カレー料理の強い味方:RED CURRY缶2008/01/20

RED CURRY
月に2回以上はカレーを作る。夏でも冬でも、しかも大量に。僕はカレーは漢方薬だと信じている。気分が沈んでいる時や元気が出ない時にはこのカレーが最強の薬となる。学生時代からインドやネパール・パキスタンなど通算して1年以上はいたことになるのでカレーをはじめ印度料理は大好きだ。これは実はタイカレーの缶詰なのだが、インド風のカレーに仕上げるのが良い。入れる材料は結構シンプルで仕込み時間もこの缶詰を使うことでけっこう短縮出来てしかも旨い。

材料:牛の骨(ダシを取るため)、鶏肉(もも肉と手羽先)、トマト缶(サンマルツァーノ種がベスト)、タマネギ、にんにく、鷹の爪、なす、シメジ、オクラやブロッコリー、レモン、ブイヨンなど。香辛料は月桂樹の葉、生タイム、生ローズマリー、ターメリック(うこん)、クミン、ペッパーなど。タイムやローズマリーは鉢植えで育てていると便利。使った分だけどんどん育ちますから。うこんはミルで粉砕してストックしておくと使い勝手が良い。いつも家で一番大きな鍋でいっぱい作るので15人前以上は一気に出来る。
材料を買ってきたらまず鶏肉を捌いてターメリック、ペッパー、タイム、ローズマリーを加えてなじませ冷蔵庫に入れておく。(この手間は重要だ。鶏肉は結構臭いが気になるから)
鍋でにんにくと鷹の爪をオリーブオイルで炒める。タマネギ3個のみじん切りを加えて色が変わるまで炒め、シメジとなすをザクザク切って加えて炒める。水を加えてブイヨン(マギーブイヨン5〜6個)を加え、牛の骨(関節部分があればなお良い)とトマト缶2缶、ローリエ4〜5枚、タイムとローズマリーを入れて煮込む。牛の骨はしばらく煮込んでいったん取り出し、骨に付いている軟骨や肉、筋を切り離し細かく刻んで骨と共にまた鍋に戻す。この時期なら部屋のストーブにかけておけば手間がいらないだろう。1〜2時間ほど煮込んだところで鶏肉2種を香辛料と共に別のフライパンで焦げ目が付くくらい炒めて鍋に加える。この時には鍋は八割がたいっぱいになっているはずだ。オクラやブロッコリーなどを加えれば完成まじかだ。このままでもスープとして十分過ぎるくらいに美味しい。最後にRED CURRY缶を2缶加える。このカレー缶はカレールーではないので味が薄いと感じるかもしれない。もしそうなら市販のカレー粉を少し加えるのも良い。レモンを搾ってバターを落とせば、最高のカレーが出来上がる。
BON APPETIT!
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