玉ねぎの収穫と長ネギの種取り … 畑仕事・WanderVogel2016/05/25

長ネギの種を収穫
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仕事の合間を縫って山上の畑に出かけて来ました。今日は、ムラサキ玉ねぎを収穫してきました。

このところ雨が降らないので、夏野菜にたっぷりと水をやって、ネギ坊主の花の部分を刈り取って来ました。
長ネギは種を採取して、自宅でプランターで苗にしてからまた畑に植え替えます。

スーパーで買う長ネギよりも、畑で作る長ネギの方がみずみずしい気がします。
(自分で言うのもなんですが)ほんと美味しいです。

サツマイモの種イモを植えて、植え替え用のツルを取ろうと思って種イモを買いに行ったのですが、1~2週間遅かったか(先日行った時は売っていたのに…)、予約をしてくれ、ということで、とりあえず苗ツルを予約してきました。
あまり多く作り過ぎるとまた始末に困るので、植えるツルは20本くらいでいいかな。

6月に入れば、今植えているジャガイモが収穫出来ます。
それも楽しみです。

共生の姿にもいろいろあるもんだなぁ … 自然観察・WanderVogel2016/05/23

ケヤキハフクレフシ
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この時期、ケヤキの葉っぱの上で良く目につく「虫こぶ」です。ハナイカダの実ではありません。

ケヤキの葉に寄生する、その名もズバリ「ケヤキハフクレフシ」です。

フシをナイフで切り裂いて中を覗いてみると、小さなハエのような羽根の生えた成虫がたくさん入っていました。ケヤキヒトスジワタムシという虫です。
ケヤキヒトスジワタムシは、ケヤキの葉に虫こぶを作るワタムシ属のアブラムシです。

羽根の生えた虫は、5月から6月にかけて虫こぶを脱して、近くに植わっているタケやササの根元に潜り込むのだそうです。
図鑑を調べると、一次寄主(宿主)がケヤキで、二次寄主(宿主)がイネ科のササ類やタケ類だと書かれています。
つまり、この二つが近くに隣接して植わっていないと、このケヤキヒトスジワタムシは生きていかれないということになります。

この時期、虫こぶを脱したケヤキヒトスジワタムシは、ササの根元付近に移動してしばらく寄生した後、秋(10月ころ)になると再びケヤキの木に戻ってきて、樹皮の下などに卵を産むのだそうです。
卵はそのままそこで越冬し、春に孵化して、芽吹いたばかりの柔らかいケヤキの新葉にフシ(虫こぶ)を作ります。

一次寄主(宿主)になるものには、ハルニレやアキニレ、エノキ、ムクノキなどニレ科の樹木がありますが、それぞれに別の虫たちによってそれぞれ固有の虫こぶが作られています。実際には科に関係なく、あらゆる樹木で虫こぶや見られます。そしてそれぞれが異なる虫によって虫こぶは作られます。


寄生して住み暮らす虫の方にしてみれば、虫こぶは何とも便利な「宿」と言えますが、寄生された宿主にしてみるとどうなんでしょうかねぇ?

虫こぶを勝手に葉の上に作られて、その上に養分までも断りも無く?吸われている「寄主・宿主」のケヤキの方は、かなり迷惑なことだろう、と想像しますが、実際にはたいした実害も無いのでしょうね。
宿主のケヤキも特別に彼らを攻撃するでも無く、何となく共生しているようにも思えます。

まったく自然というのは面白いものだ!

エゴノネコアシフシ:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2015/09/07/
マタタビミフクレフシ:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2015/08/14/

夕方、近くにある鷹取山を散策してきました … 自然観察・WanderVogel2016/05/22

ウツギの花と磨崖仏
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夕方、近くにある鷹取山に散歩がてら登ってきました。

ここは京急の追浜駅の裏手に位置していて、家からも歩いて行ける距離にあります。
暑い時間帯を避けて、夕方少し陽が陰ってきてから行ってきました。
昨日、六国峠ハイキングコースを歩いた時はウツギの花はあまり見られなかったのですが、ここ鷹取山ではウツギが満開でした。

鷹取山は山塊全体が凝灰岩(大谷石と同じような感じの石)で出来た岩山で、古くから山を削って石材が切り出されていたこともあって、今でもその名残りをたくさん見ることができます。
垂直に切り出された石切り場は、岩登りの練習ゲレンデとして山屋には昔から有名です。
今でも休日ともなるといくつもある垂直の壁にロッククライマーが何人も取り付いて練習をしています。

昔は若手が多かったゲレンデも、最近ではどう見ても定年を越したであろうというお年を召した、熟年のロッククライマーばかりが目に付きます。

バイク乗りといい、山登りといい、若者の姿が少ないように感じるのはどうしたことだろう?

畑脇の薮にコガタスズメバチが巣を作っていました … 自然観察・WanderVogel2016/05/20

コガタスズメバチの巣
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畑脇の薮の中にトックリバチの巣のような蜂の巣がありました。

近くに作った蜂がいないかしばらく観察していたのですが、見当たりません。
飛んでいる蜂の姿を見ていないので、どの蜂がこれを作ったのか確かめられませんでしたが、トックリバチにしては巣が大きい感じがします。もしかすると、コガタスズメバチの巣かもしれません。

帰って調べてみると、5月頃にこのようなとっくり型の巣(初期巣)を作るのは、コガタスズメバチの可能性が高いようです。
巣は秋にかけてどんどん大型化していって、最終的には100匹以上の蜂が棲む大きな巣になる。
それほど凶暴ではないが、より人間の住居近くに営巣するケースが多いため、刺傷被害は非常に多い。
垣根の中や生い茂った藪の中、家の軒下などに巣を作る、と書かれていました。

体長は22〜27mmとありますので、コガタと名が付く割に実際にはそれほど小型ではなく、むしろキイロスズメバチなどよりも大きいくらいです。
どうやら、容姿がオオスズメバチに似ているので、それと比べると「コガタ」と言うことのようです。

だとすると、かなり恐ろしいではないですか、、、 良かったぁ〜。変なイタズラしなくて。


巣は近くから集めてきた泥や土で作られていて、口と手足を使って上手に作っていきます。

近くで見ていると危険なことはわかっていますが、巣の表面に浮かび上がる横目模様が何とも美しい。

昆虫には決まった食草や食樹があります … 自然観察・WanderVogel2016/05/19

クズの葉の上のコミスジ
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昆虫にはそれぞれ決まった食草・食樹というのがあります。

良く知られているところでは、アゲハチョウの仲間はミカン科の樹に卵を産み、幼虫はその葉を食べて育ちます。
といってもすべてのアゲハがミカン科を食樹としているかというと、決してそうでもなくて、キアゲハなどはセリ科のセリやニンジンやミツバを食草としていますし、アオスジアゲハはクスノキ科のクスノキやタブノキ、シロダモなどを食樹としています。
春の蝶でお馴染みのモンシロチョウの幼虫は、キャベツの葉を食い荒らしますし、モンキチョウの幼虫はシロツメクサやレンゲソウを専門に食べて育ちます。

というように、けっこう昆虫は極度の偏食といえます。それだけ、植物との結びつきが強いと言うことですね。
その植物が姿を消してしまうとそれに依存している昆虫類も生きてはいられないと言うことです。

写真のタテハチョウ科のコミスジという蝶は、マメ科のクズやフジ、ハリエンジュ(ニセアカシア)などを食草としています。
この写真を撮った時もクズの葉に留まっていました。
クズと言えば「コフキゾウムシ」のクズの葉の縁に出来る食べ跡が特徴的ですが、コミスジの幼虫の方はもっと食欲旺盛で、主脈を残してあとはきれいに食べ尽してしまいます。

もっとも、食べられるクズの方はその何倍も繁殖力が旺盛ですので、いくら食べても減ることはありませんけどね。

雨の降った翌日はキクラゲを採りに … 自然の味・WanderVogel2016/05/18

キクラゲ収穫
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早朝の散歩、昨日けっこう雨が降ったので、こういう日は散歩のついでにキノコ狩りをして帰ってきます。

近くの公園を往復するついでに、森の中にちょっと踏み込んで、ほんのちょっとだけキクラゲを取ってきます。
キクラゲを乾燥させて保存する人もいますが、雨が降ればほぼ一年中収穫出来るのですから、1~2回で使い切るくらいをちょこっと取ってくるのが良いでしょう。採ってきたキクラゲは、ざっと流水で洗って冷蔵庫で保管して、2~3日で食べ切ってしまうのが正解ですね。


キクラゲの種類は何種類かありますが、神奈川県南部・丹沢周辺ではアラゲキクラゲとキクラゲが良く見られます。金沢八景でも同じです。
今朝は、アラゲではなく普通のキクラゲを採って帰りました。
たんに手の届く範囲にちょうど生えていて、簡単に採ることが出来た、というだけのことですけどね。
乾燥したものをもどして使うキクラゲも美味しいですが、生のものはよりプリプリとした食感が味わえます。


キクラゲの仲間には、キクラゲ科キクラゲ、キクラゲ科アラゲキクラゲ、キクラゲ科ヒダキクラゲ、キクラゲ科コクロキクラゲ、ヒメキクラゲ科タマキクラゲ、シロキクラゲ科シロキクラゲ と多くの種類がありますが、総じてみな食用に適しています。
そのなかで、ヒメキクラゲ科ヒメキクラゲだけは、他のものと違い黒い色をしている。毒と葉書かれていないので、食べられるようなのだが、完全に毒キノコのクロハナビラダケと間違わないように少しだけ注意が必要です。

切り株や玉切りした倒木、枯れ枝などに繁殖するキクラゲ類は、雨の翌日になると一気に現れるが、翌々日には乾燥して消えてしまいます。

また、放射能の影響は調べていないので解りませんので、可食かどうかはあくまで「自己責任」ということですね。

よく見ると足元にも面白い自然の生態が広がっている … 自然観察・WanderVogel2016/05/17

アメリカフウロの種
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フウロソウの仲間、アメリカフウロ

ゲンノショウコと並んで公園や畑の脇などでよく目にする雑草のひとつです。
名前からも解るように、もともとは北アメリカが原産の一年生の草本です。
入ってきたのは昭和になってからと言いますので、外来植物としては新参者ですが、他の帰化植物同様に旺盛な繁殖力であちこちで目にします。

日本に古くからあるゲンノショウコと同じように、面白いのはその種の飛ばし方です。
写真は種を飛ばしきった後の姿ですが、クルッと反り返った4本~5本の板バネのような仕組みで、種子を遠くに弾き飛ばします。

野山の散歩の最中に足元に気を付けて歩いていると、花が咲き、実になり、種子を飛ばす、という一連の姿を見ることが出来るので、そんなところも身近な自然観察の面白さなんだろうと思います。

小粒ながら目立っていたオカタツナミソウの花 … 自然観察・WanderVogel2016/05/16

オカタツナミソウの花
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一昨日行った六国峠ハイキングコース上でまとまって咲いていたオカタツナミソウの花。

タツナミソウも細かく種類が分かれていて、その同定はなかなか肉眼では判別出来ないほどです。
コバノタツナミソウは葉の大きさである程度確認出来ますが、タツナミソウ、オカタツナミソウ、ヤマタツナミソウの3種の同定はルーペを使って茎部分の細かい毛の生え方を確認する必要があるように図鑑には書き込みがあります。

しかし、その微妙な違いはいくつか実際に見てみて場数を踏んでいかないとなかなか正確に区別出来ないものですねぇ。
植物観察はまったく奥が深い世界です。

けっこう身近にたくさんあるツル性植物 … 自然観察・WanderVogel2016/05/15

テイカカズラの花
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今月末の土曜日に行われる森林探訪の下見に行ってきました。

今回は六国峠ハイキングコースを通り能見堂跡、金沢自然公園、横浜自然観察の森に向かって山道を歩くちょっと長めの散策コースです。
ウツギやコゴメウツギ、マルバウツギ、ハコネウツギなどの春の花はもう終りかけていて、ちょっと花の少ない時期かな。
エゴノキの星のような花もあらかた散ってしまって、山道を埋め尽くしていました。

そんな中、目立っていた花たち:ヤマボウシの白い花(萼片)、ナルコユリの群生、オオバウマノスズクサの変わったかたちの花、山道でやけに目立っていたオカタツナミソウの花、葉の下(地面近くに)花を咲かせるカントウカンアオイなどなど

住宅地に近い緑地・里山道でツル性植物がどれくらいの種類 実際に見られるのか試しにカウントしてみたら、なんと40種類ちかくも確認出来ました。

今までそれほど気にしていなかったですが、あらためてこうして数え上げてみると、ツル植物って、けっこう身の周りに多いものです。
昔の人がツル植物を積極的に有効利用してきたわけが解る気がします。

実際に確認出来たツル性植物たち:クズ、フジ、キヅタ、スイカズラ、マルバツルグミ、ナワシログミ、ミツバアケビ、トゲナシサルトリイバラ、サルトリイバラ、オオツヅラフジ、アオツヅラフジ、ヤマブドウ、センニンソウ、ヤブガラシ、アケビ、テイカカズラ、オオバウマノスズクサ、ナツヅタ、ヤマノイモ、オニドコロ、カラスノエンドウ、ノササゲ、シオデ、ツルニンジン、サネカズラ、ツルマサキ、ヒヨドリジョウゴ、サルナシ、ツルカノコソウ、ナワシロイチゴ、ジャケツイバラ、ボタンヅル、イタビカズラ、コボタンヅル、ヒルガオ、アカネ、ノイバラ、ヤエムグラ、などなど

近くの自然公園に咲くオオバウマノスズクサの花 … 自然観察・WanderVogel2016/05/14

オオバウマノスズクサの花
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近くの自然公園で見つけたオオバウマノスズクサの花です。
変わった形をした花です。

ツル性の葉の裏側でひっそりと咲いているので、人にとってはぜんぜん目立たない花なのですが、共生する虫たちにとっては「目立つ花」なのでしょうね。
なぜこんな形をしているのか、植物の進化の不思議です。

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