信州上田市・室賀温泉「ささらの湯」 … 気持ちのよい温泉2010/04/09

信州上田市・室賀温泉「ささらの湯」
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上田市内の高原に建てる別荘の確認申請提出のついで?に、温泉に足を運びました。
(温泉入浴のついでに、申請書提出?だったりして・・・)

今日は、朝一番で確認申請を役所に提出して、その足でとんぼ返りし、都内で設計している住宅の構造施工検査をするというハードなスケジュールです。


早朝から入れる天然温泉をネットで検索すると、室賀温泉というのが朝5時からやっているとのことです。
ここは公設の温泉ということですが、天然の温泉でしかも内湯も露天風呂も源泉掛け流しという、近頃では何とも贅沢な温泉です。

施設の建物のデザインも好きな系統です。
(妻有・十日町市の川西地区にある千手温泉「千年の湯」の施設デザインを思い起こさせます。)


泉質は純重曹泉系の単純硫黄泉で入ると少しヌルッとした感触です。

温度も40℃と熱湯好きの人には少し物足りないでしょうが、加温も加水もしていない天然温泉が「売り」ならばしょうがありませんね。

朝湯の時間帯では休憩室も使えないようです。
入浴客も私を除き、みんな地元の方のようでした。
飲泉用なのか、来る人のほとんどがボリタンクで源泉を持ち帰りしています。


良いお湯でした。


信州上田市、別所温泉・大湯共同浴場 … 温泉・魅力的な建物2009/11/11

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新潟での仕事を終わらせ、国道117号線を長野県に入り上田市まで車を走らせます。

市役所・建築指導課での設計要件の調査のついで?に、早朝、近くの別所温泉に立ち寄ります。
ここの共同浴場は「石湯」「大湯」「大師湯」ともに早朝6時からやっているというのを聞き、役所が開く前にひと風呂浴びようと向かいます。

大湯に入りましたが、それぞれが純和風の趣き深い、歴史を感じさせるたたずまいです。

もちろんお風呂は源泉そのものですし、入浴料も150円とお財布にもありがたい。


温泉につかり、身支度を整えて仕事へ…。贅沢だなあ〜。

でも、仕事は仕事でしっかりと成果を上げないと…。


北信濃・野沢温泉ツーリング … バイクツーリング2009/10/12

野沢温泉ツーリング
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大学のワンダーフォーゲル部OB会主催の秋の合宿が今年も開催され、野沢温泉まで一泊二日の温泉合宿に行って来ました。

40年前のクラブ創部以来、今の現役世代もスキー合宿等でお世話になっている民宿ですので、付き合いはもう30年以上になります。

冬の合宿と言えば雪山登攀がメインの体育会系のWV部ですが、ゲレンデスキーは野沢温泉と、クラブ創部以来決まっていました。
30年以上前の時代の18歳から22歳ぐらいまでの山男はとにかく異常な食欲の持ち主ばかりだったようで、民宿のご飯だけでは足りず宿の皆さんのおひつの中までカラにした思い出話に花が咲きました。


我々は2台のバイクで、行きは新潟経由、帰りは長野経由でツーリングを兼ねて出かけました。

天気も良く、秋の空の爽やかな空気を吸って、すごく快適に走ることが出来ました。


YAMAHA SRは排ガス規制に対処できずに今年で生産終了と噂されていたのですが、どうやらキャブレターからインジェクションに変更されて、新しいSRとして生産することが決まったようです。

友人のSR500(後ろに写っているエンジ色のバイク)は初期モデルで、買ってからすでに30年近くが経過しています。

私もその頃は2ストローク水冷ツインのYAMAHA RZ350に乗っていましたので、時代を感じます。


奇妙なものの正体とは … 土木技術の芸術2009/09/14

奇妙なものの正体
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20数年ぶりで、二人以上でのバイクツーリング(総勢5人)に行って来ました。

奥多摩周遊道路を走り、丹波川沿いに411号線を少し走って山梨県側に入ったところに「のめこい湯」という温泉があります。

温泉には駐車場から川辺近くまで遊歩道を下って行き、丹波川にかかる吊り橋を渡って行くのですが、その時に川沿いに目にする光景がこれです。
このままですと何の変哲もない橋梁の基礎の姿に見えますが、2年前にここを訪れた際には右下のような巨大な「孔」だけがぽっかりと浮かんだ光景でした。

その時には、この山肌に開けられたやたらとキレイなコンクリートの孔は一体何だろう?と、ずっと疑問に思っていました。

まさか、このような使い方とは思いもしませんでした。

それにしても、ただの橋梁の柱を支える基礎の孔にしてはやけに律儀で几帳面で、芸術的な造形美すら感じます。
良く解らないが、世界有数の日本の土木技術の一端を見たような気がします。


ただただ意味もなく感動しました。


伊豆の伊東温泉/旅館「東海館」 … 温泉・露天風呂の魅力2009/07/21

伊東温泉/旅館「東海館」
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今は残念ながら、「旅館」ではなく建物をそのまま保存した資料館になってしまっていますが、伊東温泉の温泉情緒を伝えてくれます。
伊東市内を流れる松川沿いに建てられた木造3階建ての温泉旅館です。

昭和3年に創業といいますが、幾度かの増築を加えながら現在の姿になったものだそうです。
川面に向いて開かれた窓を持つデザインは、伊豆の温泉情緒を今に伝える温泉旅館と言えます。

見学料は200円で、入浴料500円で中の温泉に入ることも出来ます。

川沿いに開けた温泉地というものは日本全国にけっこう多くあります。
そういった街並としての温泉情緒を地域でしっかりと保存し、守っているところから較べるとここは単体で保存されている感は否めませんが、それでも今では少なくなった木造3階建て旅館を味わってみるには面白いと思います。


川面を流れる風を受けながら、黒密のたっぷりかかったあんみつを食べるのもおすすめです。

暑い日、オートバイツーリングで行ったので、甘いものが体中に染み渡りました。

「東海館」(URL) = http://www.itospa.com/feature/tokaikan/index.html


越後湯沢の公衆温泉めぐり … 温泉・露天風呂の魅力2009/07/11

越後湯沢温泉の山の湯
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温泉で有名な新潟の越後湯沢には温泉公衆浴場が4カ所ほどあります。
ここはその中でも一番古い「山の湯」通称”やまんぼちゃ” です。

川端康成が小説「雪国」を執筆したことで有名な「高半」のとなりにあり、同じ源泉を使っています。

温泉は温泉街からは少し離れていますので、地元優先といった感じかもしれません。
施設には濾過循環も何もなく、必然的に源泉掛け流しです。

ですから浴槽の温泉の温度も日によって熱かったり少し温めだったりと変化します。概ね熱めですが。
越後湯沢の温泉の中でもここは、銀製品が直ぐに変色してしまうくらいの泉質です。

早朝、夕方を除けば、比較的空いています。

「温泉魂」 = http://www.asahi-net.or.jp/~hd2s-ngo/spa/index-spa.html


北信州・小布施を一望する露天風呂 … 温泉・露天風呂の魅力2009/06/21

おぶせ温泉・穴観音の湯
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北信州・小布施の山間の崖にへばりつくように建っている日帰り温泉があります。
おぶせ温泉「穴観音の湯」です。

崖地に建っているため、駐車場から真っすぐにエレベーターに乗り、フロントのある建物にアプローチします。


露天風呂からは小布施の町と黒姫山が一望でき、寝湯のスペースもありゆったりと入れます。

泉質は「含硫黄‐カルシウム・ナトリウム塩化物高温泉」で、硫黄独特の臭いが鼻を突き、いかにも効きそうな源泉です。

身につけている銀製品が時間を置かずに、一気に変色してしまうほど強い泉質です。

日に何回か時間によって、温泉の色や透明度が変化するそうです。

僕が行った時には、屋内の浴槽は白濁していて底が見えないほどでしたが、露天風呂は少し茶色がかってはいますが透明なお湯でした。
どちらも同じ源泉なのに不思議ですね。

眺望はとても良くて、風も爽やかで気持ちのよい温泉です。
しかも空いています。

「温泉魂」 = http://www.asahi-net.or.jp/~hd2s-ngo/spa/index-spa.html


温泉枯渇防止で温泉掘削禁止へ2009/02/07

温泉掘削リグ
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温泉の源泉枯渇防止を目的に、地域によってはこれ以上の温泉掘削を禁止する方向になりそうです。


温泉資源を保護するためのガイドライン案として環境省は、泉質が変わったり、湧出(ゆうしゅつ)量が減ったりといった、枯渇現象が発生した区域を対象に新たな温泉開発のための掘削を禁止できる内容のガイドラインを打ち出し、2008年度内に、ガイドラインを正式に決定すると発表しました。

今までの温泉法のガイドラインでは温泉の掘削を都道府県の許可制としていますが、その判断基準は各都道府県によって違いがあり、ある意味曖昧な内容でした。

そもそも「温泉」は決して安定した資源ではなく、掘削が増えれば枯渇や地盤沈下を引き起こす恐れがあることは以前から問題視されていました。
昨今の温泉・秘湯ブームで、昔ながらの鄙びた温泉地でさえも枯渇問題に直面しているといいます。

日本人の温泉好きは私もそうですが、根強いものがあります。
温泉に浸かりのんびりすることは究極の癒しですから、TVで流れる毎回あまり変わりばえのしない内容の「温泉旅番組」も長く続いていくのでしょう。


しかし、こんなにもあちこちにたくさん次から次へと源泉温泉施設が増え続けなくても… という感じは確かにします。


寒くなってくると行きたくなるのが温泉でしょう!2008/12/03

道後温泉本館・坊ちゃんの湯
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写真は僕の田舎の温泉です。今年は用事があったので、久しぶりに田舎に帰ってきました。
東京もこのところグッと冷え込んできています。寒くなると恋しくなるのが「温泉」でしょう。
ひとくちに温泉と言ってもいろいろあります。
山の中の鄙びた露天風呂も良い、海を一望する海岸沿いの展望風呂も良いものですが、昔ながらの古い歴史ある木造の温泉館もまた良いものです。

ここの温泉は、1階は公衆浴場のような広々とした温泉、2階は団子も食べられゆっくり休憩出来る広間、3階は個室風呂を備えた落ち着いた温泉と休憩室、という具合に各階に趣きの違う部屋・温泉があります。もちろん階を上がるごとに値段も上がりますが…。

この施設が出来たのは百十年前、ずっと変わらずにこの姿です。町の誇りです。
泉質も肌に優しくとっても好い温泉です。

ここは伊予・松山の道後温泉です。坊ちゃんの湯です。

「温泉魂」 = http://www.asahi-net.or.jp/~hd2s-ngo/spa/index-spa.html


日本三大ラジウム泉・村杉共同温泉露天風呂2008/11/17

日本三大ラジウム泉・村杉共同露天風呂
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このところブログでの話題に「温泉」が少なかったですから、久々に温泉の話題です。
福島県・群馬県の県境を源流にして、新潟市をかすめて日本海に注ぎ込む阿賀野川沿いに「村杉温泉」はあります。
五頭(ゴズ)温泉郷のなかにあり、歩いて回ってもたちまち通り過ぎてしまうほど小さな温泉地です。
もちろん温泉街もありません。

村杉温泉・薬師の湯というのが正式名らしいのですが、温泉旅館が数件、共同浴場と共同露天風呂があります。
ここの温泉の泉質は日本でもめずらしい「ラジウム泉」です。
共同露天風呂は男女別で、無人の入口で300円払って入ります。7、8人も入るといっぱいになるほどの小さい露天風呂ですが、まったく素朴で可愛らしい露天風呂でした。

ラジウム泉と聞かなければ、温泉独特の臭いもまったくしないので「温泉」と感じない泉質です。
しかし、日本三大ラジウム泉のひとつなのだそうです。よく知らなかったけど…。
とても好い温泉でした。ここはいい!

温泉魂 = http://www.asahi-net.or.jp/~hd2s-ngo/spa/index-spa.html


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