南魚沼丘陵のミズキはすでに若い実を付けていました … 自然観察・WanderVogel2015/07/07

ミズキの若い実
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今日、出張で出かけた新潟・南魚沼丘陵で、若い実を付けたミズキを見つけました。

うん? よく見ると葉が対生? だとするとクマノミズキか?
写真は撮ったのですが、その辺りを良く観察してくるのを忘れました。時期的にはミズキなのかなと思うですが…

ミズキの葉(クマノミズキも同じ)は太陽の光を効率的に吸収するために、枝を水平方向に伸ばしそこから短枝が上へ上へと伸びていきます。
伸び上がった枝先には、葉が輪生状に展開していきます。葉は自分の葉で影を作らないように工夫しながら成長していきます。
自然の摂理と言ってしまえばそれまでですが、よく考えられた仕組みですね!

丹沢でもおなじみのミズキ、クマノミズキですが、ここ新潟でも沢沿いで普通に見ることが出来るようです。
緑色した若い実は、秋には黒く熟して多くの野鳥やツキノワグマのエサになります。

実を付ける枝は鮮やか紅色に染まるので、実を落として紅い枝だけになった姿はまるで枝先に赤珊瑚が付いているように見えます。
しばらくは新潟・南魚沼の仕事で行き来することになるので、上越の山岳や自然も観察してみよう!

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