モモタマナの木:ボルネオ・マヌカン島 … 自然観察・WanderVogel2018/01/21

モモタマナの穂状花序
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昨日書いたモモタマナの果実、旅行の写真を見直してみると海岸に生えるモモタマナの木を写した写真が何枚かあった。

写真はサピ島ではなく、その隣にあるマヌカン島の海岸での1枚だ。
モモタマナ(シクンシ科)という木は海岸の砂地の上に生えている大木なのだが、背が高いというよりは横に大きく広がった樹形をしている樹木だった。
葉っぱは写真のように1枚1枚がが大きくて、枝先に輪生のような形で付いているのが特徴だった。

netでは、標準和名である「モモタマナ」の他に、特に沖縄地方では「コバテイシ」という名前で呼ばれることが多いと書かれてあった。
ボルネオの現地では何と呼ばれているのか。は聞き忘れてしまった。

ちょっとでも波風が高いと簡単に海水を被ってしまいそうな位置に生えていたのが異国情緒を感じさせてくれた。
大きく横に広がった木の下はちょうど良い日陰を作ってくれていて、海岸に降り注ぐ強い南国の陽射しを遮ってくれて心地良かった。


写真の中央に見えるのは穂状花序の状態をしたモモタマナの蕾みなのだが、netには花期は5月~7月と書かれていた。
ボルネオは沖縄と違い年がら年中暖かいので、花期の時期も少し違うのかもしれない。10月でこの状態なのだから、開花はもっと早そうだ。

うまく結実すると、穂状花序のひとつひとつが下記の果実(種子)になるわけだから、実が付く時期には(クルミの実のように)鈴なりになる。

さらにnetで調べてみると、大きな傘のような樹形から「Umbrella Tree」という別名が付けられているとか、その果実の種子がアーモンドのような味がすることから「Trepical Almond」とも呼ばれている、と書かれていた。さらに葉っぱは「伝統薬」とされ、絹や綿を染める「染料」としても利用されるなど、けっこう人の役に立つ樹木だというのがわかる。


沖縄から小笠原諸島、東南アジア、ミクロネシアからアフリカ大陸にかけての亜熱帯・熱帯地方全域にその分布は広がっていて、各地で役に立つ「良木」として利用されているのだろうな。
などと想像してみる冬の一日であった。

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