ウリハダカエデの総状花序 … 自然観察・WanderVogel2015/05/17

ウリハダカエデの総状花序
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今年の4月に西丹沢の林道で見かけたウリハダカエデのクルクルっと丸まった苞を持つ若葉の「その後」が気になっていて、どこかにないかと探していました。

先日車で往復した新潟の苗場山中で、陽の暮れる寸前に車窓から偶然見つけて、観察することが出来ました。

同じ個体の観察ではありませんが、前回見たウリハダカエデの次の段階(ステージ)がよく解ります。
葉を広げた若葉(薄紅色をした「苞」はまだ葉柄の根元に残っています)の間から、総状花序が伸びて垂れ下がっています。

図鑑には、ウリハダカエデは基本的には雌雄異株だが、まれに雌雄同株になることがある、と書かれています。
これは、どうでしょうか?
花びらが開ききっていないので、詳細に調べることが出来ませんでしたが、花の形状から雌花序ではないかと思われます。

最近では車で山中を走っていても、何か変わったものはないかと、運転中にキョロキョロとまわりを探すクセが付いてしまいました。

ウリハダカエデの芽吹き:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2015/04/27/
ヤマモミジの花:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2015/04/15/

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