新潟の現場に設計監理に行って来ました…22007/12/28

20071225_2
雪国は当然、雪の問題を解決しなければなりません。特に問題となるのが積もった雪の圧迫による窓ガラスの破損である。
デザイン的には開放感を求め床から天井までの大きなガラス窓を設計したいところであるが外部側には頑丈な雪囲いが必要になってくる。
ここではスチールのFBでベランダ手摺と同仕様のものを作成し共に溶融亜鉛メッキ(いわゆる亜鉛のドブ浸け)をかけている。
グレーチングのように隙間があるが耐雪雪囲いとしてはこれで十分効果がある。
ゴツく見えるのが難点だが雪の力は想像以上に重く強力で、車のガードレールでさえ簡単に飴のように曲げてしまう。

窓の内側に見える白い回り階段はメゾネットタイプ賃貸住戸の吹き抜けリビングにあるものだ。
床は白大理石(当然床暖房である)で壁はRC打放しとしてあるので雪国には少し寒々しく感じられるかな、と心配していたがこの辺りにはこういったデザインの賃貸集合住宅はないので、これはこのままで良しとしよう……。

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