自然散策路の除伐・自然観察の森 … ボランティア・WanderVogel2013/11/24

自然散策路の除伐
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今日は(近所にある)横浜自然観察の森周辺の尾根を巡る散策路に危険な状態ではみ出していた木々の手入れ(伐採・除伐)を行ってきました。

栄区・磯子区・金沢区の三区にまたがる広い自然の森内には何本もの散策路(尾根道・沢沿いの道)がありますが、“散策路”という名前が付いていても(人手不足で)管理が行き届いていない道がじつはたくさんあります。
横浜自然観察の森の植生は、里山らしい落葉広葉樹林から照葉樹林、ヒノキやスギの針葉樹林まで様々ですが、今日は尾根沿いの散策路脇に数多く立ついつ倒れてもおかしくないような立ち枯れて危険な木(ヒノキ)を中心に除伐していきます。

そうは言ってもすべての危険木を切り倒すことは時間や人数の関係から到底出来ないことなので、危険性の高いものから順番に(ボランティア作業員10人で)十数本切り倒す程度で今日の作業は終わりです。
手ノコではなく小さいながらもチェーンソーを使用しての作業ですから作業効率は確かに良いのですが、散策路内ということもあって安全をみてロープを掛けての作業ですので思ったほどスピーディーにはいきません。
ですから、やはりこういった作業は熟練者の人数と作業手順/段取りがものをいいますね。

もう少し人数がいれば広範囲で作業をすることも出来るのでしょうが、このあたりがボランティアの限界なのか?
山岳地域の大自然の中でも、都市部のまとまった自然の中でも「健康な森」「安全な環境」を維持していくということは、一筋縄ではいきません。長い時間(持続力)と多くの献身的な努力が必要になります。

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