ゴサインクンド手前の小さな湖と滝 … WanderVogel ― 2011/10/01

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ゴサインクンドの手前下方にある小さな湖と滝です。
山の頂上付近にあるというのに、小さな湖からは大きな水音と共に、結構な水量の水が滝となって下に流れ落ちています。
ランタン・コーラ(ランタン川)のまさしく源流の一滴がこの滝です。
この水はランタン・コーラからトリスリ川と名を替えて、やがて聖なる川ガンガ(ガンジス川)と合わさり、インドの大地を流れて行きます。
まるで尽きることのない水がこの岩山に眠っていて、コンコンと湧き出しているかのような不思議な光景です。
・・・つづく
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ゴサインクンドの手前下方にある小さな湖と滝です。
山の頂上付近にあるというのに、小さな湖からは大きな水音と共に、結構な水量の水が滝となって下に流れ落ちています。
ランタン・コーラ(ランタン川)のまさしく源流の一滴がこの滝です。
この水はランタン・コーラからトリスリ川と名を替えて、やがて聖なる川ガンガ(ガンジス川)と合わさり、インドの大地を流れて行きます。
まるで尽きることのない水がこの岩山に眠っていて、コンコンと湧き出しているかのような不思議な光景です。
・・・つづく
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GOSAINKUND … WanderVogel ― 2011/10/01

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岩山の頂き付近の標高4,380mに位置する聖なる湖「GOSAINKUND」 ゴサインクンド。
湖にはヴィシュヌ神が眠っていると言われ、湖岸には「リンガ・ヨニ」を祀った祠が建っています。
*ヴィシュヌ神はヒンドゥー教の主神のひとりで、この宇宙を創造した神ブラフマーや、宇宙の破壊神であり男性エネルギーの源と言われネパールでは絶大な人気を誇る神シヴァの生みの親といわれています。
ちなみに、ブラフマーはヴィシュヌのへそから生まれ、シヴァは額から生まれたと言われています。
ここには時期になるとネパール国内だけでなく、インドからも巡礼者が大勢訪れる、まさしくヒンドゥー教の「一大聖地・パワースポット」なのです。
私もここに立っていると、なんとなく沸々と男性エネルギーが体中にみなぎってくるように感じました。
いえいえ、決して空気が薄く 酸欠状態だからではありませんよ。
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岩山の頂き付近の標高4,380mに位置する聖なる湖「GOSAINKUND」 ゴサインクンド。
湖にはヴィシュヌ神が眠っていると言われ、湖岸には「リンガ・ヨニ」を祀った祠が建っています。
*ヴィシュヌ神はヒンドゥー教の主神のひとりで、この宇宙を創造した神ブラフマーや、宇宙の破壊神であり男性エネルギーの源と言われネパールでは絶大な人気を誇る神シヴァの生みの親といわれています。
ちなみに、ブラフマーはヴィシュヌのへそから生まれ、シヴァは額から生まれたと言われています。
ここには時期になるとネパール国内だけでなく、インドからも巡礼者が大勢訪れる、まさしくヒンドゥー教の「一大聖地・パワースポット」なのです。
私もここに立っていると、なんとなく沸々と男性エネルギーが体中にみなぎってくるように感じました。
いえいえ、決して空気が薄く 酸欠状態だからではありませんよ。
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十日町市・土市「由屋」 … へぎ蕎麦 ― 2011/10/03

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大学のワンダーフォーゲル部OB会主催の恒例の秋の懇親旅行参加のため、後輩の車に同乗し越後周りで野沢温泉に行ってきました。
ネパールの山から帰ってきてまだ数日しか経っていないので、かなり疲れ気味ではありましたが、今年もまた役員・幹事なので欠席するわけにも行かず強行参加となりました。
関越道を新潟の石打インターで降り、魚沼丘陵を横断する353号線で十日町市に抜け、信濃川(千曲川)に並走する117号線を長野に向けて走り、野沢温泉を目指します。
途中で昼食を十日町市の土市にある、へぎ蕎麦の老舗「由屋」でいただきました。
蕎麦は一口づつ巻かれて、へぎ(ザルの敷いてある大振りのせいろのような入れ物)の上にきれいに並べられて出てきます。
へぎ蕎麦はつなぎに「ふのり」を使っているので、信州蕎麦などと比べて喉ごしが良く、思わず箸が進みます。
3人で、へぎ蕎麦三人前と天ぷら盛り合わせ二人前で大満足でした。
そういえば、昨年も一昨年も野沢温泉に行く途中で、ここに寄って同じように食べているなあ。
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大学のワンダーフォーゲル部OB会主催の恒例の秋の懇親旅行参加のため、後輩の車に同乗し越後周りで野沢温泉に行ってきました。
ネパールの山から帰ってきてまだ数日しか経っていないので、かなり疲れ気味ではありましたが、今年もまた役員・幹事なので欠席するわけにも行かず強行参加となりました。
関越道を新潟の石打インターで降り、魚沼丘陵を横断する353号線で十日町市に抜け、信濃川(千曲川)に並走する117号線を長野に向けて走り、野沢温泉を目指します。
途中で昼食を十日町市の土市にある、へぎ蕎麦の老舗「由屋」でいただきました。
蕎麦は一口づつ巻かれて、へぎ(ザルの敷いてある大振りのせいろのような入れ物)の上にきれいに並べられて出てきます。
へぎ蕎麦はつなぎに「ふのり」を使っているので、信州蕎麦などと比べて喉ごしが良く、思わず箸が進みます。
3人で、へぎ蕎麦三人前と天ぷら盛り合わせ二人前で大満足でした。
そういえば、昨年も一昨年も野沢温泉に行く途中で、ここに寄って同じように食べているなあ。
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GOSAINKUNDにて 2 … WanderVogel ― 2011/10/04

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岩山の頂き付近の標高4,380mに位置する聖なる湖 GOSAINKUND:2
せっかく登って来たのですから、ゴサインクンドでのスナップを1枚。
上空は流れの速い雲に覆われていて霧の動きも俊敏で、冷たい雨が降ったり止んだりの一日です。
(相変わらず、雨具を着たままです。)
しかしその、人を寄せ付けないような厳しい気候や天気が逆に、この湖を幻想的で神秘的に見せています。
2~3人の外国人トレッカーの姿は見えますが、その他には周りにひと気も無く、あたりは静寂に包まれています。
ここには、男性エネルギーの源と言われるヒンドゥー教の神・シヴァも祀られていますが、私は実はこの時には、エネルギーが体中にみなぎってくるどころか、高度のせいか?顔や手足がむくんでしまって情けない顔になっていました。
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岩山の頂き付近の標高4,380mに位置する聖なる湖 GOSAINKUND:2
せっかく登って来たのですから、ゴサインクンドでのスナップを1枚。
上空は流れの速い雲に覆われていて霧の動きも俊敏で、冷たい雨が降ったり止んだりの一日です。
(相変わらず、雨具を着たままです。)
しかしその、人を寄せ付けないような厳しい気候や天気が逆に、この湖を幻想的で神秘的に見せています。
2~3人の外国人トレッカーの姿は見えますが、その他には周りにひと気も無く、あたりは静寂に包まれています。
ここには、男性エネルギーの源と言われるヒンドゥー教の神・シヴァも祀られていますが、私は実はこの時には、エネルギーが体中にみなぎってくるどころか、高度のせいか?顔や手足がむくんでしまって情けない顔になっていました。
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村はずれのタルチョとマニ車 … WanderVogel ― 2011/10/05

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Langtang・Helambu地域の標高3,000mを超えた高地に行くと、住んでいる人たちもチベット系が多くなります。
トレッキングの街道沿いには、タルチョ(チベット仏教の経文が擦り込まれた旗)はためくマニ石塚やマニ車などが点在しています。
マニ車とはチベット仏教の経典の巻物を納めた円筒形の銅の容れ物で、中心に軸が通っていて回すことが出来るようになっています。
それを1回 回すとお経を1回唱えたことになる、という非常に合理的?な仏教用具です。
ここでは氷河から流れ落ちる水を利用して絶えず回り続けています。
そばを通っただけでお経を何度も唱えたのと同じ功徳があるということになりますから、より合理的でありがたい代物です。
しかも、ここのは6連ですから、そのご利益は計り知れませんね。
インドのLadah・Zanskarのような壮大なゴンパ(チベット僧院)や、歴史あるお寺があるわけではないが、少人数の村人に似合った規模の小さなお寺を村ごとに見ることが出来ます。
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Langtang・Helambu地域の標高3,000mを超えた高地に行くと、住んでいる人たちもチベット系が多くなります。
トレッキングの街道沿いには、タルチョ(チベット仏教の経文が擦り込まれた旗)はためくマニ石塚やマニ車などが点在しています。
マニ車とはチベット仏教の経典の巻物を納めた円筒形の銅の容れ物で、中心に軸が通っていて回すことが出来るようになっています。
それを1回 回すとお経を1回唱えたことになる、という非常に合理的?な仏教用具です。
ここでは氷河から流れ落ちる水を利用して絶えず回り続けています。
そばを通っただけでお経を何度も唱えたのと同じ功徳があるということになりますから、より合理的でありがたい代物です。
しかも、ここのは6連ですから、そのご利益は計り知れませんね。
インドのLadah・Zanskarのような壮大なゴンパ(チベット僧院)や、歴史あるお寺があるわけではないが、少人数の村人に似合った規模の小さなお寺を村ごとに見ることが出来ます。
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Trekkers'Information Management System NEPAL … WanderVogel ― 2011/10/06

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今回のLANGTANG GOSAINKUND へのトレッキング許可書(TIMS)です
観光立国のネパールにとっては、トレッキングはいわば外貨獲得の「ドル箱」です。
トレッキングの最中には、警察や軍のチェックポストがあちこちにあって、そのたびにこのTIMS許可書を提示しサインを求められました。
もっともこの制度は今に始まったことではなくて、僕が最初にアンナプルナにトレッキング行った1979年か1980年にも書式は多少違うが同様のトレッキングパーミッションを取得した記憶があります。
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今回のLANGTANG GOSAINKUND へのトレッキング許可書(TIMS)です
観光立国のネパールにとっては、トレッキングはいわば外貨獲得の「ドル箱」です。
トレッキングの最中には、警察や軍のチェックポストがあちこちにあって、そのたびにこのTIMS許可書を提示しサインを求められました。
もっともこの制度は今に始まったことではなくて、僕が最初にアンナプルナにトレッキング行った1979年か1980年にも書式は多少違うが同様のトレッキングパーミッションを取得した記憶があります。
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Kathmandu tamel地区の路地 … WanderVogel ― 2011/10/06

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Kathmandu tamel地区は高級ホテルから安宿まで多くの宿があり、高級レストランから安い食堂まで揃う、ツーリストにとって中心的な地区。
ネパールの首都とはいえ、カトマンズ市内だけなら主な場所を観光するのであれば、だいたい歩いても回れるくらいのそんな大きさの街です。
また、少し郊外に走れば、パタンやバクタプル、スワヤンブナートなどの世界遺産にもなっている古都、宗教施設が点在しています。
カトマンズ中心部のストリートはどこを歩いてもだいたい写真のような感じで、非常に親しみ易いヒューマンスケールの「みち空間」を形づくっています。
地元の人とツーリストとタクシーとバイクとリキシャがバラバラに交差しスレ違い、うまい具合にぶつからずに通り過ぎて行く、そんな通りの風景です。
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Kathmandu tamel地区は高級ホテルから安宿まで多くの宿があり、高級レストランから安い食堂まで揃う、ツーリストにとって中心的な地区。
ネパールの首都とはいえ、カトマンズ市内だけなら主な場所を観光するのであれば、だいたい歩いても回れるくらいのそんな大きさの街です。
また、少し郊外に走れば、パタンやバクタプル、スワヤンブナートなどの世界遺産にもなっている古都、宗教施設が点在しています。
カトマンズ中心部のストリートはどこを歩いてもだいたい写真のような感じで、非常に親しみ易いヒューマンスケールの「みち空間」を形づくっています。
地元の人とツーリストとタクシーとバイクとリキシャがバラバラに交差しスレ違い、うまい具合にぶつからずに通り過ぎて行く、そんな通りの風景です。
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越後・南魚沼へひとっ走り … バイクツーリング ― 2011/10/09

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GHEZZI&BRIAN FURIAで、三連休の中日に新潟までひとっ走り往復してきました。
関越道は行きも帰りも多少は渋滞していましたが、車の間をすり抜けて順調に走ることが出来ました。
今日は気温も湿度もバイクで走るにはちょうど良い気候で、高速巡航でのツーリングを満喫することが出来ました。
もちろんバイクの調子も絶好調でした。
南魚沼市の八色駅の近くにあるイタリアンレストランに、昼食を食べに行っただけという感じのツーリングでしたが、久しぶりに長距離を巡航速度100km〜120km程度でのんびり流してきました。
このレストランのオーナーはかなりのバイク好き、車好きで、後ろにチラッと写っているW650のサイドカーや単気筒のBMW、メッサーシュミットのような一人乗りのオープンカーなどが店の前に並べてあります。
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GHEZZI&BRIAN FURIAで、三連休の中日に新潟までひとっ走り往復してきました。
関越道は行きも帰りも多少は渋滞していましたが、車の間をすり抜けて順調に走ることが出来ました。
今日は気温も湿度もバイクで走るにはちょうど良い気候で、高速巡航でのツーリングを満喫することが出来ました。
もちろんバイクの調子も絶好調でした。
南魚沼市の八色駅の近くにあるイタリアンレストランに、昼食を食べに行っただけという感じのツーリングでしたが、久しぶりに長距離を巡航速度100km〜120km程度でのんびり流してきました。
このレストランのオーナーはかなりのバイク好き、車好きで、後ろにチラッと写っているW650のサイドカーや単気筒のBMW、メッサーシュミットのような一人乗りのオープンカーなどが店の前に並べてあります。
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HONDAの次世代700CCエンジン … バイクツーリング ― 2011/10/11

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昨日(10/10)、NEWSで気になる記事を見つけました。
本田技術研究所の常務が、HONDAのエンジンの特徴でもあった高回転・高出力型エンジンを搭載した大型バイクについて、今は「そういう時代じゃない。」と言いきり、HONDA社内でも「ハーレーやBMW、ドゥカティみたいに他の人に見せる盆栽のようなものはホンダには無理。見せてどうとか飾ってどうとかという所はあきらめてもいいから、少なくとも実用品というか、乗ってどうのというのは絶対負けないようにしろ」と話されているということ。
確かにバイクのエンジンは国産のどのメーカーのものも、どんどん高回転、高出力になり、排気量メリットは実際には200km/h超えた領域で初めて意味があるようになってきてしまっていますし、ドゥカティ、KTM、MVアグスタ、トライアンフなどの外国のスーパースポーツモデルは乗り心地などは完全に無視して、先鋭的なデザインと最高速や加速性能を売りにしているところもあり、どちらも極端な方向にいってるのかもしれませんが、ある意味 バイクとは本来そういうもの。
バイクは車などと比べてもかなり趣味性の高いおもちゃですから、HONDAも「見せてどうとか飾ってどうとか」という所をあっさりとあきらめてしまってはさびしいものがあります。
あまりに優等生的で無難に小綺麗に仕上がった姿かたちと静かな排気音、振動のないエンジン、扱い易さを追求した(クセのない)バイクをコンセプトに、「低燃費と乗り心地を追求した次世代バイクです」と言われてもちょっとねえ…。
ホンダは常用回転域で力強いトルクを発揮する、扱いやすい出力特性の低燃費エンジン・次世代グローバル700ccエンジン(水冷直列2気筒)を、11月に開催されるミラノショーに3つのモデルを出品するということですから、そのニューモデルを見てみましょう。
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昨日(10/10)、NEWSで気になる記事を見つけました。
本田技術研究所の常務が、HONDAのエンジンの特徴でもあった高回転・高出力型エンジンを搭載した大型バイクについて、今は「そういう時代じゃない。」と言いきり、HONDA社内でも「ハーレーやBMW、ドゥカティみたいに他の人に見せる盆栽のようなものはホンダには無理。見せてどうとか飾ってどうとかという所はあきらめてもいいから、少なくとも実用品というか、乗ってどうのというのは絶対負けないようにしろ」と話されているということ。
確かにバイクのエンジンは国産のどのメーカーのものも、どんどん高回転、高出力になり、排気量メリットは実際には200km/h超えた領域で初めて意味があるようになってきてしまっていますし、ドゥカティ、KTM、MVアグスタ、トライアンフなどの外国のスーパースポーツモデルは乗り心地などは完全に無視して、先鋭的なデザインと最高速や加速性能を売りにしているところもあり、どちらも極端な方向にいってるのかもしれませんが、ある意味 バイクとは本来そういうもの。
バイクは車などと比べてもかなり趣味性の高いおもちゃですから、HONDAも「見せてどうとか飾ってどうとか」という所をあっさりとあきらめてしまってはさびしいものがあります。
あまりに優等生的で無難に小綺麗に仕上がった姿かたちと静かな排気音、振動のないエンジン、扱い易さを追求した(クセのない)バイクをコンセプトに、「低燃費と乗り心地を追求した次世代バイクです」と言われてもちょっとねえ…。
ホンダは常用回転域で力強いトルクを発揮する、扱いやすい出力特性の低燃費エンジン・次世代グローバル700ccエンジン(水冷直列2気筒)を、11月に開催されるミラノショーに3つのモデルを出品するということですから、そのニューモデルを見てみましょう。
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NEPALの山道とローカルバス … WanderVogel ― 2011/10/14

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NEPALの首都 Kathmanduからは、各地方に向けて多くのバス路線が延びています。
ネパールではまだまだ舗装されている道路の方がまれで、特に田舎に向かう多くの道路は写真のような山を切り取った細い砂利道です。
このような細い山道ですが、人や動物だけでなく、普通にローカルバスも走ります。
このような道を結構なスピードで、バスやトラックがスレ違って走って行きます。
この写真(20110925撮影)からも解るように道からはみ出せば、ガードレールなど一切ありませんから、急斜面をどこまでも転がって行ってしまう感じの地形です。
先日私も乗ってきましたが、正直、けっこうスリル満点で怖いです。
実際に谷に落ちる事故は頻繁に起こっていて、今日(10/14)のNHKニュースでも「ネパールで、定員を超える乗客を乗せた路線バスが、山あいの道路からおよそ300メートル下の谷底に転落し、少なくとも41人が死亡」と報じていました。
ダサイン祭の帰省で、40人の定員を大幅に超える60人以上が乗っていたということですが、だいたいネパール(インドなども同様ですが…)のバスには定員というものはなくて、車内でも屋根の上でも乗ることが出来れば何十人でも乗ります。
もちろん、人だけでなく動物(ヤギや羊など)も一緒に乗っています。
亡くなった現地の方には心からご冥福を祈りいたします。
ただ、山岳地域を多く抱えたこの国の道路インフラが解決するには、それこそ何世代も先までかかるでしょう。
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NEPALの首都 Kathmanduからは、各地方に向けて多くのバス路線が延びています。
ネパールではまだまだ舗装されている道路の方がまれで、特に田舎に向かう多くの道路は写真のような山を切り取った細い砂利道です。
このような細い山道ですが、人や動物だけでなく、普通にローカルバスも走ります。
このような道を結構なスピードで、バスやトラックがスレ違って走って行きます。
この写真(20110925撮影)からも解るように道からはみ出せば、ガードレールなど一切ありませんから、急斜面をどこまでも転がって行ってしまう感じの地形です。
先日私も乗ってきましたが、正直、けっこうスリル満点で怖いです。
実際に谷に落ちる事故は頻繁に起こっていて、今日(10/14)のNHKニュースでも「ネパールで、定員を超える乗客を乗せた路線バスが、山あいの道路からおよそ300メートル下の谷底に転落し、少なくとも41人が死亡」と報じていました。
ダサイン祭の帰省で、40人の定員を大幅に超える60人以上が乗っていたということですが、だいたいネパール(インドなども同様ですが…)のバスには定員というものはなくて、車内でも屋根の上でも乗ることが出来れば何十人でも乗ります。
もちろん、人だけでなく動物(ヤギや羊など)も一緒に乗っています。
亡くなった現地の方には心からご冥福を祈りいたします。
ただ、山岳地域を多く抱えたこの国の道路インフラが解決するには、それこそ何世代も先までかかるでしょう。
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