Moto Guzziという選択は?しかもGhezzi&Brian Furia2007/12/18

Ghezzi&Brian Furia
イタリアのモトグッチは不思議なバイクである。と言うよりは不思議なメーカーだ。
世界中に二輪車メーカーはたくさんあるが、どこのメーカーでも数種類のエンジンタイプを持っているのにモトグッチは基本的に1種類だ。昔から変わらずOHV(オーバーヘッドバルブ)2バルブの縦置きV型2気筒エンジンをあえて選択している。(昔はOHC4バルブなんていうのもあったが…) かといって、ほかの個性的なバイクメーカーのように(たとえば、MVアグスタやベネリやビモータなど)ごく限られたマニアックなエンスー達を相手にしているわけではなさそうなのである。

日本で外国製のバイクといえばダントツにハーレーダビッドソンとビューエルのアメリカン連合軍だ。次いで独BMWが追走し、イタリアンではなんといってもドゥカティだ。モトグッチなんてメーカー名さえ知らない人が多いだろう。
(経営難からアプリリアの傘下に入ったことでドゥカティとは兄弟になってしまったが…)
モノづくりを前面に出して質実剛健(むしろBMWか)を売り物にしているわけでもない。取立てて速いわけでもないし、洗練されたデザインというわけでもない。それなのにMAGNI(マーニ)などの極小バイク工房は好んでこのモトグッチエンジンを自分のオリジナルフレームに組み込んで個性的なバイクに仕上げている。
僕のバイクもイタリアの小さな小さな工房でV11というモトグッチエンジンを載せて少数生産されたものだ。これもこれで個性的と言えば個性的なバイクだ。
さすがに今時キャブレター車ではないがエンジンの振動でマフラーははずれるし、ミッションケースのシールは切れるし、エアフィルターなどは自分で替えるなんてあきらめるくらい複雑だ。機能やデザインのために整備性などまったく無視したつくり。
2002年にはこれを造った本人ジョゼッペ・ゲッツィ氏はMOTOGUZZI本社に引き抜かれてそこでMGS-01の開発を始めてしまった。

バイクという乗り物は“魅力”と“不満”を天秤にかけても、たいがいは“魅”力が勝ってしまうものだ。そこが車の選び方とバイクの選び方の違いなのかもしれない。
では、建物とりわけ“家”の場合はどうであろうか?

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