山菜採り・今年はウバユリの美味しさに感動 … 山菜料理・WanderVogel2017/05/02

ウバユリの新葉
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先日の土曜日に丹沢山中で行なった、山菜採り+山菜料理を食べる会、ですが、今年は新しい発見がありました。

歳とともに味覚(好き嫌い)にも変化があらわれて来るのか、山ウドやタラの芽などを押しのけて、採った20種の山菜の中で「ウバユリ」が一番印象に残りました。
毎年、何らかのかたちで山菜狩りをして調理して食べる、というようなことをやっていますが、僕の中では今までこのウバユリは影の薄い存在でした。
でも今年は、ものすごく美味しく感じられました。何でだろう?

厚みのある大きな葉は山菜のわりに臭みもアクも無く、むしろ甘みがあって、茹でただけ、少し衣を付けて揚げただけでも美味しく食べられます。
球根も同様に大きさこそ小振りなのですが、ユリ根みたいで(まぁ、ユリ根なのですけど…)とても美味しかった!

丹沢大倉の山中にはけっこう群生して生えているので、ムキになって探さなくてもけっこう向こうから目に飛び込んできます。
大きな葉をしていますので、見つけやすいです。たまに昨年の朔果(さくか)がポツンと残っていたりしますので、余計に探しやすかったりします。
また、特徴的な形なので、他の葉っぱと間違えるようなことも無いでしょうね。

神奈川県の山中では僕の大好物の「こごめ」を見ることがありませんので、それが毎年残念なのですが、今年はウバユリがヒットでしたので、また行って採ってこようっと!

ちなみに、ウバユリの名前の語源は、花が咲く時期には葉が枯れてしまっていることを、「育てた娘が花盛りとなる頃、葉(歯)が無くなる」という意味に引っ掛けて「乳母百合」「姥百合」という名が付いた、なんて言われていますが、失礼な話しですね。(まぁ、これには諸説あるようですけど)
実際には、花が終っても葉っぱが全部無くなっているなんてことはなくて、けっこう秋口まで残っています。

でも、食べるのなら新葉の出たばかりのこの時期だね!

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