地盤面より低いベタ基礎立上がりの防水処理 … 第三者監理・検査2012年05月17日

基礎塗布防水
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狭い敷地に木造3階建て住宅を計画しますと、どうしても階高が押さえられたり、1階基礎が周囲の地盤面より低い位置になってしまったり、設計上でもいろいろ工夫をしないと納まらないことになります。

その場合、気を付けなければいけないことは周囲の地盤からのベタ基礎内部への漏水対策です。

通常の基礎コンクリートの施工では、ベタ基礎のベース面と立上がりの2回に分けて日にちを空けてコンクリートを流し込みます。
したがって基礎の打ち継ぎ面には、そこから水が入り込んでこないように止水板(最近では板というよりはゴム系の帯状のもので施工する場合も多い)を入れて漏水に対処します。
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それと同時に、基礎外周部の土に接する部分+α(300mm程度)の高さまで、写真のようなアスファルト系(あるいは樹脂系)の塗布防水材で外側からの漏水をブロックします。(基本的にコンクリートは水を通す素材であると考えておいた方が良いのです。)
このひと手間は非常に重要で、逆を言えばここまでしないと外部からの漏水は止められないということです。

基礎上半分に所々に四角く(黒く)塗られている防水材は、型枠を止めていたセパレーターを取り外した際に残る「セパ穴」と呼ばれる箇所にも防水材を塗っているものです。
(この現場はかなり施工が丁寧できちんとしています。)


加えて基礎内側には床下断熱とは別に断熱施工をするほうが望ましい。
基礎内側の断熱材には湿気などを考慮して、発泡ウレタン系の吹付け断熱材あるいはボード系断熱材でしっかりと断熱することが大切です。


木造住宅の土台敷き検査 … 第三者監理・検査2012年05月15日

床下断熱検査
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木造住宅の施工は、基礎下の地盤改良などの工事から始まって、基礎配筋・基礎コンクリート打設・建て方へと順次 工事は進んで行きますが、一般的に言われている「施工検査」の中で見逃されがちな検査/確認項目に「土台敷き時の検査」があります。

ひと昔前の施工方法と違い、最近の木造工法では軸組(在来)工法であれ2×4工法であれ、1階床組を根太工法で行なうことはめっきり少なくなっています。
少なくなっているというよりは、ほとんど根太工法で施工する現場に出会うことが無いといっても良いでしょう。

多くの工務店や施工会社の今の施工方法は、1階の床組も2階/3階の床組同様にネダレスの「剛床」工法で施工されています。
これは材料のほとんど全てを工場で加工して運んでくるプレカット工法が一般的になったことと、基礎の施工精度が格段に向上していることで根太による床面レベルの調整を考えなくても良くなったことが剛床工法が普及してきた要因なのだと思います。

もちろんそのことで、熟練した施工もいらなくなり、作業の効率化や施工日程の短縮化につながり結果的に施工費を減らすことが出来ることも大きいのでしょう。

施工もそれによってスピードアップし、土台敷き時には1日で基礎パッキンから土台/大引の据付け、床下の断熱材施工、床合板(構造用合板)張りまで一気に行なってしまうことがほとんどです。

土台敷き時の検査では、基礎パッキンの種類や設置位置の確認、アンカーボルトと土台との関係、防蟻剤の塗布の確認、鋼製束の施工検査、そして床下の断熱材の施工検査/確認を1階の床合板が張られる前に行ないます。

この時には、床下のコンクリートスラブ面や基礎の立上がり面などのコンクリート打設後の状況も一緒に目視で検査しておくことで、1日で見えなくなってしまう大事な箇所の確認もしていきます。
不具合があれば(その場で直す時間がなかったとしても)その時に是正指示をすることで、後日の手直しを確実に現場に伝えることが出来ます。

現在の木造工法では、この「土台敷き検査」はいろいろな意味で、とても大切な検査であると考えています。


ジョムソン街道・ムクティナートの光景 1984 … WanderVogel2012年05月14日

ムクティナート・ジョムソン1984
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今日の朝、ポカラ発ジョムソン行きのアグニエアの飛行機が墜落したというニュースが入ってきました。

ポカラ(900m)という町からジョムソン(2,743m)村までは、片道 歩いて7日から10日程度の道のりです。
私が行った1979年でも1984年でも、このルートは全線歩いて行くしか方法はなかったのですが、今では飛行機(プロペラ機)やバス、ジープなどでも行くことが出来るようになったと言います。

カリガンダキ(黒い川)という川沿いに開ける荒涼とした河原をひたすら遡ったところにジョムソンという村はあります。
ここはルートは、古くはチベットとインドをつなぐ隊商の交易道として大層栄えた道でした。

ジョムソンという村自体は特別何もないのですが、そこから2日ほど歩くとムクティナート(3,798m)というチベット仏教とヒンドゥー教の聖地があります。
ですから、この道は周辺のチベット仏教徒やインドからのヒンドゥー教徒たちもお参りに押し寄せる「巡礼の道」ということにもなります。

ムクティナートからトロン・パス(5,415m)というコル(鞍部)を越えるとアンナプルナ山系の北側に出て、マナン、ピサンといった村々へとつながっています。
また、ジョムソンとムクティナートのちょうど中間のカグベ二村から、さらにカリガンダキ沿いに遡ると神秘の国「ムスタン王国」に行くことが出来ます。

ムクティナート周辺には写真のような荒涼とした景色が広がっていました。
標高は4.000m近いので周りには樹木も草もありません。
周囲を取り囲む 雪を頂いている山々は軽く7,000mを越えています。

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・・・不定期に つづく

地元ショートツーリング:自宅近くのマリーナとモノレール … WanderVogel2012年05月13日

地元ショートツーリング
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あまりに天気が良いので、横浜と地元をぐるっと一周して東京まで往復してきました。GHEZZI&BRIAN FURIA

第三京浜を往復しての2時間程度のショートショートツーリングです。
自宅近くに戻ってきて写真を1枚。
高架で延びている線は、金沢八景駅から八景島シーパラダイスや鳥浜のアウトレットモールを経由して新杉田まで行くモノレール線です。

穏やかな湾にヨットや釣り船や屋形船がボケーッと浮かんでいます。
まったくのどかな日曜日です。

今日の暖かい(暑い)陽射しに、レザージャケットのインナーはもう必要ありませんでした。

・・・不定期に つづく

横浜山下公園の氷川丸・機関室 … engine・WanderVogel2012年05月11日

横浜氷川丸機関室
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先日見に行った横浜山下公園に接岸している「氷川丸」の船底近くまで階段を下りて行った先にある機関室です。

そこには3層を突き抜けた巨大なディーゼルエンジンが納まっています。
我々が普段生活していて、大きな船のエンジンなど見る機会などそうそうないので、これには驚きを通り越して感動ものでした。

まさに芸術品のようなエンジンです。
エンジン本体には「B&W」バーマイスター&ウェイン(デンマーク)の刻印が誇らしげに刻まれています。

両舷に2基配置されたエンジンは片舷8気筒で、合わせて16気筒のディーゼルエンジンで船を動かしています。
一部ピストン内部の断面が覗けるようになっていて、感動的なほどマッチョなコンロッドも見ることが出来ます。
最上層にはエンジン上部に付けられた大きなカムと吸排気用プッシュロッドも見ることが出来て、メカ好きにはたまらない。
エンジン始動用と燃料の高圧噴射用に使われる大きな圧縮空気コンプレッサーも隣室に備え付けられています。

すべてがメカニカルで機能一辺倒のデザインは、無駄な贅肉を削ぎ落したアスリートのようにどこまでも美しい。


窓/開口部の先張り防水処理の施工検査 2 … 第三者監理・検査2012年05月10日

窓下先張り防水処理2
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先日書いた窓の下部の先行防水処理のうち、防水コーナー材を使わずに行なうやり方です。

サッシの乗る窓台面と外側に垂れ下がる部分を(アスファルトフェルトの)先張りシートを切り込んで施工し、その両脇角の処理を気密テープで補強し密着させています。

既成品の防水コーナー材を使用しなくても、このようにきれいに施工してあげれば、窓下の防水/止水施工は完璧です。

この施工した大工さんはかなり手慣れているようで、ものの1分~2分でこのようにきれいに作り上げてしまいました。


窓/開口部の先張り防水処理の施工検査 … 第三者監理・検査2012年05月08日

窓下先張り防水処理
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木造住宅の窓サッシを嵌め込む前に行なう先行防水処理です。

外壁壁にアルミサッシを取付ける際には、(軸組工法では外壁構造用合板の施工を省く場合もたまにありますが、、)サッシと木造構造体との隙間に雨水や結露水が入り込まないように防水面での下処理が必要になります。

特にサッシ下端とその両脇角の処理は、重要な箇所ですので、間違いないように施工を確認しておきましょう。
一般的には先張りシートという防水シートで巻き込む方法が多く見られますが、写真のように下部・両脇共に既成の防水コーナー材を使用して施工する場合もあります。

以前のBlog:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2011/03/06/
先張りシートでも既成の防水コーナー材でもどちらにしても、ここはしっかりと防水/止水施工がなされていることが大切です。

外壁周りの漏水の一番の原因はここにあります。

この防水先張りシート施工とサッシを嵌め込んだ後の三方(両脇と上部)の防水(両面)テープ張りの施工さえ間違いなく丁寧に施工されていれば、外壁周りの漏水リスクはグッと軽くなります。


久しぶりの地元産ボンゴレのスパゲッティ … 料理・WanderVogel2012年05月07日

ボンゴレこごみスパゲッティ
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GW連休後半の大潮で地元・金沢八景の野島で潮干狩りをしました。自宅から歩いて行けます。

野島も結構な人手がありましたが、八景島近くの「海の公園」の潮干狩り場はアサリより人の方が多いのでは?と言われるほどの人出だったことを思えば、こちらは昔からある 地元の人にしかあまり知られていない場所なので、空いている方なのでしょう。
採れる貝はアサリの他にバカガイ(青柳)やまんじゅう貝などです。
以前はハマグリも時々採れたのですが、最近はあまり見かけなくなったようです。

というわけで、大量のアサリをこれからしばらくはせっせと食べ続けることになります。 とりあえず、これでもかと大量のアサリを投入したボンゴレスパゲッティを作りました。

新潟から送ってもらった今の季節限定の「こごめ」をトッピングして、彩りも鮮やかに出来上がりました。

夜は夜で、アサリとまんじゅう貝のワイン蒸しだな。


称名寺薪能「土蜘」「長光」 … 能・狂言・仕舞2012年05月06日

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今夜は金沢文庫の称名寺境内の浄土庭園をバックにして行なわれる幻想的な「薪能」を観てきました。
直前の雨で開演が30分程度遅れましたが、薪に照らされた舞台上で繰り広げられる「お能」や「狂言」を舞台間近で見せてもらうことが出来ました。

演目は地域の子供達の連吟「放下僧(ほうかそう)」で始まり、同じく地域の方による連吟「六浦(むつら)」があり、次に本職による同じ演目の仕舞いが演じられました。
「放下僧」は金沢八景にある瀬戸神社でかたき討ちをした兄弟のお話、「六浦(むつら)」はここ称名寺を舞台にした楓の精の物語で、いずれも地元に根ざしたお能の題材です。

狂言は「長光(ながみつ)」で、会場を大いに涌かした後に、薪能ハイライトのお能「土蜘(つちぐも)」が演じられました。薪の揺れる光に照らされた屋外舞台独特の雰囲気に包まれ大変感動的でした。
私の座った場所は、ソデから舞台まで延びる橋掛かりの前から2列目の桟敷席でしたので、舞台も橋上も間近に見える最高に良い席でした。

若い頃から歌舞伎や狂言は東銀座の歌舞伎座や千駄ヶ谷の国立能楽堂に通ってよく観に行っていましたが、「お能」はあまり馴染みがありませんでした。
しかし今夜は演目が良かったのと、薪の光の元で繰り広げられるという舞台性も手伝って、楽しく感動的なひと時を過ごすことが出来ました。

すっかりとりこになってしまいました。

(撮影禁止のアナウンスがあったようでした… すみません、その時は気がつきませんでした。小さな写真でも撮影はNG)


三渓園・聴秋閣と臨春閣を見に行く 2 … WanderVogel2012年05月05日

三渓園 臨春閣内部
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三渓園の特別開放のもうひとつの目玉である「臨春閣」は、大らかにひろがる池泉を持った庭を前に、桂離宮のような雁行型をした建物配置で造られ、端正でリズム感のある造形美を見せています。

室内も同様に数奇屋風書院造りの手法でデザインされていて、大胆な構図で狩野派によって描かれた襖絵によって空間を一層引き締めています

一般的な解説や説明はガイドブックにまかせるとして、それ以外で面白かったのが二階に上がる階段の入口周りのデザインです。

上の写真がそれですが、火頭窓のような形のフレームが、まるで舞台のプロセニアム・アーチのように空間領域を区切っていて、二階への階段が異空間への入口であるかのような心理的な印象を与えています。

隙のない数奇屋風(シャレではないですよ)書院造りの中にあって、フッと息の抜ける仕掛けです。
デザイン的に大変うまい、楽しい工夫がされているのに感心しました。


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