春の森林探訪 下見での1枚・オオバウマノスズクサ … インストラクター・WanderVogel2015/05/09

弘法山のオオバウマノスズクサ
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今日は、来週末に行なわれる「かながわ森林インストラクターの会」主催の春の森林探訪「新緑の弘法山を満喫」の下見に行ってきました。
ロケハンに同行したのが1月前でしたので、かなりその時とは咲いている花もまわりの林の色も違っていて、少々慌てました。

前回見た草花はあらかた全て花は散っていて、その時に冬芽だったものがすっかり葉を開き、花をつけていました。


写真は、ちょっと変わった形の花を咲かせることで知られる、オオバウマノスズクサです。
丹沢地域でも山間部ではあまり見られず、標高の低い丘陵地帯の陽の当たる「林縁」で見かけられるツル性の多年草の植物です。
花の形も色も模様も、どれひとつ取ってみてもかなり変わっていてインパクトがあります。
まるでサキソフォンのようなその形状は、一度見ると忘れられない花のひとつです。

名前の由来は、この実が馬に付ける鈴の形状に良く似ていることから名付けられたと言います。
実の方も同様に変わった形をしていて、まるでスターフルーツのような色と形をしています。

あと一週間なんとか花が保ってくれると、森林探訪の話しのネタになるのですが …、と思いますが、こればかりは予想が付きません。

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