平潟湾沿いの公園のヤマモモの木 … 自然観察・WanderVogel2014/03/13

ヤマモモの木
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金沢八景駅から平潟湾沿いに野島の方へ少し歩いたところにある公園にたくさんのヤマモモの木が植えられている。
公園樹ですので、たくさんの果実がなっていても誰にも食べられず、ただ地面に落ちてしまうだけではやはりもったいないですね。

ヤマモモは本州の関東よりも南西部の暖地・沿岸域に生育する常緑の樹高10mほどの高木です。
樹形が整っていてきれいで、常緑照葉樹の葉は光沢があって美しく、おまけに病害虫にも強いということから街路樹・公園樹として植樹されることが多いようです。

花はこの時期(3月〜4月)に枝先に開花しますが、花自体は目立ちもせず華やかさもない、あまりぱっとしない花です。

夏(6月〜7月)になると、独特の松ヤニのような味をした美味しい黒赤色に熟した果実が枝先に鈴なりになります。
雌雄異株なのですが、雄株が近くになくても何故か実がなるようです。
(といっても、やはり近隣に雄株がないと結実しにくいようですが、、)

果実は日持ちがしないので、お店などに流通・販売されることは少なく、地元で消費されるのがほとんどなのだそうです。
ジュースやジャム、シロップ漬け、ヤマモモ酒などにするそうです。
今度作ってみようっと。

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