製作中のフレスコ画とそのディテール … 建物散策・自然素材/芸術/文化財 ― 2013/10/03
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一昨日行った旧葛生町で制作されているフレスコ画とそのディテール。
福島恒久氏ともう1人の画家と共同で制作している長さ24mの長大なフレスコ壁画ですが、先日も書いたように、ミニアチュールのようにものすごく細かい描写が特徴です。
一般的にフレスコ画と言うと、その制作工程の制約からあまり細かい描写をするのには向いていない工法だといえると思います。
写真のディテールを見てもわかるように、石灰のペーストで塗込んだ厚みのある部分が乾き切らないうちに絵を描き進めていかなければいけないので、制作途中の状況は表面にこういう段違いが出来ています。
このフレスコ画の題材・テーマは旧葛生町を中心とした栃木地方の四季や文化・風俗を中心に描いています。
福島恒久氏ももう1人の方も元々日本画家だからなのか、全体に流れる雰囲気も画筆のタッチも飛鳥・平安の雰囲気がでいるというかチベット仏教的と言うか、何かしらシルクロードの匂いのする いい雰囲気が出ています。
このフレスコ画が完成したときはもちろんですが、制作している時に訪ねて実際に描いているところを見てみたい!と感じさせる画家です。
いろいろとお話ししてみてもとても気さくで素朴な青年でした。
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一昨日行った旧葛生町で制作されているフレスコ画とそのディテール。
福島恒久氏ともう1人の画家と共同で制作している長さ24mの長大なフレスコ壁画ですが、先日も書いたように、ミニアチュールのようにものすごく細かい描写が特徴です。
一般的にフレスコ画と言うと、その制作工程の制約からあまり細かい描写をするのには向いていない工法だといえると思います。
写真のディテールを見てもわかるように、石灰のペーストで塗込んだ厚みのある部分が乾き切らないうちに絵を描き進めていかなければいけないので、制作途中の状況は表面にこういう段違いが出来ています。
このフレスコ画の題材・テーマは旧葛生町を中心とした栃木地方の四季や文化・風俗を中心に描いています。
福島恒久氏ももう1人の方も元々日本画家だからなのか、全体に流れる雰囲気も画筆のタッチも飛鳥・平安の雰囲気がでいるというかチベット仏教的と言うか、何かしらシルクロードの匂いのする いい雰囲気が出ています。
このフレスコ画が完成したときはもちろんですが、制作している時に訪ねて実際に描いているところを見てみたい!と感じさせる画家です。
いろいろとお話ししてみてもとても気さくで素朴な青年でした。
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