西丹沢のミツマタ・まだまだつぼみです … 自然観察・WanderVogel ― 2014/01/13
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昨日行った、丹沢のやどりき水源林「山の神祭」で見つけたミツマタのつぼみ。
和紙の原料としてコウゾと共に知られているミツマタの木ですが、本当にその名の通り枝が必ず三叉に三叉に生えていきます。
その意味では「名は体を表す」を地でいっているような非常に解り易い木です。
雪の残る中で早春と呼ぶにはまだまだ早い季節ですが、枝先にちっちゃな蜂の巣のような雰囲気の小さなつぼみが柔らかそうに膨らんでいます。
中国中南部やヒマラヤ地方原産のジンチョウゲ科の低木で、西丹沢(東丹沢のヤビツ峠近くにも群生があります)では3月になると鮮やかな黄色の小さな花が(下向きに)いっせいに咲き競います。
特に丹沢湖のある西丹沢では、昭和20年頃まで地域の産業として「みつまた」を育て、和紙(お札や切手、証券など)の原料として国立印刷局に出荷していたのだそうです。生産をしなくなった今でも西丹沢の山中にみつまたの群生地が数多く残っているのはそういう歴史があったのですね。
もうひとつ、群生がまとまって残っている要因に、ミツマタは鹿が嫌いな木なので食べられずに残っている、ということがあるようです。
いやぁ〜、鹿が嫌いで良かった!
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昨日行った、丹沢のやどりき水源林「山の神祭」で見つけたミツマタのつぼみ。
和紙の原料としてコウゾと共に知られているミツマタの木ですが、本当にその名の通り枝が必ず三叉に三叉に生えていきます。
その意味では「名は体を表す」を地でいっているような非常に解り易い木です。
雪の残る中で早春と呼ぶにはまだまだ早い季節ですが、枝先にちっちゃな蜂の巣のような雰囲気の小さなつぼみが柔らかそうに膨らんでいます。
中国中南部やヒマラヤ地方原産のジンチョウゲ科の低木で、西丹沢(東丹沢のヤビツ峠近くにも群生があります)では3月になると鮮やかな黄色の小さな花が(下向きに)いっせいに咲き競います。
特に丹沢湖のある西丹沢では、昭和20年頃まで地域の産業として「みつまた」を育て、和紙(お札や切手、証券など)の原料として国立印刷局に出荷していたのだそうです。生産をしなくなった今でも西丹沢の山中にみつまたの群生地が数多く残っているのはそういう歴史があったのですね。
もうひとつ、群生がまとまって残っている要因に、ミツマタは鹿が嫌いな木なので食べられずに残っている、ということがあるようです。
いやぁ〜、鹿が嫌いで良かった!
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