伊豆半島一泊二日 Bike Touring:まとめ … Furia・BikeTouring2021/11/02

Furia
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ツーリングのまとめ:
旅の費用:ガソリン代¥4,219、有料道路代¥1,660、宿泊費¥9,750+¥150(入湯税)、昼食代¥1,200、ビール代¥900、その他¥350 合計¥18,229
走行時間:1日目:6:15 ~ 14:55 6時間ほど(昼食/休息時間を除く)、2日目:8:00 ~ 12:20 4時間ほど(休息時間を除く)
走行距離:1日目走行距離=193km、2日目走行距離=169km 合計=362km

今回、新たに買い揃えた装備に3Dメッシュシートがあるが、これは思いのほか良かった。本来は雨天時にシートとお尻の間に溜まる雨水を排出することを期待してのものであったが、適度なクッション性がとても心地良かったのだ。
1日目は少し汗ばむ気温になったが通気性のあるこのメッシュシートのおかげでレーザーパンツが不快になることはなかった。

シートバックに関しては、1泊のツーリングでは積載容量になんの問題もなかった。今回は雨具の使用はなかったが、収納サイズがコンパクトでバック内で邪魔になる程でもなかったのもスペースに余裕ができた要因だろう。今まで使っていた雨具は、生地の通気性の問題で内側にメッシュ裏地が1枚ついていて畳んでも割とかさばる大きさになったのだが、今回購入した雨具は裏地なしでも通気性防水性が確保されているので、収納時のサイズがコンパクトになったのだろう。
バックには他に最低限の工具と修理パーツ、タイヤの空気圧を測るゲージ、レイングローブなどを入れている。


Yahooカーナビは方向音痴の僕にとって何よりも助かる超便利アイテムだった。なぜもっと早く取り付けなかったのか、と悔やんだくらいだ。
車では標準装備のカーナビもバイクではなかなかハードルが高い。車と違ってバイクは直下にあるエンジンの激しい振動が直接フレームやハンドルに伝わるからだ。
古いiPhone5をバイク側に取り付け、身に着けるバック内にiPhone11を入れておき、2つをペアリングさせてカーナビを使うという使い方をネットで知ってこの方法で利用している。

OHV空冷V型2気筒エンジンの振動はかなり大きく、バックミラーが役に立たないくらい絶えずビリビリとした振動があるので、繊細なスマホなどは壊れてしまうのではないか、と危惧していたのだ。特に内蔵カメラが高性能化している新しいスマホであればなおさら心配だ。
幸いiPhone5には高度な手ぶれ補正機構などは付いていないので、その意味では問題はなかろうと考えて使い始めた。スマホホルダーはガッチリとホールドしてくれそうなQUAD LOCKというメーカーのものを取り付けた。

カーナビを利用してみて新たな難点も見つかった。ルートを設定して案内を開始すると、自分自身もうそれだけで安心しきってしまうのだろうな、分かれ道や曲がり角を見過ごしてしまうのだ。自分では常に運転に集中していると思っているが、結構ぼんやりと走っているのだろう。この調子では近いうちにヘルメット内にヘッドフォンを追加することになりそうだな。

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伊豆半島一泊二日 Bike Touring:2日目 … Furia・BikeTouring2021/11/01

西伊豆の海岸線
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Bike Touring:2日目
朝5時前に起床し、温泉に入る。天気予報では伊豆半島全体でお昼ごろから雨が降ってくるとのことなので、それまでに小田原くらいまで走り抜けたいなぁ、などと考えつつゆったりと朝風呂に浸かる。

朝食は7時くらいからと早めなのはツーリングメインのこちらとしては嬉しい心遣いだ。しかも、新型コロナウイルス対策で朝食も部屋食なのだ。昨夜の夕食同様に朝から大盛りの充実した朝食メニューなのがさらに嬉しい。
しっかりと朝食をいただき。出発の準備を整えガレージに向かう。
屋根付きシャッター付きの専用ガレージで保管してもらっていると思うと、宿にいても余計な心配をしなくてよい。夜露や急な雨に濡れることもなく、埃まみれになることもなく、いたずらに気をもむこともなく安心出来るのだ。

雲見温泉を8時に出発し、西伊豆の海岸線に沿って気持ちの良いワインディングロードを走る。昨日と同じように前後に車はなく快適に走れるのが嬉しい。空は薄曇りで時折陽も射していて、いかにも降り出しそうな、という感じではない。

その後、海岸線を離れ、山間部を抜け修禅寺へと入る。伊豆半島の中心を貫く伊豆縦貫道をフルに使って駆け抜ける。
途中naviを見間違えて道を間違えたりもしたが、ほぼほぼ順調に箱根峠を越えて箱根新道を下っていく。箱根峠はさすがに気温が低くて寒さを感じたが、ここでも渋滞に巻き込まれることもなく、非常にスムーズに走ることができた。

ガソリン給油のため、小田原市内でGSに立ち寄り給油後、小田原ICから西湘バイパスに入る。橘出口の西湘PAでトイレ休憩をし、熱いココアで身体を温める。西湘バイパスから134号線を走り抜け、鎌倉から逗子に入ったあたり、ちょうど12時を回った途端に雨が降ってきた。天気予報どおりだな。

レザージャケットとレザーパンツは手入れしたばかりなので少しの雨であれば弾いてくれる。10分~20分程度ならば大丈夫だろう。防水機能の無いiPhone 5はバックにしまってしまおう。
というわけで、あらためて雨具を着ることもなくそのまま走り続け、12:20金沢八景の自宅に到着した。雲見温泉を出発してから4時間20分、渋滞さえしていなければ、距離的にはそんなものだろう。帰宅後、雨は本降りとなった。ラッキーでした。

雲見温泉発8:00~「道の駅 月ヶ瀬」9:20~箱根峠10:10~箱根新道~小田原市内でガソリン給油~西湘バイパス橘出口/西湘PA10:50/ココア、トイレ休憩11:10~自宅12:20着(2日目走行距離=169km)

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伊豆半島一泊二日 Bike Touring:1日目 … Furia・BikeTouring2021/10/31

Furia・BikeTouring
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当初、月曜日〜火曜日の二日間を計画していたが、天気予報を見て急遽、土曜日〜日曜日に変更した。幸い前日の夜中でも宿のnet予約が出来た。

一日を通して快晴、気温は朝方は9℃〜13℃、日中は18℃くらいまで上がった。
6:15自宅を出発、鎌倉でガソリン給油 6:40、134号を走り抜け、西湘バイパスの西湘PAには7:30に到着。ターンパイクを走り、大觀山ドライブインには8:00到着、coffeeを飲み、トイレを済ます。
大觀山を8:30に出発し、伊豆スカイラインを走り、山伏ICで下りる。県道80号を下り、県道349号、国道414号(天城街道)を快調に走り、ワサビソフトで知られる「道の駅 天城越え」でトイレ休憩10:20。

その後、道を間違えて県道14号に入ってしまい、河津の海まで出てしまう。
行楽の車で混んでいるのでは、と、海岸線沿いを走ることを敬遠していたのだが、予想に反してまったく空いていて、のんびりと海岸線に沿ってワインディングロードを走る。相模湾を左に見ながら白浜海岸を通過、下田港には11:30に到着。ここで昼食を取ることにした、ネットで調べた「うどん 合掌」でみにうどんすき(¥1,200)を食べる。完食
下田港を12:45に出て、GSでガソリンを給油しマーガレットラインを走る。途中にある「道の駅 下賀茂温泉 湯の花」13:15に到着。
海岸線に出てからは時間調整を兼ねて出来るだけゆっくり走り、景色の良い場所では止まって陽を浴びて眩しく輝く岩礁帯の海を眺めたりして過ごすが、まったく渋滞にあわないこともあって、想定していた通過時間が大幅に短縮され、時間を持て余す結果となってしまった。

時間調整でマーガレットラインを離れ、石廊崎周りでワインディングロードを楽しむ。ヒリゾ浜で再休憩し、雲見温泉には14:55に到着。

Yahoo Naviのおかげで迷うことなく本日の宿に到着。
本日の宿のウリはバイクを屋根付きシャッター付きの専用ガレージで保管してもらえると、いうことにある。このサービスがあるのもこの宿を選択した理由のひとつなのだ。また、日本全国なかなかソロツーリング客向けの宿泊プランを提示している宿は少なく、選択肢が狭いのが難点なのだが、この宿はソロツーリングでも気軽に利用出来る点も評価が高い。
大きな街であればビジネスホテルのシングルルーム利用という手もあるが、ツーリング計画で泊る地点をセレクトする場合、大きな街を外れた場所となることが多い。車と違ってバイクは、いたずらや盗難など気を付けなければならないことがたくさんあるからだ。

到着後、宿の天然温泉に入って身体をほぐし、夕食を待ちながら部屋でのんびり過ごす。
新型コロナウイルス対策のために、夕食は部屋まで運んでくれる。「食べる温泉宿」と、銘打つだけあって地元で獲れた新鮮な魚づくしの料理の数々は豪華なもので、どれも美味しくまた量も多く、しっかり運動した後の空腹を十二分に満たしてくれた。夕食後にふたたび温泉三昧。

秋晴れの日曜日だと言うのに全体を通して車の量は極端に少なく、渋滞に巻き込まれることもまったく無く、西湘バイパスから先、車もバイクもあまり姿を見かけないぼど空いていた。時間を持て余すほどだった。
寒さを気にしていたが逆にお昼近くになると汗ばむほど暖かくなった。

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バイク用品の更新・シートバッグ … Furia・BikeTouring2021/10/26

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バイク用品の更新:シートバック

シートバックも新しいものに更新した。今まで使っていたものはデザイン重視過ぎて、格好は良いが積載量が少なく不満があった。今回は実用本位、使い勝手重視でシートバックを選定した。
TANAX・ミニフィールドシートバッグ【Kシステムベルト】 MFK-100、容量は19L~27L、というシートバックとしては小振りではあるが、実績のある定番のものに行き着いた。人気があるシートバックのようだから、同じものを載せているバイクがたくさんいそうだ。

Kシステムベルトというのが付属していて、バックの着脱が容易に出来るようになっている。これは良い点でもあり、心配な点でもある。
容易に装着出来ると言うことは逆に、容易に盗まれるのではないかと言うことだ。
心配性の僕にとって、ツーリング中にバイクから離れる際には、手に持って歩くことになるだろうな。ジャマだけど。。。

収納量はベーシックの段階で19Lということで、雨具プラス積載工具に多少の着替え程度は収納出来るので1泊程度のツーリングには使えそうだ。
僕の場合、行った先でお土産を買うことなど皆無なので、目一杯詰め込んでも困ることは無い。

もうワンサイズ大きめのシートバックという選択肢もあったが、積載量が増えると安定性に支障が出そうだ。
荷物は出来るだけコンパクトにするのが「旅」の基本セオリーだし、持って行こうかどうかと迷った時には、「持って行かない」という選択をするのも旅の自由度を上げるには大切なことだ。


しかしこの「選択」も、歳を重ねるに従って揺らいできていて、最近はどうしても持って行くものが増えてしまう傾向にあるのが、我ながら情けない限りだ。
詰め込もうと思ったら入り切らなかった、なんてことにならないよう気をつけよう。。。
若いころであれば、無ければ無いでどうにかしてしまったものだが、最近では如何ともし難い事態になることがままある。暑さ寒さに敏感になり、身体の許容範囲が狭まり体調不良を起こしやすくなるのだ。

したがって、泊るところはそれなりのところを選ぶことになり、着るものには高機能を求め、食べるものは高価格帯に振れてしまう。何をするにも若い時よりもお金がかかるのである。

歳をとると言うことはこういうことなのだな。まったく困ったものだ。

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バイク用品の更新・フルフェイスヘルメット … Furia・BikeTouring2021/10/25

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バイク用品の更新:SHOEI フルフェイスヘルメット Z-8

今年、ヘルメットも更新した。定価¥56,100のところ、特価で¥53,800だった。
今まで使っていたヘルメットは、ドイツのヘルメット製造メーカー、SCHUBERTH(シューベルト)製のヘルメットだった。
デザインは良いのだが、僕にはかなり重過ぎた。それにサンバイザーを内蔵してあるせいで帽体自体も大きく、風の影響をもろに受けて肩の凝るシロモノであったし、耐用年数もとうに過ぎてしまっていた、ということもある。

そんな不満もあって、フルフェイスヘルメット選びにはこだわりがあった。
いろいろと検討した結果、コンパクトなフォルムと軽量で人気の Z-7の後継である Z-8が良いのでないかと購入を決めた。
メーカーのSHOEIの宣伝文句には「視界や操作性を向上させた新たなシールドシステムや、効果的な走行風の導入・排気による高効率ベンチレーションシステムなど、より一層の「快適性能」を追求した。」とある。

SHOEIのヘルメットにはPINLOCK EVO Lensという標準の防曇シートが付いている。また、万が一のアクシデント時に備えた緊急用ヘルメット取り外しシステムであるエマージェンシー クイック リリース システムを採用しているということも心強い点だ。

しかし何より、信頼出来る国産ヘルメットの中では最軽量でコンパクトな帽体というのが選定の決め手となった。


近所にあるナップス幸浦店にSHOEIの専門アドバイザーがいるということなので、さっそく行って来た。
専門スタッフによる計測とそれをもとにして若干の微調整を加え、ピッタリのヘルメットに調整してもらった。ヘルメットサイズはMサイズだった。
価格だけでいえばネット販売でもっと安く購入出来るだろうが、ヘルメットに関しては実際に被ってみてアドバイスを受けて購入するのが第一と以前の失敗から学んだ。

実際に被って走ってみて、一番の驚きはその静粛性だった。風切り音が気にならないほどの静かさにちょっと驚いた。
今まで被っていたヘルメットがうるさ過ぎたのだろうが、あまりに快適な走りで今まで以上に運転に集中出来る。
そして、ヘルメットの軽さも大きな魅力だ。特に長距離を走るとその軽さの違いに気付かされる。

マットブラックのきれいな仕上げなので、あちこちぶつけないように注意しないとな。

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バイク用品の更新・レインウェア … Furia・BikeTouring2021/10/24

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バイク用品の更新:レインウェア

今年春のバイク車検以降、古くなったバイク用品の更新を少しずつ進めている。
昨日のブログに書いたUSB電源やスマホホルダーもそうなのだが、それ以外にヘルメットやシートバックなどいろいろと新しいものに更新しているところだ。

写真のレインウェアもそのひとつで、今までの雨具もGOLDWIN のものを使用してきたが、今回買ったのも同じメーカーの「Gベクタープロフェッショナルレインスーツ GSM22104」というものだ。ネット通販での購入なのだが、AmazonやYahooShoppingなどのサイトを見てみるといろいろと通販先が出てきて値段もそれなりにお安いのではあるが、どうもこの歳になると何となく敬遠してしまい、GOLDWIN MOTORCYCLEのメーカーサイトから買ってしまう。
なので、定価売りなのはしょうがない。定価¥22,000+送料¥500。

スペック上は、初期耐水圧40,000mm以上、透湿性20,000g/m2・24h、ということで性能的には今まで使っていたものを上回っていて、年老いた身には心強いのだ。
カラーはベージュという写真のものを選んだのだが、色合いからすると山登りの雨具という感じで、あまりバイクウェアらしくはないのが良いと思った。ウェアのサイズに関しては、着膨れしたバイクウェアの上からでも脱ぎ着し易いように、ジャストサイズプラス2サイズくらい大きめを選ぶのが良い、という意見も一部にあるが、あえて1サイズ大きいくらいのXLを選択した。一応、現在持っているGOLDWINの旧タイプのものを採寸し、確認して購入したのだが、GOLDWIN のものはもともと大きめに出来ているようにも感じられる。

それと、今までの経験上から、いくら「大は小を兼ねる」とは言っても、だぶだぶ過ぎて大き過ぎるのも防水的には問題があると思っている。腕や脇腹に付いているバタ付き防止用の調節テープで絞り込んでも、余った生地がダブつきシワになりそこに水が溜まることになってしまうのだ。何ごとにも適度というのが重要だ。


もうひとつ、雨の日にバイクに乗っていて気になる部分があった。シートとお尻の間の水染みだ。ここはどうしても雨水が溜まりやすく、このあたりの問題をクリアしたいこともあってこの製品を選んだと言うのもある。この雨具の場合、お尻の部分に縫い目の無い一体成形で作られていて、シール部分からの浸水の心配が無いので、それも安心につながるのではと考えた。

また今回、バイクのシート側にも新たにシートカバー(座布団)を取付けた。komineの「3Dエアメッシュシートカバー」というもので、シート面とお尻の間に少しだけ空間を作る効果があり、水が溜まりにくい(水を流す)構造になっている。
これで雨の日のバイクも少しは快適になるものと期待しているのだ。

とは言っても、出来ることなら雨に日は温泉宿にでも泊って、のんびりと雨の止むのを待っているような心と体の余裕が欲しいものだ。
60歳をとうに過ぎ、もうすでに、そういうことが出来る年齢になってきているのだが、、、お金と時間の兼ね合いで、なかなかそう理想通りには行かないのがまったくもって悲しいところだ。

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富士山を正面に見ながら134号線をバイクで西走 … Furia・BikeTouring2021/10/23

20211023Furia
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秋晴れの中、バイクで山岳スポーツセンターまで往復した。
早朝、自宅から京急逗子線に沿って走り、逗子、鎌倉を通過し、134号線を海を見ながら西走する。海岸沿いの道は渋滞も無く、気持ち良く流れている。

朝から快晴であったが気温はそれほど上がらず、防寒インナーを取付けた厚いレザージャケットという重装備で走ったわりに、暑くもなく寒くもなく気持ち良い季節に入ったなぁ、と実感できた。
ちょうど青空をバックに少しだけ冠雪した富士山を真正面に見ながら走ることになり、久しぶりに晴々とした気分でバイクツーリングの醍醐味を味わうことが出来てラッキーだった。


丹沢に出掛けたのは、日頃活動している森林整備フィールドで別に依頼された除伐作業をするためなのだが、6人の猛者が集合したこともあって、作業はほぼ半日で完了。気持ち良く整備された登山道の姿に戻った。

山はまだ紅葉と呼ぶには早く、11月を過ぎなければ色付く感じでは無かった。
作業中、いかにもヤマビルがいそうなところに踏み込んでいたのだが、幸いなことにヤマビルの姿は見ることは無かった。
ただ、作業にあたったうちの一人だけはそれでも被害を受けたとことをみると、昨日降った雨と今日の快晴で最後のあがきに出たのかな、と想像出来る。
いずれにしても、丹沢方面でのヤマビルの活動もこれで最後であろう。
山もこれから良い季節に入る。


バイクの調子も絶好調で、新たに取付けたスマホホルダー(QUAD LOCK)に古いiPhoneを取付け、ヤフーカーナビを見ながらの走りは心に余裕ができた分、運転に集中出来て安全性が向上したように感じる。
車ではすでに常識となっているカーナビも、バイクでは屋外での使用である点と結構激しい振動の問題で、どうしても二の足を踏んでしまっていたのだ。
モトグッチのOHV2気筒エンジンは結構振動があって、バックミラーが役に立たないくらいの振動が絶え間なく続く。乗っている本人にとってはそれも魅力のひとつなのだが、スマホなどの精密機械にとってはこの振動は非常に厄介なものなのだという。

スマホに搭載されているカメラの精度が格段に上がっていることが逆にネックとなり、バイクのエンジンの振動でカメラの手ぶれ補正機構に障害が出ると取りざたされていたこともあって今まで利用を差し控えていたのだ。

昨年新しいiPhoneに変えた際に、古い方のiPhone5をペアリングさせて使うという方法をネットで知り、それ以来積極的に使用している。iPhone5にはそもそも手ぶれ補正機能などは付いていないし、雨さえ降らなければ十分に使える。
今春の車検時にUSB端子を付けてもらったので、充電を気にすることも無く利用出来るのでさらに安心だ。
今のところヘルメットにヘッドセットなどを取付けていないので、音声案内を聞くことは出来ないが、そのうち機会をみてそこにも手を出してみようと思っている。

自分でも情けなくなるほどの方向音痴の僕にとっては、カーナビ無しではこの先どこへも行けない気がする。。

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緊急事態宣言が解除されたらツーリングに出掛けようか … Furia・BikeTouring2021/09/22

GHEZZI&BRIAN furia
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今年の春に10回目?の車検を終えて、新車で購入したこのバイクも今年で20年目を迎える。振り返ってみると、長い付き合いだ。
その間、様々なトラブルに見舞われ、その都度結構高額な修理代/メンテナンス費用を掛けてきたが、基本的には丈夫なバイクなので乗っていても安心感はある。今年、経年劣化などでサビが浮いてきた金属部品は取り外して焼き付け塗装をし直しているので外観もきれいになっている。
ヘッドライトも新しいものを付け直している。(ヘッドライトはGHEZZI&BRIANオリジナルのものはすでにないので、BUELLのものを移植している。)

僕はというと、先週末にワクチン接種2回目をやっと完了し、少しホッとしているところだ。
今年はヘルメットとシートバック、雨具などを新しく購入して、バイクにはスマホホルダーや電源取出しを付け加え、ツーリングに行く準備は整っているのだが、なかなか緊急事態宣言が解除されない。。

今月末で緊急事態宣言が解除されたら、近県に限るだろうけど泊まりがけでツーリングに行って来たいと考えているのだが、さてさてどうなるのだろうか。

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FBで見つけたホンダ CX500のカフェレーサー … Bike・Cafe Racers2018/01/18

CX500
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FBでシェアしているBike関係の写真の中で見つけたHonda CX500 のカフェレーサーカスタム。「Cafe Racer Parma」のFBより転載

原型は1980年代に出た、縦置き水冷V型2気筒4バルブOHV 500ccエンジン、5速ミッション、シャフトドライブ駆動の (GL) CX500(400・650)がモデル。
ちなみに、モトグッチV11(エンジン)・11スポルト(ミッション)ベースの僕のバイクの場合、縦置き空冷V型2気筒2バルブOHV 1,100ccエンジン、5速ミッション、シャフトドライブ駆動、という書き方になる。

CX (GL) シリーズはエンジン形式こそ古いものの海外ではこういった具合に、徹底的に改造されたカフェレーサースタイルで蘇っていることが多い。
このシリーズにはターボ付きのものもあるのだが、写真のこれはノーマル。
ターボチャージャーが付いていなくてもけっこう存在感のある重量感のある大きなエンジンが特長だ。

元々付いていたフロントの正立フォークを倒立フォークに変え、リアサスペンションはフレームごと交換されてモノサスに替えられている。
そのおかげ?で、シート下がスッキリと見える。
また、シングルシート後ろでスパッとフレームを切り詰めたことで大きなエンジンを吊っている割りに全体をコンパクトに見せている。
マフラーをフレーム下で完結させているのもコンパクト化に貢献している。

シート下に見える黒い箱のようなものにはバッテリーが隠されているのかな?
前後のホイールは(発売当初話題になった)コムスターホイールから、カフェスタイルの古風なスポークホイールに替えられている。
フロントのディスクブレーキは口径の大きな今風のダブルディスクになっているのもなかなかかっこいい。
エアクリーナーは取っ払って、キャブレターに直接エアファンネルが付けられているのもカフェレーサー改造手法としては定番と言える。

CXベースのカフェレーサーの場合、カウルが付けられていることは案外少なく、メーター周りも含めてシンプルにまとめられているのも特徴的だ。
しかし、フロントもリアもデザイン重視でフェンダーをあっさり取っ払っているのは、走行上ちょっと問題ありかもしれないな。特に雨の日には最悪だろうな。

あとは一昨日も書いたが、セパハンとバックステップを組み合わせ、フューエルタンクを縦に長いものに替えることで定番のカフェレーサースタイルに完成させている。


CX(GL)をベースにしたカフェレーサー化は欧米ではけっこう人気のようだ。

FBで見つけたドカティSS1000のカフェレーサー … Bike・Cafe Racers2018/01/16

SS1000
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FBでシェアしているBike関係の写真の中で見つけた、Ducati SS1000 DSのカフェレーサーカスタム。「CAFE RACE」のFBより転載 CAFE RACER 🏁

ここ最近の売れ筋バイクの傾向は、国内外メーカーを問わず高出力型の大きな水冷エンジンを持つフルカウルスポーツタイプが多いように思えるが、バイク本来の美しさはエンジン周りのメカニカルな造形にあると僕は思っている。
そうなるとエンジンはどうしてもきれいなフィンを持つ空冷タイプのものになってくる。

なので「いいなぁ~、」きれいだなぁ~」と思えるバイクは、どうしてもこういったネイキッドタイプの空冷スポーツバイクになってしまう。
特に「カフェレーサースタイル」と呼べるバイクに心惹かれる。

カフェレーサースタイルの定義は人により様々だろうが、自分の独断でその特徴(良い点・悪い点)を挙げてみると、、

シート厚の薄いシングルシートを持ち、しかもタンクを縦に長くすることでシート位置がやや後ろの方に置かれる。
バックステップと低い位置に取付けたセパレートタイプのハンドルで、シートに座ると腕は伸びきり、かなりの前傾姿勢を強いられることになる。
腰が悪い人にはとてもつらいライディングポジションを要求されるバイクと言えよう。
加えて、低速時の取り回しも絶望的に悪くなる。

カウルはショートカウルあるいはロケットカウルと呼ばれる形状のハーフカウルが特徴だが、カウルでエンジンを隠すようなことは決してしない。
キャブレターにせよ、インジェクションにせよ、大きなエアクリーナーは設けず直付けのエアファンネルに付け替えることも多い。
エアファンネルにすることでエンジンパワーは確かに出るのだが、あくまで見た目重視で取り付けられることの方が多いので、パワーアップを目指しているわけではない。
これにはフィルター機能がまったく無いため、当然ツーリングなどの長距離での走行にはリスクが付きまとう。

シート下は出来るだけスカスカに開けておくのも特徴のひとつで、そのためにわざわざ小さな(非力な)バッテリーに交換して、目に付きにくい場所に収納する、なんて小細工も必要になってくる。
そこまで細工をして最後に、機能性を無視した小粒なウインカーに交換し、セパハンのパイプエンドに小さなバックミラーを片方だけ(日本の場合は右側にミラー)取付ければ「カフェレーサー」の出来上がりというわけだ。


スタイル重視で造られる変態的なバイクなので、ツーリングなど長距離を走るにはまったく向いていない。

長距離を走らせることもある自分のバイクをこういうスタイリングに改造することは出来ないのだが、、、密かな憧れは持っている。

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