山で拾った鳥の羽、落とし主は? … 自然観察・WanderVogel ― 2015/12/14
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山歩きのついでに松ぼっくりやドングリ、落ち葉など登山道に落ちているものを拾って帰ることがあります。
(国立公園や国定公園などでは、落ち葉といえども持って帰ってはいけないことになっていますので、それ以外の山で拾ってね。)
山の散策では、視野を広く持って壮大な景色を楽しむ、ということも醍醐味ですが、足元の土の上や周りの様子にも注意を払って歩くことで山の楽しさがもっと広がってきます。
小動物がクルミの実や松ぼっくりを齧った痕跡も見つかります。下草や落ち葉の様子からシカが昼寝をした跡も解ってきます。たまに動物の死骸を見つけることもあります。
鳥や動物の落とした糞も重要な自然観察のサインになります。
山での落とし物の中には、写真のような鳥の羽なんかもあります。
羽根が一枚だけポロッと落ちていることもありますが、大概は何かの小動物に食べられた姿で骨と一緒に羽根が散らばっている、という感じでしょう。
この写真の羽は、いったいどんな鳥の羽根なのでしょう?そんな時に、文一総合出版から出ている「野鳥の羽 ハンドブック」という図鑑が役に立ちます。
一番下のハデな大きな羽は、ヤマドリの尾羽ではないかと思います。長さが 23~24cmもあります。
ヤマドリを山で見る機会は稀である、と言われていますが、西丹沢の渓流沿いの険しい谷間で、狭い木々の間を高速で滑空している姿を見たことがありますので、丹沢にも棲んでいるのでしょう。
真ん中の黒ベースに特徴的な白いドット模様のある羽は、コゲラの次列風切羽でしょう。大きさ的にもアカゲラでは無いと思います。
その上の2枚の羽は、カケスの次列風切羽です。青と黒の縞模様がとってもきれいです。
一番上のはカラスの羽です。カラスの濡れ羽色をしています。
ハシブトガラスなのかハシボソガラスなのか、までは 残念ながら僕には解りませんが、、
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山歩きのついでに松ぼっくりやドングリ、落ち葉など登山道に落ちているものを拾って帰ることがあります。
(国立公園や国定公園などでは、落ち葉といえども持って帰ってはいけないことになっていますので、それ以外の山で拾ってね。)
山の散策では、視野を広く持って壮大な景色を楽しむ、ということも醍醐味ですが、足元の土の上や周りの様子にも注意を払って歩くことで山の楽しさがもっと広がってきます。
小動物がクルミの実や松ぼっくりを齧った痕跡も見つかります。下草や落ち葉の様子からシカが昼寝をした跡も解ってきます。たまに動物の死骸を見つけることもあります。
鳥や動物の落とした糞も重要な自然観察のサインになります。
山での落とし物の中には、写真のような鳥の羽なんかもあります。
羽根が一枚だけポロッと落ちていることもありますが、大概は何かの小動物に食べられた姿で骨と一緒に羽根が散らばっている、という感じでしょう。
この写真の羽は、いったいどんな鳥の羽根なのでしょう?そんな時に、文一総合出版から出ている「野鳥の羽 ハンドブック」という図鑑が役に立ちます。
一番下のハデな大きな羽は、ヤマドリの尾羽ではないかと思います。長さが 23~24cmもあります。
ヤマドリを山で見る機会は稀である、と言われていますが、西丹沢の渓流沿いの険しい谷間で、狭い木々の間を高速で滑空している姿を見たことがありますので、丹沢にも棲んでいるのでしょう。
真ん中の黒ベースに特徴的な白いドット模様のある羽は、コゲラの次列風切羽でしょう。大きさ的にもアカゲラでは無いと思います。
その上の2枚の羽は、カケスの次列風切羽です。青と黒の縞模様がとってもきれいです。
一番上のはカラスの羽です。カラスの濡れ羽色をしています。
ハシブトガラスなのかハシボソガラスなのか、までは 残念ながら僕には解りませんが、、
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