樹林帯に隠れていたのはベニチャワンタケ? … 自然観察・WanderVogel2017/03/03

ベニチャワンタケ?
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西丹沢の沢で見つけたこの写真のキノコは、ベニチャワンタケ?

ベニチャワンタケ、本来は名前のように上を向いた茶碗のような形状に育つのですが、木の枝など何かが邪魔をしてこういった形に変形して育ってしまったのでしょうかねぇ?

そういえば前にも同じようなキノコ(ベニチャワンタケ)を見つけたよなぁ、っと 過去の写真を調べてみると、確かにありました。
昨年の秋、箱根「飛竜の滝」の滝下で見かけたベニチャワンタケ?
その時はそう思ったのですが、今回調べ直してみるとあれはどうやらベニチャワンタケモドキだったように思います。
ベニチャワンタケモドキ??:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2016/09/22/

一昨日見つけたこちらの方が、本当のベニチャワンタケのようですね。
外側に白い毛がたくさん生えていて、外側が少し白っぽく見えるのがベニチャワンタケで、モドキのほうは逆に外側が無毛で内側同様に鮮やかな紅色に見える、ということのようでした。

ただ、どちらも夏から秋口にかけて見られるキノコ類、ということみたいで、初春のこの時期に見られたという点にいささか疑問が残りますが、、。
う~ん、キノコの同定は難問揃いです。 でも、面白いなぁ!


渓流沿いの樹林帯の斜面を高捲きしている時に目に飛び込んできたキノコですが、茶色一色の落ち葉の中に見えたこの鮮やかな紅色は、その形状とも相まってとても妖しい雰囲気を振り撒いていました。
すごく雰囲気良かった!

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