葉を落とした木々の判別はけっこう難しい … 自然観察・WanderVogel ― 2014/01/14
- -
先日行った丹沢の小尾根で見つけた木の実ですが、何の木なのかなかなか解らなかった。
サンショウ(山椒)の実らしいので、アタリをつけてみたのですが葉をすべて落としているので、ハッキリ判別出来ませんでした。
木自体は低木で枝も張っていて、幹にも枝にも鋭いトゲがあります。(ハゼノキの実のようにも見えますが、ハゼノキにはトゲがありませんから違いますね)
二つに裂けた殻からは黒っぽい実も見えますが、大半は(鳥に食べられて?)無くなっていて殻だけになっています。
鋭いトゲのついた枝の先端からだけでなく、枝の途中からもたくさん実が垂れ下がっているところを見るとカラスザンショウではなさそうです。それにカラスザンショウは幹も枝ももっとトゲトゲしているしね。
とすると、サンショウかイヌザンショウか? 葉っぱをすべて落としていることから常緑樹のフユザンショウではないでしょうね。(カラスザンショウもサンショウもイヌザンショウも落葉樹です。ですから黄葉した後に葉を落とします。)
また、サンショウもイヌザンショウも雌雄異株なので、この木は雌株ということか。
どうやら、最終的な決め手は刺のつき方にあるようです。(戻ってきて調べました。)
サンショウは刺のつき方が対生で、イヌザンショウは互生だそうですので、そのへんが判断基準となりますか。
よく見るとこの木のトゲは対生のようですので、この木はサンショウか?(まだ?が取れませんけど…)
冬はなかなか樹種の判別が難しいです。(まあ、夏でも難しいのだけどね)
ちなみに、山菜天ぷらで有名なタラノキにはトゲがたくさんありますが、何とトゲのないタラノキというのもあって「メダラ」と言うのだそうです。
山の畑に大きなメダラの木があって、始めはトゲもないしメダラも知らなかったので、何の木なのかなかなか解らなかったです。
植物観察というのは、つたない先入観に振り回されず、正面からつぶさに観察しないといけないことを知りました。
…
先日行った丹沢の小尾根で見つけた木の実ですが、何の木なのかなかなか解らなかった。
サンショウ(山椒)の実らしいので、アタリをつけてみたのですが葉をすべて落としているので、ハッキリ判別出来ませんでした。
木自体は低木で枝も張っていて、幹にも枝にも鋭いトゲがあります。(ハゼノキの実のようにも見えますが、ハゼノキにはトゲがありませんから違いますね)
二つに裂けた殻からは黒っぽい実も見えますが、大半は(鳥に食べられて?)無くなっていて殻だけになっています。
鋭いトゲのついた枝の先端からだけでなく、枝の途中からもたくさん実が垂れ下がっているところを見るとカラスザンショウではなさそうです。それにカラスザンショウは幹も枝ももっとトゲトゲしているしね。
とすると、サンショウかイヌザンショウか? 葉っぱをすべて落としていることから常緑樹のフユザンショウではないでしょうね。(カラスザンショウもサンショウもイヌザンショウも落葉樹です。ですから黄葉した後に葉を落とします。)
また、サンショウもイヌザンショウも雌雄異株なので、この木は雌株ということか。
どうやら、最終的な決め手は刺のつき方にあるようです。(戻ってきて調べました。)
サンショウは刺のつき方が対生で、イヌザンショウは互生だそうですので、そのへんが判断基準となりますか。
よく見るとこの木のトゲは対生のようですので、この木はサンショウか?(まだ?が取れませんけど…)
冬はなかなか樹種の判別が難しいです。(まあ、夏でも難しいのだけどね)
ちなみに、山菜天ぷらで有名なタラノキにはトゲがたくさんありますが、何とトゲのないタラノキというのもあって「メダラ」と言うのだそうです。
山の畑に大きなメダラの木があって、始めはトゲもないしメダラも知らなかったので、何の木なのかなかなか解らなかったです。
植物観察というのは、つたない先入観に振り回されず、正面からつぶさに観察しないといけないことを知りました。
…
最近のコメント