村はずれのタルチョとマニ車 … WanderVogel2011/10/05

タルチョとマニ車
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Langtang・Helambu地域の標高3,000mを超えた高地に行くと、住んでいる人たちもチベット系が多くなります。


トレッキングの街道沿いには、タルチョ(チベット仏教の経文が擦り込まれた旗)はためくマニ石塚やマニ車などが点在しています。

マニ車とはチベット仏教の経典の巻物を納めた円筒形の銅の容れ物で、中心に軸が通っていて回すことが出来るようになっています。
それを1回 回すとお経を1回唱えたことになる、という非常に合理的?な仏教用具です。

ここでは氷河から流れ落ちる水を利用して絶えず回り続けています。
そばを通っただけでお経を何度も唱えたのと同じ功徳があるということになりますから、より合理的でありがたい代物です。
しかも、ここのは6連ですから、そのご利益は計り知れませんね。


インドのLadah・Zanskarのような壮大なゴンパ(チベット僧院)や、歴史あるお寺があるわけではないが、少人数の村人に似合った規模の小さなお寺を村ごとに見ることが出来ます。


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