検査で見つかった不良・筋交い金物の未施工 … 建築監理・第三者監理2018/01/07

構造不良
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第三者監理ドットコム・
写真に写っている筋交い部材に必ず取り付いていなければいけない「筋交い金物」が上下共に取り付いていなかった、という怖いお話し。



この木造住宅は、構造用合板を多用する最近の木造住宅の構造(「面」で剛性を構成する)ではなく、言ってみれば一昔前?の柱/梁/筋交いの構造で作られている。
まあ、そのこと自体はおかしなことではないのだが、断熱材などを施工するのが若干面倒にはなってくるので違う意味での注意が必要となっている。



こういった「柱/梁/筋交い」で構成されている在来軸組木構造では、筋交い金物で筋交い端部を柱側にしっかりと固定する必要がある。

筋交いの取付け方や向きによっては片側からそうした金物が見えにくいことも確かにあるので、裏に手を入れるなどして金物を確認してみる必要があるのだが、この現場ではいくつかあるこうした筋交いのうち、合計2カ所で取付けられていない(取付け忘れ)のが確認された。

(最近の筋交い金物は、逆に狭いところでも取付けられるように工夫されているので、金物を先に取付けて筋交い部材を取付けてしまうと片側からは見えなくなってしまう金物もあるので、検査ではその点によ〜く注意して観察しないといけない。)



通常は筋交いが施工されていて、そこに金物が取付けられていない(忘れられている)ことなどは想像もしないのか、直前に行なわれた瑕疵担保保険の検査では見過ごされてしまっていた。
(これ自体けっしてあってはならないことなのだが…瑕疵担保検査の構造検査で不具合がスルーしてしまうというケースは実際にはけっこうあるのだ。)



私の行なう第三者監理・検査では、筋交い金物は取付けビスの本数やビスの効き具合まで全数しっかり目視検査するので、不具合を見逃すことは無い。


写真のような吹抜け状態の場所でも、ハシゴを掛けて全数検査を行ない発見につながった。


こういうミスは、注意不足の一言では片付けられない重大な結果を招くことになる。こういう施工をしている工務店・大工では、それ以外の構造金物の取付け自体が全て信用出来なくなってしまうからだ。


実際のところ、この現場では筋交いの向きが反対だった箇所も1カ所見つかり、施工結果もそうだが自社検査では何を見ていたか? と、あきれてしまう。

第三者検査で発見していなければ、翌日には断熱材が施工され内側にプラスターボードが張られてしまうと、この構造不良はもう発見することは出来ない。

実際にそのような不良木造新築住宅が世の中にたくさん出回っているのだと断言出来る。

酒匂川沿いで行なわれた冬鳥の観察会 … 自然観察・WanderVogel2018/01/06

ナンキンハゼの実
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今日は一日、酒匂川(神奈川県西丹沢から相模湾に流れ込む二級河川)河畔を歩き、冬鳥の観察会に参加してきた。

空は昨日と打って変わって良く晴れて、丹沢山系から箱根方面の山々、富士山までクリアに見通すことが出来た。
陽射しを浴びながら河原沿いに酒匂川河口まで下ってくると、少し汗ばむくらいだ。
絶好の冬鳥観察日和であった。

冬の水鳥を中心に40種以上の野鳥を観察することが出来、とても充実した観察会だった。
夏の野鳥観察がめっぽう苦手な僕にとって、この時期の冬の野鳥観察は毎年楽しみにしている催しのひとつ。
野鳥を見ながら、冬芽や枯れた実の観察も楽しいものだ。

写真は酒匂川河畔に植えられたナンキンハゼの弾けた実。

昨年末に発覚した建築基準法違反について … 建築監理・第三者監理2018/01/05

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第三者監理ドットコム・
昨年起こった「準耐火仕様」違反発覚とその後の是正に至る顛末についてあらためて少し話しをしよう。

都市部の狭い敷地内に建てられる住宅では、一般的な規模の木造住宅であってもより高い防火性能・耐火性能が法的にも求められることが多くなっている。
特に、木造3階建てともなると「準耐火建築物」以上というのが常識化している。
今回起こった「準耐火仕様の住宅」に対する不良工事の指摘は、まさにそのものズバリのケースだった。

木造住宅の防耐火仕様には大きく分けて、「防火構造仕様」「省令準耐火仕様」「準耐火建築物」「耐火建築物」という4つのカテゴリーがある。
それぞれにその位置付けや防耐火施工要領などが細かく建築法規(告示・認定)等で定められている。

一口に木造の「準耐火仕様」といっても、実際にはその造り方には多くの選択肢がある。
設計者(あるいは設計会社)はその多くの仕様基準のうちの何を選択して「準耐火建築物」を造り上げるのか、を施工者側に正確に示すために「準耐火仕様リスト」という図面・仕様書を作成するのが一般的だ。

その「準耐火仕様リスト」を元に、施工者(現場監督や現場の大工さん)は間違いの無い準耐火住宅を造っていくことになる。
そして、検査をする側(監理者など)も同様のものを入手し、検査員はそれを元に確認作業をしていく、というのが施工検査の基本的な流れになる。

熟練した、経験豊かな現場監督・大工であればそのへんのコツをきちんと押えて造っていくのだが、知識や経験が不足し馴れていない現場監督や大工では単純な間違いや工事の手戻りなどが起きやすい、というのがこの耐火仕様・準耐火仕様なのだと言える。


昨年末にある現場で起こった準耐火仕様の施工違反は、知識不足による施工不良ということだけでなく、実はもっと深い問題があった。
施工会社自体が準防火の「認定書」の内容を完全に読み間違えていたのだ。
そのため、根本的な問題としての「建築基準法違反」の住宅となってしまった。違反箇所は数十カ所におよんだ。

この重大な施工不良に設計者・施工会社自身が今までまったく気が付かなかったことを考えると、過去にも同様の建築基準法違反の住宅を作り続けてきた、という疑問が浮かんでくる。

この建築基準法違反は、単に現場監督や大工の知識不足・経験不足ということだけでなく、設計者の作成する「準耐火仕様リスト」の不備、施工会社・工事監理者の準耐火認定の施工方法の認識間違い、それに加えて大工さんに対しての「指導・監督」の不徹底さ、というのが総合的に重なったことがその原因だ。

結局、半年以上の時間を掛けて、ひとつひとつ是正施工を第三者監理の検査で確認をしながらやっとのことで正常な施工に戻したのだたが、その間の工事の遅れが結果的に施主負担となってしまったのが悔やまれるが、建築基準法違反で性能の劣った住宅を受取ることを防いだことは幸いであった。
施主からは竣工引渡し後に、第三者監理によってきちんと検査・是正され不良住宅にならずに済んだ、と感謝の言葉をいただいた。


* 詳しい違反の内容や施工会社名、設計事務所名などの公開はひかえさせてもらうが、年間たくさんの同種の住宅を都内で建てている会社だ。
上でも書いたように、今までその会社が手がけた「木造3階建て準耐火仕様の住宅」の中には少なからず同様の「準耐火仕様違反」の住宅が多数あるのだと考えられる。
また、これが発覚すれば大きな社会問題になると容易に想像出来る。

はてさてどうしたものか。

1月4日・仕事始め … 長尾企画工房 一級建築士事務所2018/01/04

平潟湾沿いのセンダンの実
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今日(1/4)からうちも仕事始めです。

心機一転、今年は頑張りますよ! ってね。

FBで見つけたモトグッチV11のカフェレーサー … Bike・Cafe Racers2018/01/03

V11 Cafe Racer
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FBでシェアしているBike関係の写真の中で見つけたV11のカフェレーサーカスタム。「CAFE RACE」のFBより転載
CAFE RACER 🏁 Seven Motors "The Revenge 03" Moto Guzzi V11

V11の基本的な部分(エンジン/ミッション/ファイナルケース、フレーム、サスペンション等)にはあまり手を加えてはいないように思えるが、シート周りのフレームごと変えているので全体的にはスリムに見える。また、その分だけエンジン周りがいっそう際立って見えている。
タンクもシートフレームもフロントフェンダーもシルバーで統一して、全体をモノトーンでまとめているのが大人のカフェレーサーという感じで渋いバイクに仕上がっている。

最近のモトグッチのバイクデザインが個人的にはあまりパッとした印象を受けないので、こういうシンプルで落ち着いたフォルムの縦置きVツインを見ると何でこういう路線で売り出さないのだろうか?とちょっと残念に思うが、バイクはもともとかなり趣味性の高いものなので好き嫌いも個人差が大きいのだろう。
今の風潮からすると、こういうスタイルではたくさんは売れないのだろうな。
と、妙に納得した。

穏やかな日が続いています … 本年もよろしくお願いいたします22018/01/02

平潟湾
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昨日同様に空は透き通るような晴天。陽射しも暖かく、過ごしやすい日が続いている。

デパートの福袋目当てでみな出掛けてしまった。
僕はというと、今日はこれといって特にやることもなく、先日整備した姪の原付バイク(Vino)で近くにある大型バイク用品店「NAPS」の初売りを覗きに行って来た。家からは平潟湾をいったん野島に渡り、柴漁港と八景島シーパラダイスの脇を走った先にある。
スピードを出さなければ風をきってバイクで走っていてもそれほど寒くは感じない。

NAPSの駐車場は車もバイクも満杯だ。
みんな福袋目当てなのかと思いきや、新しいヘルメットもオイル交換もタイヤ交換も10~20% OFFということだそうで、けっこう賑わっている。
こんなところでうかうかしていると、つい衝動買いをしてしまいそうだったので早々に立ち去る。

金沢八景駅近くの鎌倉時代からの歴史がある「瀬戸神社」では、境内の外にまで初詣の行列が続いていた。
街路樹のセンダンの木にはたくさんの実が残っている。波の穏やかな平潟湾にはカモメやカモ類がたくさん浮いていた。

今年はなぜか家のセンリョウ、マンリョウも実が残ったままだが、時々キンカンの実を突きにメジロやヒヨドリがやってくるので、食べられないように半分に切ったミカンを隣のアジサイの枝に刺している。

あけましておめでとうございます … 本年もよろしくお願いいたします2018/01/01

元旦・雷神社
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明けましておめでとうございます。
正月・元旦、透き通るような晴天。陽射しも暖かく、過ごしやすいお正月になりました。

通っているスポーツジムが正月から営業しているということで、空いている朝風呂に入った後、近くの雷(いかずち)神社に出掛ける。
「手水舎」で手を清め、口をすすぎ、参拝しておみくじを引く。

「第一番・大吉」だった。(昨年は中吉でしかも本厄の年回りでしたから、今年は昨年よりは期待出来るかな。)
おみくじには「天の助けによって災難はきえます。正しい行ないをし、貧者を助ければさらによくなりますが、色と酒におぼれるとわざわいがふえます。」とあった。
一番気になる「病気」を見ると「治療に全力をかたむけなさい。必ずなおります。」と書かれてあったのでとりあえずホッとする。

数えで(今年2018年は)62歳は「後厄」に当たるのだが、歳で考えると今年の12月までは本厄のうちにあるともいえるので、気を付けなきゃ。

ということで、本年もよろしくお願いをいたします。

今年はいろいろありました … 来年は今まで以上に頑張ります。2017/12/31

2017年・大晦日
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いよいよ2017年の大晦日。
僕の干支である酉(鶏)から戌(犬)へと変わる。

今年は本当にいろいろあり、思い起こしてみると長い一年だった。
苦い思い出に関しては全て自分自身の思慮の無さに起因しているもので、うまくいったものはみな他人の助けがあってのものだ。
今年還暦を迎えたこともあり明日から全く仕切り直しで、一日一日やるべきことをきちんと正直にやっていこう!


お正月用に特別な「コーヒー豆」を手に入れてあるので、日付が変わったらショパンのピアノコンチェルト1番を聴きながらゆっくりと味わうことにしよう。
この曲はショパンが新しい地へと旅立つ時に作ったものだと何かで読んだことがある。
彼の愛する故郷への告別と飛翔の想いが込められているのだ。

新年を迎える準備・大掃除/他 … 来年もよろしくお願いします2017/12/30

新年の準備
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昨夜の酒が少し残っていたが午前中は頑張って家の大掃除とフローリングのWAX掛けをして、午後から食品の買い出しに出掛けた。
仏壇に花を活け、部屋のあちこちに観葉植物を飾り、(まだ明日一日あるが)カレンダーを来年のものに差し替え、新年の準備を整えます。


夕方から(明日以降食べる用の)カレーを仕込みながらまたワインを飲み始め、夕食までにはすっかり酔って出来上がってしまいそう。

夕食はもちろん鍋料理です。

バイクの調子を見ながらのプチツーリング … バイクツーリング・WanderVogel2017/12/29

プチツーリング西湘バイパス
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年末に入り、2台のバイクのメンテナンスと掃除をしたが、今日はFuriaのエンジンの調子をみるため100km弱のプチツーリングに出掛けてきた。

空は晴れているのでとても気持ちが良いが、気温はけっこう低くて日中でもせいぜい11℃くらいまでしか上がらないという。
スタンドでガソリンを満タンにして、ついでに前後のタイヤ(ピレリ ディアブロ)の空気圧をチェック。前後とも規定値よりほんの少し上げて補充しておく。
前のタイヤは2.3bar、後ろのタイヤは2.5bar、とそれぞれ0.1bar高めに入れておこう。

少し暖かくなり始めた 10:00に自宅を出発し、裏道を使って逗子・鎌倉まで走り134号線に出ると、左手に海岸を見ながら60kmの法定速度を守って海沿いの道をのんびりと走る。
西湘バイパスは、今年の大型台風で海側の道路が一部区間2車線削られてしまっていて、その箇所では片道1車線の交通規制が敷かれているが、まあまあスムーズに走ることが出来た。
いつものように酒匂川を渡ったところのPAで休憩となるのだが、パーキングの海沿いのテラスデッキ下も波で削られていて現在復旧工事の最中だ。
そこまで自宅から42km。寒風の中の走行とはいえ、凍えるほどの寒さではなく、良い意味で緊張感を保って走ることができた。

バイクは各部ともに特に異常は見られず、オイル漏れで後ろホイールに汚れが付着するということもなく、前回気になったバックファイアー?のような異音も聴かれなくなり、快調に走らせることが出来た。
本当はバイクに乗っていようがいまいが、1年弱でオイル交換はした方が良いのは解っているのだが、今年の春の車検でオイル関係(エンジンオイル、ミッションオイル、ファイナルギアオイル、ブレーキフルード、フロントフォークオイル)はみな交換しているので、まあそれは良しとしよう。


西湘バイパスを下り、小田原を経由して来た道を引き返す。
アイドリングが低いみたいで、途中2回ほど信号待ちでエンジンが止まったことを除けば、好調だと言えるな。

SAでBMWの旧車(R80?)に乗っていた人と話しをしたが、僕のバイクが乗り始めてから15年目に入るバイクだと聴いてビックリしていた。
見た目がとてもきれいなので、そんなに古いバイクだとは思わなかった!、なのだそうだ。

ふふふ、この年末に一生懸命磨き上げたのだよ。

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