杉林の中のミョウガの花 … 自然観察・WanderVogel2015/10/13

ミョウガの花
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先日行った新潟魚沼で、里山のスギの林の林床一面に、ミョウガが植えられているのを見ました。

無造作に群生を作っているので、作った畑というわけでは無さそうです。たぶん、自然に増えていったものかもしれません。
僕の自宅裏の狭いスペースにも昔からミョウガが生えていて、今年は地面のあちこちから写真のようなお馴染みのミョウガの芽を出して花を咲かせていました。
今年はミョウガも当たり年なのか?それとも結構毎年花を咲かせるものなのか?

ミョウガはなんにも手入れせずともどんどん勢力を広げていますので、僕にとってはじつはちょっと困りものでもあります。
裏の庭は毎年、ミョウガとドクダミとタイワンホトトギスの勢力争いがすごくて、今年はタイワンホトトギスの勝ちです。その隣ではミョウガが勢力を維持しています。
ネットのクックパッドで調べると、ミョウガの花もいろいろ料理して食べられているんですね。知りませんでした、というか、いつもは気が付かないうちに終ってしまっているだけなのですけどね。
何年か前に芽を摘んで食べてみたけど固くてあまり美味しくなかった。やはりお店で買うプロが育てた(であろう)ミョウガのほうが柔らかくて美味しいです。

調べると、ごくごく稀にミョウガの花が実になることがあると書いてあります。
それもまっ赤な実(朔果・さくか:成熟すると果皮が裂開する果実)なのだそうです。いつか見てみたいなぁ!

ミョウガは地下茎だけでなく、実(種子)でも増えるんですねぇ。
と、なんだかあたりまえのような話にも妙に納得させられた。

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