あらためて平潟湾沿いで種子採取 … 自然観察・WanderVogel2016/02/18

種子採取
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朝方に平潟湾沿いの遊歩道を散策し種子採取してきました。
ソテツ(蘇鉄)の種子、センダンの種子、カヤ(イチイ科カヤ属)の種子?、トベラの朔果、カナリーヤシの種子、スダジイの種子、ニワトコの種子などなど。

特に、ソテツの種子は出来立てのものから乾燥し固くなったもの、表皮が落ちて白い殻の状態になったものまでさまざまな状態のものを採取することが出来ました。
こうして並べてみると、自然の作り出したものの面白さ美しさにホント関心してしまいます。

センダンの種子は落ちてこの状態になってからずいぶん時間が経過してしまっていたので、(本当は真っ白い種子なのですが)すでに表面が少し荒れてしまっていました。
ちょっと残念な状態だったのですが、センダンの木の下を丁寧に探すと、とりあえず十数個見つけることが出来ました。

カヤの実?は、瀬戸神社境内に生えている古カヤの下に大量に落ちていたのでいくつか拾って帰りました。
このカヤの古木は、樹齢700年と伝えられる金沢区内最古のもので、横浜市古木名木に指定されているものだといいます。昨日も書きましたが、瀬戸神社は源頼朝が治承4年(1180年)に創建したと伝えられる由緒ある神社で、境内にはこの他にもイヌマキやケヤキの古木が植えられていました。
カヤの実に「?」を付けているのは、持って帰ってから良く見てみると、いくら乾燥して表皮が縮んでしまったとはいえ、種子の形がなんとなくカヤっぽくない。次回行ったときに再確認して来よう。もしかすると隣の樹木の種子だったりして?まぁ、さすがにそれは無いだろうけど、気になってしまって何となく気分がスッキリしない・・・


遊歩道にはエンジュ、センダン、クスノキ、カナリーヤシ、ワシントンヤシ、クロガネモチ、ブラシノキ(ハナマキ)、コブシ、サルスベリなどの中高木に混じって、低木のトベラやシャリンバイ、ハマヒサカキ、ゴモジュ、マメツゲなどが植えられています。

シャリンバイの実はすべて鳥に食べられてしまっていて枝には一粒も残っていませんでしたが、トベラの方は朔果ですので、割れた中身の種子は食べられていますが、外側の殻と種子を包んでいたネバネバした粘着質の物質が殻の内側に残っていました。

サルスベリも葉を落とした枝先にたくさんの枯れた朔果が風に揺れていました。

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