震災調査・構造スリットの破壊 … 地震被害調査2011/03/17

構造スリット部分の破壊
- -
別の建物の基礎上でのクラック。

構造スリットの形に添って、みごとに(?)破断したことを示す写真です。

一見するとひどい損傷、危険なヒビ割れに見えてしまいますが、この部分は4面(上下左右:壁面の四方向全て)スリットという構造になっていて、あらかじめ柱や梁・基礎といった構造架構とは構造的に縁を切ってあります。


簡単に言うと、大地震のような強い外部応力を受けた時には、この部分が切れて構造上主要な柱・梁・基礎には余分な力がかからないように逃がしてあげるような仕組みになっています。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2011/03/17/5747981/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

アクセスカウンター