Kyanjin Gompaの宿での地震騒ぎ … WanderVogel2011/10/21

Kyanjin Gompaの宿
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ネパールの山に滞在中に(ネパール現地時間9月18日夜6時30分)、同じヒマラヤ山脈のシッキム(インド)を震源とする大きな地震(M6.9)が発生しました。
ネパール国内でも数多くの家屋が倒壊し、かなりの被害が出ました。

NEPAL LANGTANG 最奥の定住村 Kyanjin Gompa村でその時ちょうど私が泊まっていた宿です。

写真のような造りの家に泊まっている時に突然グラグラッときたわけですから、ビックリして急いで外に飛び出ました。
体感では震度は3程度かとは思いますが、何しろ自然石を多少加工して ただ積んだだけの構造ですから、少しの横揺れでも精神的にはかなり焦りました。

幸いこの村には被害を受けた民家はありませんでしたが、考えてみるとそれってけっこう幸運なことだったのではないかと思っています。

この村に入るまでにいくつかの村々で建築中の家を実際に見てきて、この辺一帯の家は構造的にどれもかなり脆弱なものであることは解っていましたから。
建築途中の民家 http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2011/09/29/6117675


土砂崩れに巻き込まれて激流に滑落するのも、谷底にローカルバスもろとも転落するのもご免ですが、地震で家ごとガラガラと崩れ下敷きになるのもご免被りたいものです。

ちなみに、1階の外壁にへばりついているたくさんの茶色い丸いものは、ヤクの糞です。 壁にくっ付けて乾燥させ、囲炉裏の燃料にして煮炊きをします。


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