建築士制度の見直しで一級建築士はどうなるのか2008/01/12

建築士制度の見直しで一級建築士はどうなるのか
日経アーキテクチャーの記事より、
建築士制度見直しによって昨年6月の建築確認・検査の厳格化や業務の適性化でまずは第一幕が開いた。今年から来年に掛けて第二幕、第三幕の「改正」が立て続けに施行される。第二幕目は建築士法の一部改正で(4号建築物)小規模木造住宅に係る構造関係の審査省略の見直しがある。また、構造建築士・設備設計士の義務化があり、一級建築士自身の定期講習が義務化される。
第三幕は特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保に関する法律の施行がある。と、昨年から今年、来年と制度自体が大きく変化していく。設計者に求められる知識も作業量も大幅に増加し、監理建築士に課せられる責任も何倍も重くなる。本来ならばこの改正や見直しは良識ある設計者であるならば歓迎すべき事柄であろう。ただ問題はそれに見合う報酬と作業時間が担保されるかどうかだ。
一方では公共建築の設計コンペ(公共事業)でさえ常識をかなり下回る設計フィーで契約・発注しているような役所の見識では先行き全く望みが薄い。義務と責任の裏側にはそれに見合うものがないと再び不正と偽装が戻ってくるだろう。そうならないためにはキチンとした設計をすることと共に、設計原価を割り込むような設計フィーでは仕事は引き受けられないと毅然とした態度で臨むことも併せて必要となってくる。この問題が世間一般に広く認知されるように行政も積極的にアピールしていってもらいたいと心から思う。

第三者監理ドットコム:http://www.daisanshakanri.com

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