新しいMacBook Airを購入 … NoteBookComputer2021/11/06

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長いこと日々酷使していた旧MacBook Airがとうとう壊れてしまった。
朝、作業をしていて急にネット環境に不具合が起き、以前より挙動がおかしかったこともあって完全に停止してしまう前に今作っている分のバックアップだけでもを取っておこうと外部ディスクを接続した途端にフリーズ。その後は全く制御不能に陥り、再起動も出来ず、立ち上がることは無かった。

ここ数ヶ月、予兆らしきものは感じられ、薄々もうダメかもな、という諦めは持っていたので、クラッシュから1時間後には近くの電気店で新しいM1チップ内蔵のMacBook Air 13inch(内部ストレージ=256GB、8GB内蔵memory)を購入してきた。税込で11万円ちょっとという値段だった。最近の事情はよく分からないが、以前と比べるとノートパソコンの値段はすごく安くなっているように感じる。
もちろんスペック的には全然問題ない、というか旧型に比べると格段に高性能で、今の僕の使用状況を考えるとこれでも十分にオーバースペックだろう。
Retinaディスプレイは今までのものより数段美しく、内蔵スピーカーの音質も厚みを増して格段に性能が向上していた。


今まで30年以上、建築の設計で取っ替え引っ替えコンピュータを毎日酷使してきたが、まともに使えるだけの機能を持たせたMacパソコンはとても高くて(当時の物価で1台30万円から50万円以上した)そう簡単に買えるものでは無かったのだ。今まで使っていた旧MacBook Airあたりから価格の割に高性能になってきた気がする。
その前のMacBook Proも30万円以上したし、それ以前の何台ものMacのデスクトップ型はもっと高かったが、その割に性能は今と比べると貧弱なものだった。なので、当時はそのパソコンが持っているパフォーマンスを最大限引き出し(時には、仮想メモリなどという今となっては「死語」の手段も使い)、そうとう負荷をかけながら作業をしていた感がある。

今では、この性能のパソコンが10万円そこそこで買えるのだから、全く良い時代になったものだ。スマホ同様、テクノロジーの進化は凄まじいものがあるなぁ。


話は戻って、
パソコンの初期設定作業は以前に比べると、気が抜けるほど簡単になっていたのにまずはびっくりした。
MacBook Air側で打ち込んだ個人IDをコンピュータが認識すると、日頃使っているiPhoneと同期、住所録や写真、スケジュール帳、メモ帳などのデータと各アプリケーションのログイン情報などが瞬時に取り込まれた。(クラウド上のデータなので当たり前と言えばそうなのだが、、)

メール設定も以前と比べると格段に簡単になっていてセキュリティ上大丈夫なのか?、と逆に心配になったほどだ。

データ等の移行作業で戸惑った点があったとすると、USB端子の形状が違っていたことくらいだ。
新型MacBook AirはUSB4(type C)という形状のものが2つ付いているだけで、そのうち1つは電源に繋げるので、外部端子は実質1つだけということになる。数のことは何の問題もないのだが、今まで使っていた外部デバイスなど周辺機器を接続するためには、古い形状のUSB端子とUSB -C端子とを接続するコネクターが必要になる。これは¥1,200程度で買えた。

今まで使っていたmacOS10.7.5はすでに時代遅れになっていたので、これでやっと最新OS(macOS Monterey 12)でサクサク使えるようになった。
ついでに、iPhone11の方も新しいiOS15にシステムをアップグレードしたのだが、iPhoneとMacBookとのシームレスな繋がり具合にもちょっと驚かされた。
パソコン側でコピーをすると、離れたiPhone側でそのままペースト出来るのね! ビックリした!


というわけで、朝、旧型のMacBook Airがクラッシュして、10時過ぎに新しいMacBook Airを買って帰り、お昼には今までと同じ環境で作業が出来ている。
以前であればこれら諸々の複雑な移行作業で丸1日無駄にしたものだったが、本当に時代は老人にも優しくなってきているのだなぁ、と感じた一日であった。

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