「食と建築土木」と「建築家なしの建築」 … 建築の旅・WanderVogel ― 2014/01/02
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新年あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
新春、昨年末に買ってきた本の中の1冊「食と建築土木・たべものをつくる建築土木(しかけ)」を読み始めます。
写真が豊富で、内容の楽しさが写真からも伝わって来ます。
ひさびさに「旅に出たい」と思わせるような、楽しい本に出会いました。
ペラペラめくって見ると、数十年前に読んで感動を受けたバーナード・ルドルフスキーの「建築家なしの建築」を思い起こさせる、目からウロコ のわくわく感があります。
取り上げられている題材は、一般的には「建築」とも「土木」とも呼べないような粗末な?保存小屋や食べ物を干す柵、垣根、乾燥棚、貯蔵穴、棚田の石垣などですが、そこには昔から引き継がれてきた地方の知恵や“しかけ”が見てとれます。
それらはその地方独特の風土や植生に根ざした(食)生活の必要から生まれた、必然性だけの形態をストレートに表しています。
まさしく“用の美学”とでも言える美しいかたち(不変のすがた)をしています。
学生の頃(1970年代)「建築家なしの建築」を読んで、大学を1年休学してひとり シルクロード横断に飛び出していったパワーがまたまた蘇って来ましたぞ。
こういったものを実際に見てみる旅に出るのも楽しいものだなぁ、などととふつふつと想う正月です。
今年はこういうものを探しながら、バイクで長距離ツーリングに出よう!
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新年あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
新春、昨年末に買ってきた本の中の1冊「食と建築土木・たべものをつくる建築土木(しかけ)」を読み始めます。
写真が豊富で、内容の楽しさが写真からも伝わって来ます。
ひさびさに「旅に出たい」と思わせるような、楽しい本に出会いました。
ペラペラめくって見ると、数十年前に読んで感動を受けたバーナード・ルドルフスキーの「建築家なしの建築」を思い起こさせる、目からウロコ のわくわく感があります。
取り上げられている題材は、一般的には「建築」とも「土木」とも呼べないような粗末な?保存小屋や食べ物を干す柵、垣根、乾燥棚、貯蔵穴、棚田の石垣などですが、そこには昔から引き継がれてきた地方の知恵や“しかけ”が見てとれます。
それらはその地方独特の風土や植生に根ざした(食)生活の必要から生まれた、必然性だけの形態をストレートに表しています。
まさしく“用の美学”とでも言える美しいかたち(不変のすがた)をしています。
学生の頃(1970年代)「建築家なしの建築」を読んで、大学を1年休学してひとり シルクロード横断に飛び出していったパワーがまたまた蘇って来ましたぞ。
こういったものを実際に見てみる旅に出るのも楽しいものだなぁ、などととふつふつと想う正月です。
今年はこういうものを探しながら、バイクで長距離ツーリングに出よう!
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