アサザの花・横浜自然観察の森 … 自然観察・Volunteer2017/06/22

アサザの花
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横浜自然観察の森、ヘイケボタルの池近くに作られた観察湿地に咲くアサザの花

漢字で書くと「浅沙」と書き、別名をハナジュンサイ(花蓴菜)と呼ぶのは、葉がジュンサイに似ているからだと言う。
ヒツジグサ(未草:スイレン科スイレン属)と同じように浮葉性の水草で、水底に張った根から長い葉柄を伸ばして水面に葉を浮かせ、花を立上げる。

アサザの繁殖方法は、根と言うか枝(走出枝)を出し切り離して増えていく方法(クローン)と、普通の植物のように種子から増えていく方法の2種類ある。
水面にたくさん葉っぱが浮いているように見えるが、水底の根でつながっていて、ひとつの個体だったりする。

花は晴れている時しか咲かないのだそうで、曇りや雨の時は閉じているのだという。
この梅雨の時期の晴れているときにしか見られない貴重な花だ。

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