袋屋清左衛門邸・庭園/一茶の座禅石 … 建築の旅・庭を見る ― 2011/06/26
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信州中野に袋屋清左衛門邸という旧家があり、小林一茶が良く滞在し歌仙が行なわれた「楳装園(ばいそうえん)」という庭が残っています。
今はお味噌のみを手作りし販売していますですが、江戸時代には味噌・醤油を製造販売する大商家だったそうで、文化文政期には医師の家系でもあったそうです。
行くまで私も知らなかったのですが、小林一茶はこの信州中野近くの信濃町で生まれたそうです。
庭はこじんまりとしていますが、夜間瀬川の川水を引き込んだ池と立ち石・船形石の配置、植栽・木々のバランスがしっくりと「決まって」いて。とてもすてきな雰囲気に満ちています。
落ち着きがあり、箱庭的規模でありながらも奥行き感のある「回遊式庭園」です。
訪れた時には庭や旧家屋は手入れの最中で閉館していましたが、遠くから見に来たことを当主に告げると、自ら鍵を空けながら降りしきる雨の中を長時間案内していただきました。
一茶のこと、庭や建物のこと、華やかな頃の信州中野の話など、興味深いお話をたくさん聞くことが出来ました。
庭の手入れ中なので…、と入場料を受け取ってもらえませんでしたので、代わりにお味噌を買ってきました。
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信州中野に袋屋清左衛門邸という旧家があり、小林一茶が良く滞在し歌仙が行なわれた「楳装園(ばいそうえん)」という庭が残っています。
今はお味噌のみを手作りし販売していますですが、江戸時代には味噌・醤油を製造販売する大商家だったそうで、文化文政期には医師の家系でもあったそうです。
行くまで私も知らなかったのですが、小林一茶はこの信州中野近くの信濃町で生まれたそうです。
庭はこじんまりとしていますが、夜間瀬川の川水を引き込んだ池と立ち石・船形石の配置、植栽・木々のバランスがしっくりと「決まって」いて。とてもすてきな雰囲気に満ちています。
落ち着きがあり、箱庭的規模でありながらも奥行き感のある「回遊式庭園」です。
訪れた時には庭や旧家屋は手入れの最中で閉館していましたが、遠くから見に来たことを当主に告げると、自ら鍵を空けながら降りしきる雨の中を長時間案内していただきました。
一茶のこと、庭や建物のこと、華やかな頃の信州中野の話など、興味深いお話をたくさん聞くことが出来ました。
庭の手入れ中なので…、と入場料を受け取ってもらえませんでしたので、代わりにお味噌を買ってきました。
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