鉢植えにして初めて解ったハランの花 … 自然観察・WanderVogel2017/12/10

ハランの花
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玄関脇に地植えしていたハラン(葉蘭)、何年か前に配管工事で掘り返す際に一部を鉢植えにしたのだが、はじめて花が咲いているのを目にした。

地植えのときのも当然毎年花を咲かせていたのだろうが、根元にこんな形状の花を付けるとは想像だにしていなかったので、いままで一度も気が付かずにいた。

ハラン(バラン)は地上に出ている部分が茎の付いた葉っぱでしかなので、この植物はいったいどういう具合に花を咲かせるのかずっと不思議だったのだが、今日この花を見つけて実はすごく驚いた。
こんな奇妙な、というか不思議な形の花を地面の上に咲かせるとは、僕の予想をはるかに超えていて正直ビックリした。
知っている人にはこんなこと不思議でも何でもないのかもしれないが、一瞬、何か別の植物が寄生したのか?と思ったくらいだ。

周りをよく見てみると、蕾みらしきものがいくつも出ているのに気づいた。

調べてみると、これがハラン(バラン)の花なんですねぇ。いや、驚いた。
漢字で書くと「葉蘭」と書くようですが、ラン科ではなくキジカクシ科スズラン亜科(旧ユリ科)なのだそうで、二度驚かされた。

庭に植えてあるミョウガ(ショウガ科)もおかしな花を咲かせるが、ハランの方が奇妙さでは一枚上だな。
丹沢の山中で良く見かける「カンアオイ」の花と同じくらい妙ちくりんな形状の花でした。

ネパールヒマラヤトレッキング・リタイア記2 … Nepal Trekking・WanderVogel2017/12/08

ローツェ南壁
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僕もこの12月末でいよいよ「還暦」をむかえる。

今まで続けてきた長期間の単独行の山歩きも、世間的には“要注意”とされる年代に入ってくる。
だからといって特別あせっているというわけではないのだが、ヒマラヤを歩く山旅もあと何回行けるのだろうか?と、ふと考えることがある。
特に今回は、1年間準備(そのために仕事も断っていたので、、)してきた山旅なので、悔しさもひとしおだ。


でも考えてみれば、自宅のある横浜からカトマンズのホテルまで、わずか1日弱の距離だ。
羽田空港から深夜便のthai航空に乗れば、夕食はthamelのレストランで食べている、という近さだ。
交通費は多少掛かる(と言っても、往復8万円程度)が、、時間的には北アルプスのベースキャンプに行くよりも近いくらいだ。
衰弱したこの体力さえ戻れば何度でも(?) 挑戦出来る。

圧倒的な力で迫ってくるヒマラヤの素晴らしい山の中に身を置くことは、僕にとってこの上もなく幸せなことで何ものにも換え難いことなのだ


上の写真は標高5,000mくらいにあるChhukung上のタルチョーの張られたチョルテンから見たローツェ(8,516m)南壁(写真左半分の巨大な岩壁)。
その右側に見える白い頂はピーク38(7,591m)、そしてアイランドピーク(6,160m)とパノラマで見えている。
アイランドピークの右側遠方にチラリと写っている三角の頂きはマカルー(8,463m)だ。
写真には写っていないが、頭を少し右に振れば巨大なアマ・ダブラム(6,812m)が覆い被さってくる。
森林限界をとうに超しているので、あたりには緑は無い。空気も薄いので紫外線がかなり強い。
ヒマラヤの森林の美しさも素晴らしいが、この荒涼とした山岳景色も感動的だ。


このあたりまでは身体の調子も良好で、体力も維持していたのだが、ここから先、体調が急変することになる。。。
ここで、自分の体調の変化を過大評価せず、いったん3,500m付近まで一気に2日間かけて後退し、数日停滞して体力の回復を図っていれば、、、と、今写真を見ながらそんなことを悔やんでも後の祭りだな。女々しい後悔というやつだ。
気持ちを切り替えて、次の出発に向けて新たな気持ちで一歩踏み出そう。

今は来年末に再度、同じルートを歩きたいと強く思っている。そのために気持ちを仕切り直して今からしっかりと準備をしよう。
(いや、その前に、仕事もしっかりやらないと!)

畑の収穫とキンカンジャムづくり … 畑の収穫・WanderVogel2017/12/07

ダイコンの収穫とキンカンジャム
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まだ体調が完全に戻ったわけではないが、畑のダイコンをほっぽらかしにするわけにもいかず、30分ほど畑に出て7〜8本収穫してきた。

ついでにミカンとキンカンも収穫してきて、キンカンはさっそくジャムに加工した。
甘露煮を作るほどキンカンの実が大きくなってはいないので、完熟するにはあとひと月は待たなければならないだろうな。
そういえば、昨年も一昨年もそんな感じだったな。

収穫してきたダイコンは自宅用に小振りのものを2本だけ残し、あとは近くの友人に配って歩く。
べつに、ダイコンを消費する目的のためだけではないのだが、、帰国してからずっと鍋料理を食べ続けている。

ネパールヒマラヤトレッキング・リタイア記 … Nepal Trekking・WanderVogel2017/12/06

ディンボチェから見るロブチェ山群
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11/13から24日間の予定で出掛けていたネパールヒマラヤの山歩きですが、高度順応の失敗による高山病と脱水症、体調悪化が重なり途中でリタイア。

身体へのダメージもさることながら、精神的なショックも相当あってなかなか立ち直れずにいましたが、本日、旅行保険の保険金請求作業もひと区切りついたので多少ホッとしています。

今回は、僕の長い山登りの経験の中でも最低の結果となってしまいました。
命があって良かったですが、今後の山との付き合い方をいろいろ考えさせられた「山旅」になりました。

トレッキングの顛末など詳しい内容については、もう少し時間を置いてまとめようと思っています。
まずはとりあえず無事に帰国出来たという報告です。

今年もネパールヒマラヤを歩いてきます … Nepal Trekking・WanderVogel2017/11/13

トレッキング
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今日(11/13)から24日間の予定で、ネパールヒマラヤの山歩きに出掛けてきます。
帰国は12/6を予定しています。

2017 Nepal Trekking Schedule Memo・以下はだいたいの行程(カッコ内は標高)

1:11月13日(月) 羽田国際空港・出国
往路:タイ航空 東京/羽田国際空港 ~ バンコク/スワンナプーム国際空港

2:11月14日(火)(移動/到着日)Bangkok/kathmandu
往路:タイ航空 バンコク/スワンナプーム国際空港 ~ カトマンズ/トリブバン国際空港
   kathmandu Thamel

3:11月15日(水)(第1日目) trekking:3~5時間
カトマンズkathmandu(1300 m) → 国内線 → ルクラlukla(2840m) 飛行場
 → パクディンphakdling(2610m) または → モンジョmonjo(2815m)

4:11月16日(木)(第2日目) trekking:3~4時間+周辺散策:3時間
パクディンphakdling(2610m) または モンジョmonjo(2815m) → ナムチェnamche(3440m)

5:11月17日(金)(第3日目)・高度順応日 ・周辺散策:5~6時間
ナムチェnamche(3440m) :周辺の散策と休憩/休息、停滞日(予備日)

6:11月18日(土)(第4日目) trekking:4~5時間
ナムチェnamche(3440m) → タンボチェtengboche(3860m)

7:11月19日(日)(第5日目) trekking:3~4時間
タンボチェtengboche(3860m) → パンボチェpangboche(3801m) → ディンボチェdingboche(4350m)

8:11月20日(月)(第6日目)・高度順応日・ trekking:2時間~3時間(+周辺散策と休息)
ディンボチェdingboche(4350m) → チュクンchhukhung(4743m)

9:11月21日(火)(第7日目) trekking:7時間
チュクンchhukhung(4743m) → チュクン リchhukhung li(5550m) → ディンボチェdingboche(4350m)

10:11月22日(水)(第8日目) trekking:4.5~5時間
ディンボチェdingboche(4350m) → ロブチェlobuche(4930m)

11:11月23日(木)(第9日目) trekking:2時間(+5時間~6時間)
ロブチェlobuche(4930m) → ゴラクシェプgorakshep(5150m)・カラパタールkara pattar(5545m)往復
(エベレストBC everestBC(5364m)往復:片道=2.5時間)

12:11月24日(金)(第10日目) trekking:5時間
ゴラクシェプgorakshep(5150m) → ロブチェlobuche(4930m) → ゾンラdzonglha(4830m) 

13:11月25日(土)(第11日目) trekking:5~7時間
ゾンラdzonglha(4830m)  → チョラ・パスcho la(5330m) → タナック(タルナ)tarnak(4700m)、またはゴーキョgokyo(4790m)

14:11月26日(日)(第12日目)・停滞/滞在日・ trekking:4~5時間
ゴーキョgokyo(4790m)、ゴーキョ周辺・gyazumba tsho (5th lake 4980m) 往復

15:11月27日(月)(第13日目) trekking:5~6時間(3時間+2.5時間)
ゴーキョgokyo(4790m) → ゴーキョピークgokyo peak(5360m) 往復 →  マッチェルモmachhermo(4410m)

16:11月28日(火)(第14日目) trekking:6時間
マッチェルモmachhermo(4410m) → ドーレdole(4040m) → ナムチェnamche(3440m)

17:11月29日(水)(第15日目) trekking:休息・周辺散策/他
ナムチェnamche(3440m) 予備日

18:11月30日(木)(第16日目)trekking:4.5~5時間
ナムチェnamche(3440m) → ルクラlukla(2840m) 

19:12月01日(金)(第17日目)・飛行機/移動日
ルクラlukla(2840m) → 国内線 → カトマンズkathmandu(1300 m)

20:12月02日(土) 予備日1:kathmandu Thamel
(予定:カトマンズ ダルバール広場、スワヤンブナートSwayambhunath)

21:12月03日(日) 予備日2:kathmandu Thamel
(予定:パタンPatan・パシュパティナートPashupatinath)

22:12月04日(月) 予備日3:kathmandu Thamel
(予定:ボダナートBudhanath)

23:12月05日(火)(午後/移動日)kathmandu Thamel/Bangkok
復路:カトマンズ/トリブバン国際空港 ~ バンコク/スワンナプーム国際空港

24:12月06日(水)(帰国日)Bangkok/Tokyo
復路:バンコク/スワンナプーム国際空港 ~ 東京/成田国際空港/帰国


昨年も11月から12月にかけてランタン・タマンエリアからゴサインクンドを歩いてきましたが、今年はクーンブエリア・エベレスト周辺の山歩きをしてきます。
ヒマラヤの山歩きは今回で9回目となります。
今年は10月に姪と2人でボルネオ・熱帯雨林を見る旅をしてきたばかりですので、この1年は旅づいている感じです。

今回のヒマラヤ行きはいつも通り「単独行」です。
いつかは、姪を連れて一緒にヒマラヤの山歩きを、と思っているのですが、、どうなるかな。

カトマンズで現地ガイドと合流し、ルクラでポーターを雇い、トレッキング中は3人で行動ということになりますが、そのへんのアレンジは今回も現地のヒマラヤンアクティビティーズにお願いしているので、僕は山にひとり身を置き、雄大な山を楽しむことのみに集中します。

一日に歩く行程(距離)は、ゆっくり行動することを想定して組立てているので、山の霊気を全身で感じながら(周りの写真など撮りつつ)歩きます。
全体的に標高が高く気温も低いのですが、ルート的にはノーマルルートに近いので難しくはありません。冬の丹沢山塊を縦走出来るくらいの知識と体力があれば、問題なく歩ける程度の難易度です。

11月の後半、季節的には冬期の山歩きになりますが、5,000mオーバーの峠を越える時にひどい降雪や多量の積雪でもなければ、まずはこの予定通りで歩けるでしょう。
今年のエベレスト・クーンブ地方の積雪は例年よりもペースが遅いようですが、降り出せば一晩でドカッと積もることもあるので、こればかりは予想はつきません。
今回、トレッキングポールのみでピッケルやアイゼンなどは持参しません。
現地の状況次第で危ないと判断すればそこから引き返し、別のルート(回り道)を探るということになります。
予期せぬトラブルが起きた場合でも、現地でその都度それ相応の判断・対応をとっていけば大きな問題もないでしょう。まぁ、そういったことの対処はこれまでも何度もして来ているので、特別不安に感じるようなことはないのですが。


行程20日目からの3日間の予備日については、ルクラとカトマンズの空港周辺の天候次第で、うまく飛行機が飛べばこの予定通りカトマンズに戻り、周辺の観光・散策なども出来るでしょう。
天候悪化で国内線が飛ばなければ、待てる猶予はこの3日間ということになります。3日間飛ばなければ帰国の日にちをズラすしかなくなります。

飛ぶか飛ばないかが判明するのは直前(というか、滑走路脇で待機している状態)なので、ルクラで3日待っても飛ばなければカトマンズ~東京の航空券は捨てて、カトマンズにちゃんと戻れてから新たに買い直す、ということになるでしょう。
(この路線では過去、一週間連続して飛ばなかった、ということもあったようですので、まさしく天候次第。祈るしか無い,という感じです。歩いて戻ると、それでも一週間かかりますので、やはり飛行機しか手立ては無いのかと、、、)
あるいは、ルクラから平地のどこかまでプライベートヘリ、または小型機をチャーターして飛び、帰りの飛行機に間に合うようにカトマンズに戻る、という選択肢もあるでしょうが、ヘリをチャーターするか、日本までの航空券を買い直すか、さて金額が安いのはどちらだろうか。

予備日についてはそのような感じで、トレッキング中の積雪や高度障害・体調不良等に対する予備日として2日間、行き帰りの国内線の猶予として3日間、で何とかイケルだろうと僕は踏んでいますが、はたしてどうなるかな?いずれにせよ、安全第一で旅を進めていきます。


では、ちょっと行ってきます。

・旅先からblogをUPすることが出来れば、更新します。
・FaceBookの方は写真付きで随時UP出来るかと思います。

ヒマラヤトレッキングの装備について … Nepal Trekking・WanderVogel2017/11/12

荷物・パッキング前
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2017 Nepal Everest-Region-trekking:持って行くもの装備一式

明日ネパールに向けて出発する。持って行くものはすべて揃ったので、あとはザックに詰め込むだけだ。
もう何度も通っているのであらためて装備の確認をすることも無いが、同じ時期にここに行く人がいれば何らかの参考になるだろうと思い、今回持って行く装備のメーカーや品番など少し詳しく書き出してみよう。

基本的には日本で避難小屋泊まりで、冬山に数日間行く装備を考えておけばよい。
トレッキング中の食事は原則、行く先々のバッティ(宿/茶屋/山小屋)で3食とも食べられるので、調理道具や食料を持参する必要はない。
また、アイゼン・ピッケル・ヘルメット・ゴーグル・ツェルトなどの雪山装備・登攀用具も今回は必要ない。


まずは貴重品:(これが無いと海外には行けない)
・パスポート(30日Visaは取得済み):パスポートコピーを1枚とパスポート紛失時用の顔写真を2~3枚用意
・現金(トレッキング時に必要なお金):日本円(1万円札、千円札)とUS$
・クレジットカード:VISAカード、Bankカード(海外キャッシングで¥300,000程度引き出せるもの)
・航空券など:e-チケットコピーと、agodaでnet予約したカトマンズのHotel予約書
・海外旅行保険(救援者費用等補償特約付き):保険証書、(コピーは自宅に1枚)

ザック・衣類など:
・ザック:小型ザック(26L/Osprey)+貴重品バッグ+ポーター用ザック(ダッフルバック60L/patagonia)
・登山靴:SCARPA クリスタロGTX (かなり酷使したものだが)、サンダル(100均)
・ポール:トレッキングポール1本(black diamond)
・ベースレイヤー:3セット(capilene2 長袖シャツ/山用パンツ/3シーズン山用タイツ/patagonia)+メリノウールEXP下着(上下)(mont-bell)
・ミドルレイヤー:長袖フリース2枚(R1/patagonia)、冬用トレッキングパンツ(mammut)
・アウターレイヤー:ハードシェル(triolet-gore-tex/patagonia)、折り畳み傘(mont-bell)
・ダウンジャケット:山用ダウンジャケット(ultralight-down jacket/patagonia)+ダウンパンツ(mont-bell)+ダウンテントシューズ(mont-bell)
・靴下、手袋:トレッキング用ウール靴下3足、ウール手袋2セット+オーバーミトン(heritage/gore-tex)、夏用手袋
・スパッツ:冬用ロングスパッツ(heritage/gore-tex)防寒を兼ねて
・帽子:ハット、ウールキャップ(mammut)、ネックウオーマー、バラクラバ/メリノウールEXP(mont-bell)
・往復+カトマンズ散策用:衣類(長袖フリース+トレッキングパンツ/finetrack)+下着1セット、ホテルでのパジャマ(スウェット上下/UNIQLO)
・シュラフ:ダウンシュラフ Down Hugger 800 #3Long(mont-bell)、エアマット/ULコンフォート150cm+ピロー(mont-bell)
・サングラス:偏光オーバーグラス ダークスモークSG-605P(AXE)+ケース、首から吊るす紐
・座布団:4つ折りマット(Sirex)

カメラ・Video・バッテリーなど:
・デジカメ:FUJIFILM X10、OLYMPUS STYLUS Tough TG-850、GoPro5、ミニ三脚(Manfrotto)
・モバイルバッテリー:Anker PowerCore 20100+10000、急速充電器(Anker)
・各種ケーブル/コンセントプラグ、予備電池/予備SDカード/予備マイクロSDカード、
・双眼鏡:ライカ Trinovid 10×25 BCA(Leica)
・携帯電話:iPhone 5S

日用品など:
・ヘッドライト:ペツル/TIKKA (PETZL)+予備電池(アルカリ単4電池×6本)
・水筒:テルモス山専用ボトル 0.5L+保温カバー(Thermos)、 ナルゲン 広口1.0L Tritan(nalgene)
・ファーストエイドキット:医薬品、ホカロン、マスクなど
・日用品:ロールペーパー1個、タオル(1~2枚)、シャンプー/石鹸、歯磨きセット、洗濯石鹸/細引き、ウエットタオル
・エナジー補助食品/他:カロリーメイト、粉末ポカリスウェット(1L用×10)、醤油、ティーバック、レギュラーコーヒーパック、ふりかけ

その他:
・本/辞書:ガイドブック+資料。地図、植物本
・日記帳、ボールペン:旅の記録用メモ帳
・その他:腕時計(BARIGO E7)、目覚まし時計、南京錠、湯沸しセット、箸/スプーン、カップ
・保存ビニール袋/タッパー/他:保存袋/タッパー(各種大きさを準備)

以上です。
出来れば全てで20kg以内の重量に押えたいのだが、、、どう考えても無理だよなぁ。絶対に30kgちかくにはなるな。
僕は元来寒がりなので、荷物の中身には防寒着や防寒対策品がけっこう入っているし、カメラやバッテリーなど重量物もあるし、副食などの食べ物類も多いからなぁ。

ルクラまで運び込んでしまえばあとはポーター任せなので、僕はサブザック一つにカメラをぶら下げて、という格好なのだが、国内線の飛行機内に無料で載せられる荷物重量は1人当たり15kgまでだというので、オーバーしないようにしないと。(国際線は30kgまでOKなのだが、、)
昨年のネパールの山旅ではこれほど重装備ではなかったにもかかわらず、羽田で預け荷物を計測した時にそれだけで22kgもあったからなぁ。

日本から着て行く服は上記リストには含まれていないが、それらはトレッキング期間中カトマンズのホテルに預けて置き、戻ってきた時の市内散策や日本に着て帰る用です。
また、トレッキング中に洗濯出来るかどうかは微妙(たぶん出来ないだろう)なので、下着類1セットもホテルに残していかなきゃね。


追記:
ちゃんと揃えると値の張る山用品なのですが、その値段分のありがたさは山で悪天候に見舞われるとか、急激に気温が下がるとかするとハッキリと解ってくる。上のリストでメーカーと品番などを記載したのは、山用品を制作しているメーカーでも「山専用」と「ファッション用」とグレードがいろいろとあるからだ。そういう意味では、山の中では「ファッション用」は役に立たない。

実はカトマンズ市内(特にタメル地区)には多くのアウトドア用品屋さんが軒を並べていて、メジャーな山ブランドのロゴがずらっと並んでいます。しかも、日本で買う値段の半分から1/3以下のものが多くあります。では、わざわざ日本で買わずにそこで買うのが良いのではないか、と思うが残念ながらそうはならない。
安く売られているブランド品?のほとんどはコピー商品、いわゆるパチものだからだ。

パンパンに膨らんで温かそうなブランド物?のマークの入ったダウンシュラフなども売られていて、「-20度対応品」などとに書いてあるものもたくさんある。でも、それらは基本的にはExtreme(生存維持できる限界温度)を表示していることが多いようだ。Confort(快適に眠れる温度)は、+5度くらいなのかもしれない。ダウン製品の性能・保温力は単純に中に入れられているダウン量だけで決まるのではなく、ダウンの質、袋の素材、縫製の仕方などによってぜんぜん違ってくるものだ。

山で着る衣服も同じことで、これは快適性や機能性に直接関係してくるので、やはり信用のおけるしっかりしたブランドのものを(出来れば日本で)購入した方が良い。汗をかいたり、急に気温が下がったりした時に確実に違いが出る。
若い時ならそれでもなんとかなるが、歳を取ると一気にパワーダウンしてしまう。(←これは僕の場合、ということなのだが)

ザックや登山靴などはもっとシビアだ。直接、身体の疲れに影響してくるし、筋肉痛の原因にもなる。トレッキング中に壊れでもしたらそれ以上山行を続けられなくなるので、特に注意して購入する必要がある。
アイゼンやピッケル、ハーネス、カラビナなどは言わずもがな、だ。これはあまりにも怖くて、カトマンズでは僕は絶対に買えないな。

高価なダウン用品やゴアテックス用品、ザック、登山靴などに限らず、コピー品はあらゆるものに及んでいる。比較的安価なナルゲンの水筒にもコピー品があるようで、一見同じような気もするが、独自の(水漏れしない構造の)口のネジ切り形状まで同じなのか?、沸騰したお湯を入れた時に有害なものが溶け出さないのか?など、やはり少し心配が残るのだが、どうなのだろうか?


そういった本格的なもの以外で、主に日本の低山から街なかで使うものなら、カトマンズ市内のアウトドア用品屋さんは魅力的だな。
そうだ、帰りにカトマンズで普段使いのものを買い物して帰ろうっと。

カメラ/ビデオとモバイルバッテリー … Nepal Trekking・WanderVogel2017/11/12

トレッキング・カメラと充電
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ネパールヒマラヤ・クーンブ地方の山歩き。
今回持って行くCamera・Video、それに付随する周辺機器などを並べてみた。


iPhone5s、FUJIFILM X10(+予備バッテリー1個)、OLYMPUS STYLUS Tough TG-850(+予備バッテリー1個)、GoPro5(+予備バッテリー2個)、といったところなのだが、今回それに加えて(写真左上の)モバイルバッテリーを2つ(20,100mAhと10,000mAh)と急速充電器(USB2.4A×2)を追加することにした。

カメラを2台持って行くのはメインとサブという意味合いもあるが、FUJI X10の動作環境が±0℃以上なのに対し、OLYMPUS Toughの方は動作時-10℃~、非動作時-20℃~とより信頼性が高いということもあって、かさ張るが2台持って行こうと思っている。

一方、Gopro5の方はというと、さすがに過酷な条件下での使用を想定して作られているのだろうから大丈夫かな、と期待している。
netで調べるとはっきりした動作環境のスペックは探し当てられなかったが、「寒冷地での使用のために本体にバッテリーウォーマーを内蔵していて、カメラ本体は発熱する仕様となっている」と書いてある記事がある一方で、「-20℃以下の屋外で動作しなかった」という記事もあることから、録画していない時は安易に出しっ放しにするのは危険なのかもしれない。


また、今回初めてモバイルバッテリーを持って行くことにしたのだが、一番こだわったのは信頼性と大きさ/重量についてだ。
トレッキング中はポーターがいるので、すべての荷物を僕が背負うということはないのだが、日本の山でも活躍させることを考えると出来るだけコンパクトであることはやはり重要だと考えた。
netで検索して、ネームバリューのあるメーカーで、かつ一番コンパクト軽量という点で探した結果、前にblogにも書いたように、Anker社の作っているPowerCore 20100とPowerCore 10000、そして急速充電器などを購入した。
(モバイルバッテリー:20,100mAh+10,000mAh=30,100mAh×電圧変換ロス約65%=実行容量は2つ合わせて20,000mAh弱 という感じか)

バッテリーの大きさはそれぞれ、「166mmx58mmx22mm、重量356g」と「92mm×60mm×22mm、重量180g」なので、10000は20100のちょうど半分のサイズ・重さになる。現在発売されているものの中では一番小さくかつ軽量だ。
モバイルバッテリーも価格がかなりお手頃になってきていて、現地の山小屋で有料の充電をしてもらうお金で買えてしまうくらいの価格といえる。
重さにこだわらなければ、出来るだけ持って行った方が良いかもしれない。電気の通じているナムチェでもスマホ充電で200Rs、太陽光頼みの山小屋ではスマホ/フル充電で500Rsにもなるという情報もある。

自分で背負っていくことを考えるとちょっと躊躇してしまうが、僕には歩荷に長けた剛力(ごうりき=ポーター)が付いてくれているからね!


あらためてこうして並べてみると、本体、予備バッテリーなどの他にも、充電器(カメラ用2つはUSB端子から充電出来るように買い足した)や接続コードなどが意外にたくさんあるのに気が付く。う~ん、これは、けっこう重たくなるかも。。。です。

充電器本体はみな100V~240Vまで対応しているので、変圧器を別に持って行かなくても良いのは助かるのだが、それぞれ微妙に大きさやコネクタ形状が違っていたりするので安易に削ることは出来なかった。
コンセント形状も日本と違うので、コンセントアダプターも必要となる。


スマホ1台と小さなカメラ3台を20日間程度動かすだけなのに、こうして見るとけっこうかさ張るものだよなぁ。
ランタンエリアの山小屋のように、その都度手軽に充電が出来ないというのは、それだけでけっこう面倒なものだとつくづく感じた。
今回、充電についていろいろやってみてメモしてこよう。

ちなみに、
iPhone5s(1,560mAh)をモバイルバッテリーから充電すると、残量5%からのフル充電でやはり3時間かかった。1時間あたり500mAhほどの速度ということになる。
そう考えると、GoPro5(1,220mAh)だと2時間半、FUJIFILM X10のバッテリー(NP-50:940mAh)、OLYMPUS Toughのバッテリー(Li-50B:925mAh)はともに2時間弱ほどで1個のバッテリーを充電出来る感じだ。

羊歯萌え・苔萌え・キノコ(菌類)萌え … 畑の収穫・WanderVogel2017/11/11

シダ類の寄せ鉢と青虫
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羊歯萌え・苔萌え・キノコ(菌類)萌え

11月11日(土曜日)、未明からけっこうな雨が降っている。
たまには陽に当てようと、昨日から外に出しっ放しにしていたシダ盆栽・コケ盆栽たち。

シダはコバノヒノキシダやヤブソテツ、タマシダなどあまり珍しくもないのだが、育ててみるとけっこう可愛いくて気に入っている。
何鉢かに分けて盆栽風に植え込んでいて、霧吹きで水分を与えたり日に当てたりと甲斐甲斐しく世話をしているが最近少し元気が無いと感じていた。
よく育ったシダ類をやさしくかき分けながらよくよくチェックしてみると、小さな2匹の青虫が取り付いて盛んに葉や葉柄を食べているではないか。
手でつまみ出して、やさしく退場願った。

シダ類の盆栽に関しては、鉢植えで7鉢近くあるのだが、心配なのは不在中の管理だ。
地植えだと何の心配もいらないのだが、鉢植えとなると毎日の水やりが一番の心配事だ。特に冬の間は空気自体が乾燥しているので、鉢植えの中の土の乾きが早い。
いちおういない間の水やりなど管理を頼んではいこうと思っているが、なかなか難しいだろうなぁ。

畑の収穫・ダイコン、カブなど … 畑の収穫・WanderVogel2017/11/10

畑の収穫
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天気が良く、朝早くに山上の畑に出てちょっと農作業をしてきました。

今のうちに少しでも収穫をしておかないとあとで大変なことになるので、まだ少し小さく細いのだがダイコンとカブを収穫してきました。
ついでに、チンゲンサイとブロッコリーとキャベツもほんの少しだが採ってきた。

地主さんが畑の脇に植えているミカンとキンカンが色付いてきています。
お言葉に甘えて、ミカンをもらってきました。その場で食べてみると、なかなか甘くて美味しいミカンです。
いつも会うたびに何かしらいただいて帰ってくるので、自分で作っている数以上の収穫があります。
ありがたいことです!もちろん、遠慮せずにいつもいただいています!

それにしても今日は朝から風も無く、快晴の空が広がっています。ここは山の上にあるので非常に陽当たりが良い。
夏の陽射しは暑さ百倍でツライものがありますが、冬のこの時期には背中に当たる暖かな陽射しがポカポカしてとても気持ちが良い!

このままここでぼんやりと一日過ごしていたかったが、まぁ、そうもいかず、、1時間ほどで引き上げてきました。
そしてこれから、収穫してきたダイコンたちをどこかに配らないと、、、な。

First Aid Kit ネパールトレッキング編 … Nepal Trekking・WanderVogel2017/11/09

First Aid Kit ネパールトレッキング編
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First Aid Kit のチェックをした。
夏の丹沢向けだった中身を、冬のネパールトレッキング向けに見直し、入れ替えるためだ。

なにかの参考になればと考え、中身を少し詳細に書き出してみよう。
・胃薬:正露丸糖衣A錠(24錠)
・風邪薬:新ルルAゴールド(30錠)
・鼻炎薬:アレジオン(2日分)
・頭痛薬/痛み止め:ノーシン、ロキソプロフェン(10日分)と一緒に飲む胃薬(ムコスタ錠)
・皮膚感染症/傷薬:ゲンタシン軟膏(1本)
・痒み/かぶれ:ピナクール ゲル(鎮静消炎剤)(1本)
・鎮痛消炎塗り薬:ボルタレン ゲル 25g(1本)
・日焼け止め乳液と薬用リップクリーム(各1本)
・消毒用アルコールジェル(1本)
・各種大きさのバンドエイド(十数枚)、伸縮包帯(1本)
・アルミサバイバルシート(1枚)
・うがい薬、目薬、マスク(5枚)
・その他:ナイフ、ハサミ、爪切り、小型ライト、緊急用ホイッスル、ライター/マッチ、綿棒/楊枝、ティッシュ、ソーイングキット
・海外旅行保険証/健康保険証、小額の現金(¥3,000+75US$)

以上を(写真左上の)小型のファーストエイドキットパックに収納する。

高山病予防に効果がある薬「ダイアモックス」や、パルスオキシメーター(指先に挟んで、皮膚を通して血中酸素濃度と脈拍数を測定する装置)などはガイドが持って行くので、僕はあえて用意はしていかないつもりだ。
ダイアモックス自体はカトマンズ市内の薬局で簡単に買うことが出来るが、僕は今までネパールで4,000m以上に何度も上っているが、鈍感なのか一度も高山病の症状が出たことが無いので、今回も大丈夫だろうと思っている。
今回は特に高山病にかからないようなペースで歩くように行程を組立て、要所要所で高度順応日をはさみ、かなり気をつけて計画しているのであまり心配はしていない。


また、この赤いバックの中には入らないがその他に、鎮痛消炎貼り薬 ロキソニンテープ(25枚)、貼るカイロ(20枚)と靴用カイロ(5足分)、乳液(空気がひどく乾燥しているので)、アルコール除菌ウェットティッシュなどを持っていく。
そのほかにも、濡れた衣服を吊るす用のシュリンゲ(細引き10m)やカラビナ、補修用の絶縁テープなども用意する。

医薬品などは、出来れば開けずにそのまま日本に持って帰るのが一番良いことなのだが、いざという時になって肝心な物がない、というのでは何にもならないので、必要な物を必要な量、出来るだけコンパクトに選定して持って行く。


山を登る人、歩く人、旅馴れていれば、自分専用というか経験から導き出された自分なりのファーストエイドキットというものを持っているものだ。
ファーストエイドキットの中身は目的によって持って行くものが変わってくるので、いつも同じということはない。
日本赤十字でやっているような屋外における応急処置等の講習・訓練を定期的に受けている人ならば、その重要性と使用方法等を熟知しているのだろうが初心者でも是非実践しておいた方が良い「山の知識」のひとつだ。

今回上に列記したものは、海外の山歩き用に選定したものなので、当然日本の山登りの際に持参するものとは中身がかなり違っている。
大きな違いは胃腸薬や風邪薬/解熱剤、頭痛薬など病気/予防に対応した薬が含まれている点だ。傷薬も抗生物質が含まれているものを入れている。
また、かさばるのだが、消炎鎮痛剤(湿布、ジェル)やホカロンなども多めに持っていく。
消毒のためのアルコールやウェットティッシュなども海外では「予防」という観点からは必要となるもののひとつだ。

基本的には単独行動時のファーストエイドキット、という位置付けなので、自分のことだけを考えての構成となっている。
2~3人でパーティーを組む時はまた違った品揃えになるだろう。


海外の山歩きで安全上・健康上もっとも需要なことは、起こった後の「対処法」ではなく「予防法」だと言える。
風邪をひかない、お腹を壊さない、高山病にかからない、怪我をしない、体力を落とさない、そういった「予防」こそが最も大切だ。そのためには早め早めの手当が肝心で、ちょっとでもその気配やおそれがあればすぐに対処しておくことがリスクを回避する上において何よりも大切なことがらだ。
その意味では、1日で歩くところを、自分の今の体力を鑑みて2日間かけて歩く、というような決断を的確に出していくことも大切な能力だと言える。


First Aid Kit 丹沢編:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2017/07/30/

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