三渓園のミヤギノハギ … 自然観察・WanderVogel ― 2014/06/09
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三渓園には多種類のハギが植えられていますが、戦陣を切って「ミヤギノハギ」(別名:ナツハギ)が咲き始めました。
園内で見られるハギには、このミヤギノハギの他に、ニシキハギ、シロハギ、マルバハギ、キハギなどがあります。
葉はマメ科に普通の、三出複葉(小葉3枚からなる葉)ですが、ミヤギノハギはニシキハギに比べると葉が細長く、先端が少し尖っています。
また、ミヤギノハギは枝がしだれるところが特徴と言いますが、これはけっこう元気に伸びていますね。
萩は「秋の七草」のひとつですが、ミヤギノハギ(宮城野萩)は関東では6月頃から咲き始めます。
萩は古くから庭園に活用されたきましたが、ミヤギノハギは江戸時代の始め(1650年代ころ)に野生種から改良された園芸品種だそうです。
宮城県の県花にもなっていますが、べつに宮城県に自生していたわけではないようですね。
三渓園には10棟の国指定の重要文化財建造物と3棟の横浜市指定の有形文化財がありますが、ここがたんに古建築の野外博物館とならずに「名勝」として愛されている大きな要因は、原三渓の美意識が造り出した傑出した庭園景観とそこに植えられている木々や草花と古建築との絶妙な取り合わせがあってこそなのです。
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三渓園には多種類のハギが植えられていますが、戦陣を切って「ミヤギノハギ」(別名:ナツハギ)が咲き始めました。
園内で見られるハギには、このミヤギノハギの他に、ニシキハギ、シロハギ、マルバハギ、キハギなどがあります。
葉はマメ科に普通の、三出複葉(小葉3枚からなる葉)ですが、ミヤギノハギはニシキハギに比べると葉が細長く、先端が少し尖っています。
また、ミヤギノハギは枝がしだれるところが特徴と言いますが、これはけっこう元気に伸びていますね。
萩は「秋の七草」のひとつですが、ミヤギノハギ(宮城野萩)は関東では6月頃から咲き始めます。
萩は古くから庭園に活用されたきましたが、ミヤギノハギは江戸時代の始め(1650年代ころ)に野生種から改良された園芸品種だそうです。
宮城県の県花にもなっていますが、べつに宮城県に自生していたわけではないようですね。
三渓園には10棟の国指定の重要文化財建造物と3棟の横浜市指定の有形文化財がありますが、ここがたんに古建築の野外博物館とならずに「名勝」として愛されている大きな要因は、原三渓の美意識が造り出した傑出した庭園景観とそこに植えられている木々や草花と古建築との絶妙な取り合わせがあってこそなのです。
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