光る泥だんご・地産地消WSについて … 手仕事・Workshop2016/05/31

光る泥だんご3部作
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ここ数日バタバタしていて、Blogの更新もサボってしまいました。

先日、練馬区にある「自然工房 めばえ」というところで行われた、土の田村先生による「光る泥だんご」のワークショップに参加してきました。

写真右上の真っ黒いのが(炭色の下地の上に藍色を載せてます)、今日作ったものですが、こうして見ると、、個性的と言うか何と言うか、、、まるで塩原太助の炭団(たどん)のようになっちゃったなぁ、、

僕が先生から「光る泥だんご」作りを習っている目的は、地元「丹沢」の土を使って「光る丹沢泥だんご」が出来ないか、とずっと思っているからなのですが、何年かけても今一歩踏み出せずにいます。自分で考えているような面白い色をした土がなかなか探し当てられないですよ。

先週も一日、丹沢山中の森林整備のフィールドで仲間たちと下草刈りをしていたのですが、別のことで頭がいっぱいで、土を探すことをすっかり忘れてしまっている始末です。
土探しの代わりに、森林整備では邪魔者扱いのアケビの蔓(ランナー)をたくさんゲットしてきました。それはそれでありがたかったですよ。
それを使って、丹沢産の丹沢オリジナルのアケビ籠を作っていけますからね。


とりあえず、1年に1個くらいのペースで、土の田村先生に教えを請いながら作り方を学んできた「光る泥だんご」3部作の写真を載せておきます。

光る泥だんごを作るイベントはけっこうあちこちで行われていますが、田村先生の実践しているものは、日本の左官・土壁塗りの伝統技法をベースにしているところが違っている点かと思います。
理論的に伝統技法の延長線上にあるということが、ものづくりの奥行きの深さにつながっていると理解しています。

泥や土に直接触れて泥だんごを捏ねて作るという過程ももちろん大切ですが、その培われてきた技法、伝えられてきた地域の歴史、受け継がれ伝え続けてきた左官職人集団の話などを一緒に理解していくと、自分の作った物がもっともっと愛おしく感じられるものです。
むしろその方が大切なことなのかもしれないなぁ、と僕は感じています。

次回は使えそうな丹沢の土を探して「光る丹沢泥だんご」作りにのぞみます。
面白い土が探し当てられなければ、土以外のもの(今回使った藍のような染色材料とか和紙を入れ込むとか?)で作ってみるのも、丹沢らしいオリジナリティーという意味では良いのかもしれないなぁ。
そうなると、伝統技法と離れ過ぎか・・・

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