家の庭にアナグマが現れた … 自然観察?鍋料理?・WanderVogel2014/01/17

アナグマ(参考写真)
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今日、横浜市内/金沢八景の家の庭に丸々と太った大きなアナグマが姿を見せた。
いきなりでビックリしてしまい、一瞬我が目を疑いました。う〜ん残念、ちゃんとした写真を撮る余裕がなかったぁ〜。(で、この写真は動物園の参考写真です。)

昔から混同されることが多いアナグマとタヌキですが、実際に見ると全然違う動物だというのが一目で解ります。きっと、タヌキもアナグマも夜行性だし棲んでいるところも同じようなところだから、夜暗い中で見ると見分けが付きにくかったのでしょうかねぇ?

正式名はニホンアナグマ。イタチ科アナグマ属の日本産亜種ということで、本州では北から南まで里山では一般的によく見られる動物です。
ですが、金沢八景の16号近くに建つ家の庭を(夜行性なのにもかかわらず)真っ昼間に悠々と横切って行くとは想像もしていませんでした。驚きました。

アナグマとは「おなじ穴のムジナ」ということわざに出てくる あのムジナのことです。
(地方によってはタヌキをムジナと呼ぶところもあるそうですが、一般的にはムジナはアナグマを指します。)
タヌキはイヌ科タヌキ属でちょっと種類が違うのだ。といっても、同じ穴で共存することもあるというのだから、気の合う仲間という認識はお互い持っているのでしょう。

ムジナは(タヌキも同じですが)擬死( http://ja.wikipedia.org/wiki/擬死 )をする動物ですので、目が合った時に「ドン!」と脅かしてやれば死んだふりしてやすやすと捕まえられたのかもしれんなぁ。ちょっと残念なことしたなぁ。

一般に「たぬき汁」と呼ばれて食されているものは実は「あなぐま汁」なのだ、というのを聞いたことがあります。
たぬきの肉は臭くて不味いが、アナグマの肉は匂いも少なくおいしい肉なのだということなので、捕獲の大チャンスだったな!

「あなぐま鍋」自分で作って食べてみたい。

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