やどりき水源林で見かけたキノコたち2 … 自然観察・WanderVogel2017/10/04

キショウゲンジ
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やどりき水源林内で見かけたキノコらしいキノコの姿。

キショウゲンジというフウセンタケ科のキノコだそうだ。漢字では「黄正源寺」と書くそうですが名前の由来は?です。
netで調べると、「傘の色は、ジョウゲンジでは明るめの黄土色ですが、キショウゲンジは黄色味が強くなっています。放射状のシワはショウゲンジと同様。
しかし、表面が黄色い綿くず様の破片でおおわれています。」とあり、まさしくその通りの表情をしています。
ジョウゲンジとは属が違うということなので、キショウゲンジは単に色が違うパターンというわけではないようです。

キノコ全般に言えることですが、キノコの色の違いは個性と言うか育つ環境や時間によってかなりの変異が見られるので、かなりの経験と習熟が必要だと感じました。
う~ん、キノコは植物以上に難しいものだなぁ!(口に入れるとなると、それこそ生半可な知識ではほんとに命取りになりそうです。)

このキショウゲンジ、有毒ということではないようですが、はっきりと「マズい」と書かれている書き込みもありますので、食するに値する価値はどうやらないのかもしれません。

対してショウゲンジのほうは、昔から食用キノコとして人気が高いといいますから、ちょっとの違いで属も違えば評価も分かれてしまう。

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