GWの混雑を避けて、横浜自然観察の森を歩く … WanderVogel2013/05/05

横浜/森の小径
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自宅から7~8分 車を走らせると、横浜自然観察の森という横浜最大の森が広がっています。

円海山丘陵地帯に広がる「横浜自然観察の森」「金沢市民の森」「氷取沢市民の森」「瀬上市民の森」「金沢自然公園(金沢動物園)」などがひとつになった広大なエリア(200ha)です。
ハイキングコースにもなっている尾根路をそのまま進むと、鎌倉の鶴岡八幡宮・建長寺裏までも山伝いに歩いて行けます。
「山岳」というほどの高低差があるわけではありませんので、写真のようなある程度しっかりと管理された森の中の小径を散策するといった風情を楽しめます。

自然観察の森(45ha)では、ミズキ、スダジイ、ヤマザクラ、タブノキなどの高木の広葉樹、ヤブツバキ、アオキ、イヌビワ、トベラなどの亜高木~低木の広葉樹が見られます。
また、薪炭材や堆肥を作るために植えられたコナラ、クヌギといった雑木林や、スギやヒノキといった常緑針葉樹の林も広がっています。

ちなみに観察の森だけで45haありますが、これはどれくらいの広さかというと、江ノ島(38ha)より少し大きいくらいの大きさです。
円海山丘陵地帯全体の200haでいえば、みなとみらい地区よりも広いということになりますので、都市部の中に残された自然環境としては「広大」と言ってもいいでしょうね。

谷戸の水辺では「いたち川」源流の自然環境が残され、湿地や沼ではカワセミなどの水鳥も姿を見せてくれますので、バードウォッチングも盛んです。

ここには自然観察センターがあり、日本野鳥の会のレンジャーや友の会メンバーらが、森を守るボランティア活動や自然観察会など来園者の対応/活動支援を行なってくれています。

GWの高速道路の混雑ぶりをニュースで見て、登山計画をすっかり変更して近場の森で森林浴を兼ねた自然観察をのんびりしてやってきました。

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