森で見つけたサネカズラの花と若い実 … 自然観察・WanderVogel2014/08/31

サネカズラの花と若い実
- -
今日(日曜日)は前回とは別の横浜市内の小学校の自然観察会の下見に行ってきました。

西丹沢の山中にある観察の森の中で、サネカズラ(マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本で、雌雄異株)の花と若い実を見つけました。

サネカズラ(実葛・核葛)は、別名ビナンカズラ(美男葛)とも言いますが、名の由来はその昔、枝皮の煮汁からとられた粘物質を男性用の整髪用に使用したことからきているそうです。
枝皮の粘液は(ノリウツギ同様に)紙漉きや絹の糊付けなどにも利用されていたようです。


写真上に見える(ちょっとピンぼけですが)丸くて表面にツブツブが見える球体がサネカズラの実で、下に咲いている中心部が紅色した黄色い花が雄花です。

葉っぱだけを見ると何てことない常緑の葉があるだけに見えましたが、葉をかき分けて下から覗き込むと可愛らしい花や実を見つけることが出来ました。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2014/08/31/7425575/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

アクセスカウンター