城ヶ島・目立つ紅色の実をつけたマサキ … 自然観察・WanderVogel2014/01/06

城ヶ島公園のマサキ
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三浦半島の先端・三崎港にある海南神社に初詣に行った帰りに、半島と橋でつながっている城ヶ島の東端にある城ヶ島公園を歩いて来ました。

クロマツやタブノキなどの大木に混じって、背の低いマサキが目立つ実を付けていました。
マサキはニシキギ科ニシキギ属の低木で、同じ仲間にはニシキギ、マユミ、ツリバナなどがあります。同じニシキギ属なので、みんな同じようなかたちの実をつけます。
特にマサキとマユミの実はよく似ています。

ただ、マサキは常緑樹で冬でも葉には光沢があって青々していますが、ニシキギ、マユミなどは落葉樹ですので簡単に見分けはつきます。ニシキギ科は紅葉がきれいな樹種なのですが、逆に常緑のマサキは葉の緑と実の紅のコントラストを楽しむことができました。

その他には、背が高くてたくさんの実をつけているトベラやその下に隠れるように黒い実をつけているシャリンバイ、すっかり葉を落としてしまっていますが枝振りの立派なフヨウなどが目につきます。
足下には神奈川県の岩場の海岸沿いでは割とポピュラーなイソギクが小さな黄色い花をつけていました。

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