新緑の三渓園・聴秋閣 … 建築の旅・WanderVogel2013/04/10

新緑の聴秋閣
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「亭榭(ていしゃ)」と呼ばれる橋上から見る、新緑をバックにした「聴秋閣」
(榭という漢字は「屋根のある東屋」を指すが、確かにこの橋の中央には屋根を持ったあずまや風のものが付いている。)

秋の紅葉の中に溶け込む姿が美しいことから、三渓から聴秋閣と名付けられたというが、バックの自然の山水を模した新緑の季節もまた素晴らしい。

今日は三渓園に建っている建物がメインではなく、園内に植えられている数十種類の樹木や草花を観察する会に参加して、この季節を特徴づける草花を解説してもらいながら見て回りました。
桜の花の季節も終わり、水辺に咲くショウブやカキツバタなどが咲く前のこの時期に見られるものは、湿気のある土地に咲くシャガやキランソウ、リュウキンカ、コウチャクソウ、シジミソウなどの草花です。

珍しいところでは少し不気味な色/姿をしているウラシマソウなんていう花も見頃を迎えていました。

といっても、建築設計を生業にしている私としては、眩しいほどの新緑の中に建つ数々の名建築を眺め歩くこと、これこそが何と言っても一番の贅沢でした。

以前のblog:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2013/03/17/

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