「神」の数の方が多くいると言われているので、祈ることだけはふんだんに出来るというわけなのだが。


まぁ、インドやネパールの「旅」では何が起こるかまったく予測不能なのよ。
そういったことを全部ひっくるめて「旅の魅力」というのだろうね。ちょっと意味違うかもしれんが、、、

山上の畑、ダイコンが順調に育っている … 畑作業・WanderVogel2017/11/04

ダイコン収穫1回目
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昨日(文化の日)山上の畑に出掛けてきた。

そろそろダイコンも少しずつ収穫しないと思っていたが、良い感じに育ってきている。
大きさ的にはまだまだなのだが、時間を見て収穫に行かないと一気に巨大化してしまうからね。
サヤエンドウの苗も大きくなり始めてきたので、支柱を立ててきた。

大きな問題は、ネパールヒマラヤに行っている間、収穫を誰かに頼まないといけないことだ。
来週中に1回は行けるだろうから、その時に多めに収穫してしまおうと考えてはいるが、それにしても日本にいない1ヶ月弱の間には何度か収穫や手入れをしないわけにはいかないだろうから、今それがとても心配だ。

初冬の玄関脇を彩るツワブキの花 … 自然観察・WanderVogel2017/11/05

ツワブキの花
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今日は、先日の超大型台風の襲来で延期になった丹沢での自然観察会が行なわれることになっていたのだが、別件の予定が入っていてどうしても参加出来ませんでした。
気温はぐっと下がってきていますが、金沢八景あたりは一日天気も良かったので、丹沢あたりもよく晴れていたのではないかと思います。

玄関脇に背の低いモミジの木が1本生えている。
その下にツワブキとセンリョウが植わっていて、すっかり落葉して枝だけになってしまったモミジに替わってこの時期に彩りを与えてくれている。
テカテカした大きな葉と鮮やかな黄色のツワブキの花と、センリョウの紅い実が初冬らしさを感じさせてくれます。

別名「キャラブキ(佃煮と同じ名前)」と呼ばれることもあるが、普通のフキよりもアク(けっこう毒性が強いようです)抜きに手間が掛かると言うので、僕は食べたことは無い。フキと同様に春先の新葉(ツワブキはふきのとうが出ないので、食べる部分は新葉ということになる)などは柔らかくて煮付けで食べると美味しいという話しはよく聴くのだが、山上の畑脇で(普通の)フキがふんだんに採れるので、あえてツワブキを食べようとは思わないのだ。

フキの開花(ふきのとう)は初春ですが、ツワブキの開花は今の時期(初冬)です。ふきのとうが「春の味覚」なら、ツワブキの花は「冬の味覚」ということになるのだろうか?ツワブキの花が食べられるのかどうかは解らないが、、、

ツワブキは横浜(というか、三浦半島)では割りとポピュラーな自生植物で、崖地などによく生えています。

自宅近くのイチョウの林でギンナン拾い … 畑作業・WanderVogel2017/11/06

ギンナン拾い
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畑仕事と言うわけではないが、昨日夕方 自宅近くにあるイチョウの林の中に入ってギンナン拾いをしてきた。

10月後半ぐらいから朝晩の気温がぐっと下がり、このへんでもイチョウの葉っぱがいっせいに色付き、黄葉真っ盛りという感じだ。

足元には銀杏の実がたくさん落ちている。
比較的大きな実が見当たらないのは誰か拾いに来ているのかもしれないのだが、最近はあまりギンナンを拾う人の姿を目にすることが少なくなっている気がするなぁ。
3人で20分ほど夢中になって拾うと、ビニール袋一杯の銀杏の実が拾えた。

近くの街路樹のスダジイの実(シイの実:2年型)も、地面をチェックしてみたのだが、今年はひとつも見当たらなかった。
今年はシイの実の年ではなかったのだろうか?来年か?
シラカシ(1年型)やマテバシイ(2年型)の実ドングリはたくさん落ちていたのだが、なぜかシイの実だけ見当たらなかった。
たくさん実を付け収穫があった場所でちょっとした穴場だったのに残念でした。今年はハズレでしたね。

家に戻ってとりあえず1/3くらいの実から種を取出し、天日干しにする。縁側に新聞紙を広げ、網をかぶせて天日に当てて乾かしている。
残りは(クサいので)いったん土に埋めておきます。

小学校の自然観察授業の引率 … 自然観察・Volunteer2017/11/07

マユミの実
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近くの自然観察の森内で市内の小学校の生徒たちを集めて自然観察会が行なわれた。

今日はその引率インストラクターのボランティア活動をしてきた。
小学校の自然観察授業は平日に行なわれるので、こちらも日常の仕事との日程調整に苦労させられるのだが、楽しいものだ。

10月末の大型台風の直撃の再来を懸念して雨バージョンを考えていたりしたのだが、杞憂に終って実際ホッとしている。よく晴れました。
「自然観察」というはやはり自然の中に身を置いて感じる実体感が一番大切で、机上で教える学校の授業とは全く異なるものだ。
正味2時間と短い時間ではあるが、森の中を歩き木々や草花に触れ、何かを探し出しそれぞれ何かしらの小さな感動を覚えることが出来たのではないかと期待している。

人の生活の本質は本来から言えば、自然の中での行動が「非日常」としてではなく、日常の延長として日々の生活と同じ目線で感じられるようになることなのだと思う。

ソローの「森の生活・ウォールデン」やフォレスト・カーターの「リトル・トリー」を読むように勧めたかったが、小学生にはまだちょっと早いかな。
中学生や高校生の、人生で一番多感な時期に是非これらの本は読んでおくと良い、と心から思った。

(写真は森の中に生えているマユミの紅い実。今まさに弾けようとしている。)

トレッキング中のWiFi事情について … Nepal Trekking・WanderVogel2017/11/08

WiFi事情
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ネパールヒマラヤのクーンブ地方・エベレスト周辺の山小屋での充電事情について先日、現地エージェントに問合せをしたのだが、ついでに現地でのWi-Fiのつながり具合についても実態を確認してみた。

要約すると下記のような感じだ。
「Wi-Fiは大抵どのロッジでも有料で使える。ただし、故障していたり、電波が弱かったりすることも多い。その他には、エベレストエリアをカバーしているeverest linkという有料のプリペイドWi-Fiサービスもある。」
ということだった。

Wi-Fiに関しては、以上のような返信メールの内容からすると、同じ地域でもいくつかある山小屋によって違いがあるので、正直 行ってみないと解らない、という感じだ。
「Free Wi-Fi」と書かれていても、ずっと故障中のまま、ということも十分にあり得る話だし、ナムチェから上の山小屋では電気自体がすべて太陽光発電頼みなので、そのへんは推して知るべしという感じだ。
本当に高い場所(標高5,000mオーバー)の山小屋ではあまり期待出来ないのかもしれないが、そこそこ低い(標高4,000m程度の)村ならば通じる可能性は高いのだろうか。

いずれにしても、ヒマラヤでWi-Fi だなんて、ほんの少し前までは想像することすら出来なかったのだから、科学の進歩というか観光インフラに掛ける情熱を強く感じる。
今の時代、本気で観光立国を目指すのなら、(通信時の暗号化等の問題はあるにせよ)Wi-Fi網の整備は欠かせない観光インフラのひとつだと思う。
実際、カトマンズのホテルはどんな安宿でもFree Wi-Fiはあたり前で、街なかの食堂でもほぼ同様だ。(残念ながら、カトマンズの空港内ではFree Wi-Fiにはなっていなかったが、、)

東南アジアの国々では今やバックパッカー御用達の宿・食堂であっても、Free Wi-Fiはあたり前になっているのだ。その意味では日本は東南アジアに比べてもちょっと遅れている?感じがする。


昨年末、ゴサインクンド周辺を歩いた折りにトゥルーシャブルという山麓の村でWi-Fiが通じた時にも驚いたが、今回行くクーンブ地方はそこよりもかなりメジャーな一帯なので、Wi-Fiが利用出来る山小屋もきっと多いのだろうなと実は期待をしている。


でも。ヒマラヤの寒村からストレス無しに日本に写真を送ったり、メールやFaceBookのやり取り、ネット閲覧などが出来るとすれば全く素晴らしいことだよなぁ!

First Aid Kit ネパールトレッキング編 … Nepal Trekking・WanderVogel2017/11/09

First Aid Kit ネパールトレッキング編
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First Aid Kit のチェックをした。
夏の丹沢向けだった中身を、冬のネパールトレッキング向けに見直し、入れ替えるためだ。

なにかの参考になればと考え、中身を少し詳細に書き出してみよう。
・胃薬:正露丸糖衣A錠(24錠)
・風邪薬:新ルルAゴールド(30錠)
・鼻炎薬:アレジオン(2日分)
・頭痛薬/痛み止め:ノーシン、ロキソプロフェン(10日分)と一緒に飲む胃薬(ムコスタ錠)
・皮膚感染症/傷薬:ゲンタシン軟膏(1本)
・痒み/かぶれ:ピナクール ゲル(鎮静消炎剤)(1本)
・鎮痛消炎塗り薬:ボルタレン ゲル 25g(1本)
・日焼け止め乳液と薬用リップクリーム(各1本)
・消毒用アルコールジェル(1本)
・各種大きさのバンドエイド(十数枚)、伸縮包帯(1本)
・アルミサバイバルシート(1枚)
・うがい薬、目薬、マスク(5枚)
・その他:ナイフ、ハサミ、爪切り、小型ライト、緊急用ホイッスル、ライター/マッチ、綿棒/楊枝、ティッシュ、ソーイングキット
・海外旅行保険証/健康保険証、小額の現金(¥3,000+75US$)

以上を(写真左上の)小型のファーストエイドキットパックに収納する。

高山病予防に効果がある薬「ダイアモックス」や、パルスオキシメーター(指先に挟んで、皮膚を通して血中酸素濃度と脈拍数を測定する装置)などはガイドが持って行くので、僕はあえて用意はしていかないつもりだ。
ダイアモックス自体はカトマンズ市内の薬局で簡単に買うことが出来るが、僕は今までネパールで4,000m以上に何度も上っているが、鈍感なのか一度も高山病の症状が出たことが無いので、今回も大丈夫だろうと思っている。
今回は特に高山病にかからないようなペースで歩くように行程を組立て、要所要所で高度順応日をはさみ、かなり気をつけて計画しているのであまり心配はしていない。


また、この赤いバックの中には入らないがその他に、鎮痛消炎貼り薬 ロキソニンテープ(25枚)、貼るカイロ(20枚)と靴用カイロ(5足分)、乳液(空気がひどく乾燥しているので)、アルコール除菌ウェットティッシュなどを持っていく。
そのほかにも、濡れた衣服を吊るす用のシュリンゲ(細引き10m)やカラビナ、補修用の絶縁テープなども用意する。

医薬品などは、出来れば開けずにそのまま日本に持って帰るのが一番良いことなのだが、いざという時になって肝心な物がない、というのでは何にもならないので、必要な物を必要な量、出来るだけコンパクトに選定して持って行く。


山を登る人、歩く人、旅馴れていれば、自分専用というか経験から導き出された自分なりのファーストエイドキットというものを持っているものだ。
ファーストエイドキットの中身は目的によって持って行くものが変わってくるので、いつも同じということはない。
日本赤十字でやっているような屋外における応急処置等の講習・訓練を定期的に受けている人ならば、その重要性と使用方法等を熟知しているのだろうが初心者でも是非実践しておいた方が良い「山の知識」のひとつだ。

今回上に列記したものは、海外の山歩き用に選定したものなので、当然日本の山登りの際に持参するものとは中身がかなり違っている。
大きな違いは胃腸薬や風邪薬/解熱剤、頭痛薬など病気/予防に対応した薬が含まれている点だ。傷薬も抗生物質が含まれているものを入れている。
また、かさばるのだが、消炎鎮痛剤(湿布、ジェル)やホカロンなども多めに持っていく。
消毒のためのアルコールやウェットティッシュなども海外では「予防」という観点からは必要となるもののひとつだ。

基本的には単独行動時のファーストエイドキット、という位置付けなので、自分のことだけを考えての構成となっている。
2~3人でパーティーを組む時はまた違った品揃えになるだろう。


海外の山歩きで安全上・健康上もっとも需要なことは、起こった後の「対処法」ではなく「予防法」だと言える。
風邪をひかない、お腹を壊さない、高山病にかからない、怪我をしない、体力を落とさない、そういった「予防」こそが最も大切だ。そのためには早め早めの手当が肝心で、ちょっとでもその気配やおそれがあればすぐに対処しておくことがリスクを回避する上において何よりも大切なことがらだ。
その意味では、1日で歩くところを、自分の今の体力を鑑みて2日間かけて歩く、というような決断を的確に出していくことも大切な能力だと言える。


First Aid Kit 丹沢編:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2017/07/30/

畑の収穫・ダイコン、カブなど … 畑の収穫・WanderVogel2017/11/10

畑の収穫
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天気が良く、朝早くに山上の畑に出てちょっと農作業をしてきました。

今のうちに少しでも収穫をしておかないとあとで大変なことになるので、まだ少し小さく細いのだがダイコンとカブを収穫してきました。
ついでに、チンゲンサイとブロッコリーとキャベツもほんの少しだが採ってきた。

地主さんが畑の脇に植えているミカンとキンカンが色付いてきています。
お言葉に甘えて、ミカンをもらってきました。その場で食べてみると、なかなか甘くて美味しいミカンです。
いつも会うたびに何かしらいただいて帰ってくるので、自分で作っている数以上の収穫があります。
ありがたいことです!もちろん、遠慮せずにいつもいただいています!

それにしても今日は朝から風も無く、快晴の空が広がっています。ここは山の上にあるので非常に陽当たりが良い。
夏の陽射しは暑さ百倍でツライものがありますが、冬のこの時期には背中に当たる暖かな陽射しがポカポカしてとても気持ちが良い!

このままここでぼんやりと一日過ごしていたかったが、まぁ、そうもいかず、、1時間ほどで引き上げてきました。
そしてこれから、収穫してきたダイコンたちをどこかに配らないと、、、な。

羊歯萌え・苔萌え・キノコ(菌類)萌え … 畑の収穫・WanderVogel2017/11/11

シダ類の寄せ鉢と青虫
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羊歯萌え・苔萌え・キノコ(菌類)萌え

11月11日(土曜日)、未明からけっこうな雨が降っている。
たまには陽に当てようと、昨日から外に出しっ放しにしていたシダ盆栽・コケ盆栽たち。

シダはコバノヒノキシダやヤブソテツ、タマシダなどあまり珍しくもないのだが、育ててみるとけっこう可愛いくて気に入っている。
何鉢かに分けて盆栽風に植え込んでいて、霧吹きで水分を与えたり日に当てたりと甲斐甲斐しく世話をしているが最近少し元気が無いと感じていた。
よく育ったシダ類をやさしくかき分けながらよくよくチェックしてみると、小さな2匹の青虫が取り付いて盛んに葉や葉柄を食べているではないか。
手でつまみ出して、やさしく退場願った。

シダ類の盆栽に関しては、鉢植えで7鉢近くあるのだが、心配なのは不在中の管理だ。
地植えだと何の心配もいらないのだが、鉢植えとなると毎日の水やりが一番の心配事だ。特に冬の間は空気自体が乾燥しているので、鉢植えの中の土の乾きが早い。
いちおういない間の水やりなど管理を頼んではいこうと思っているが、なかなか難しいだろうなぁ。

カメラ/ビデオとモバイルバッテリー … Nepal Trekking・WanderVogel2017/11/12

トレッキング・カメラと充電
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ネパールヒマラヤ・クーンブ地方の山歩き。
今回持って行くCamera・Video、それに付随する周辺機器などを並べてみた。


iPhone5s、FUJIFILM X10(+予備バッテリー1個)、OLYMPUS STYLUS Tough TG-850(+予備バッテリー1個)、GoPro5(+予備バッテリー2個)、といったところなのだが、今回それに加えて(写真左上の)モバイルバッテリーを2つ(20,100mAhと10,000mAh)と急速充電器(USB2.4A×2)を追加することにした。

カメラを2台持って行くのはメインとサブという意味合いもあるが、FUJI X10の動作環境が±0℃以上なのに対し、OLYMPUS Toughの方は動作時-10℃~、非動作時-20℃~とより信頼性が高いということもあって、かさ張るが2台持って行こうと思っている。

一方、Gopro5の方はというと、さすがに過酷な条件下での使用を想定して作られているのだろうから大丈夫かな、と期待している。
netで調べるとはっきりした動作環境のスペックは探し当てられなかったが、「寒冷地での使用のために本体にバッテリーウォーマーを内蔵していて、カメラ本体は発熱する仕様となっている」と書いてある記事がある一方で、「-20℃以下の屋外で動作しなかった」という記事もあることから、録画していない時は安易に出しっ放しにするのは危険なのかもしれない。


また、今回初めてモバイルバッテリーを持って行くことにしたのだが、一番こだわったのは信頼性と大きさ/重量についてだ。
トレッキング中はポーターがいるので、すべての荷物を僕が背負うということはないのだが、日本の山でも活躍させることを考えると出来るだけコンパクトであることはやはり重要だと考えた。
netで検索して、ネームバリューのあるメーカーで、かつ一番コンパクト軽量という点で探した結果、前にblogにも書いたように、Anker社の作っているPowerCore 20100とPowerCore 10000、そして急速充電器などを購入した。
(モバイルバッテリー:20,100mAh+10,000mAh=30,100mAh×電圧変換ロス約65%=実行容量は2つ合わせて20,000mAh弱 という感じか)

バッテリーの大きさはそれぞれ、「166mmx58mmx22mm、重量356g」と「92mm×60mm×22mm、重量180g」なので、10000は20100のちょうど半分のサイズ・重さになる。現在発売されているものの中では一番小さくかつ軽量だ。
モバイルバッテリーも価格がかなりお手頃になってきていて、現地の山小屋で有料の充電をしてもらうお金で買えてしまうくらいの価格といえる。
重さにこだわらなければ、出来るだけ持って行った方が良いかもしれない。電気の通じているナムチェでもスマホ充電で200Rs、太陽光頼みの山小屋ではスマホ/フル充電で500Rsにもなるという情報もある。

自分で背負っていくことを考えるとちょっと躊躇してしまうが、僕には歩荷に長けた剛力(ごうりき=ポーター)が付いてくれているからね!


あらためてこうして並べてみると、本体、予備バッテリーなどの他にも、充電器(カメラ用2つはUSB端子から充電出来るように買い足した)や接続コードなどが意外にたくさんあるのに気が付く。う~ん、これは、けっこう重たくなるかも。。。です。

充電器本体はみな100V~240Vまで対応しているので、変圧器を別に持って行かなくても良いのは助かるのだが、それぞれ微妙に大きさやコネクタ形状が違っていたりするので安易に削ることは出来なかった。
コンセント形状も日本と違うので、コンセントアダプターも必要となる。


スマホ1台と小さなカメラ3台を20日間程度動かすだけなのに、こうして見るとけっこうかさ張るものだよなぁ。
ランタンエリアの山小屋のように、その都度手軽に充電が出来ないというのは、それだけでけっこう面倒なものだとつくづく感じた。
今回、充電についていろいろやってみてメモしてこよう。

ちなみに、
iPhone5s(1,560mAh)をモバイルバッテリーから充電すると、残量5%からのフル充電でやはり3時間かかった。1時間あたり500mAhほどの速度ということになる。
そう考えると、GoPro5(1,220mAh)だと2時間半、FUJIFILM X10のバッテリー(NP-50:940mAh)、OLYMPUS Toughのバッテリー(Li-50B:925mAh)はともに2時間弱ほどで1個のバッテリーを充電出来る感じだ。

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