二輪車の販売台数の移り変わり … バイクの話2010/03/17

バイク販売台数の推移
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バイクの販売台数のグラフですが、これを見ると1984年から2009年の25年間で市場規模は約6分の1になっています。
(25年前がどうであったかは、オジさん以外はあまり実感として感じないでしょうが。)


原付の落ち込みはもちろんですが、126ccから250cc、250cc以上の二輪車の落ち込みは、2009年のグラフを見ても消え入りそうなほど淋しい限りです。


大型バイクは実用性というよりも、趣味性の強いものですので、やはり景気の悪化に大きく左右されるものなのでしょう。

自動車業界では「エコ」という”新商品ジャンル”が出来て、人気・売上を伸ばしていて、それによって様々な新規の開発が進んでいます。
今後も多くの車種、カテゴリーの車が開発・発売されるのでしょう。


バイクは?というと、どうしても「エコ」というジャンルではあまり魅力も感じず、実際売れるのかどうかはかなり疑問です。

それでなくとも、日本は世界一厳しい排ガス規制があり、海外で売り出される同機種よりも馬力をダウンさせての販売となっていますし、その逆輸入車では日本の規制をクリア出来ず、実質逆輸入車禁止の方向に向かっています。

先行きの見えない景気状況と規制による締付けで、日本のバイク業界が一気に冷え込んでしまっては日本製バイクの発展にも悪影響を与えます。


自動二輪が売れなくなってきたのは、何も景気のせいだけではなく、バイクに乗る人が単純に少なくなってきたということか?

休日の高速SAではたくさんのバイクを見ますから、低迷しているようにはとても思えないのですがねえ…。
まぁ、そのバイクに乗っている人の年齢層は確実に高くなってはいるのですが…、(私も人のことは言えないですが)


でも、妙なスクーターとハーレーばかりが売れても… ねえ ,,,


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