アトリエ・テラ:土の先生のatelier訪問 … ART・WanderVogel2016/02/07

アトリエ・テラ、光る泥だんご
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僕が「土の先生」と読んでいる、上石神井の田村先生の工房「アトリエ・テラ」の室内は、まさに「お宝の山」でした。というお話し。

先生は土壁や磨き壁(大津壁)、漆喰、染色(泥染め)、など「土」にやたらと詳しい方なのですが、ここ十数年は「光る泥だんご」でも各地で活躍されています。
先生とはもうかれこれ十数年のお付き合いをさせていただいていますが、アトリエを訪問するのは実ははじめてなんです。
いままで、ずいぶんいろいろなところにご一緒させていただいていて、何日も泊まりがけで行動を共にしていた時期があるというのに、考えてみるとアトリエに入ったのは始めてでした。

さすが、いろいろ土に関する研究・製作をされているだけあって、アトリエの中はお宝の山です。もちろん「光る泥だんご」もいろんな種類のものが所狭しと飾られていました。
「光る泥だんご」に限らず、磨き壁に和紙の型で染め抜いた土壁作品とか、螺鈿を埋込んで磨き出した作品とか、土染めの作品とか、目を引くものがあちこちに無造作に置かれていました。

自然農法で作った野菜を中心とした食事(ランチ)を、これまた一風変わった民家風のカフェで一緒にいただきながら、3時間以上も話し込んでしまいました。

先生はデザイン学校で教えていた時期が長いのですが、本来は建築家で日本建築・民家の古い技法や工法にも詳しい、土の建築の専門家なんです。
歳は一回りくらい上なのですが、まだまだパワフルに走り回っています。
素晴らしい。僕も大いに見習わなくっちゃ!

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