小学校の自然観察授業の引率 … 自然観察・Volunteer2017/11/07

マユミの実
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近くの自然観察の森内で市内の小学校の生徒たちを集めて自然観察会が行なわれた。

今日はその引率インストラクターのボランティア活動をしてきた。
小学校の自然観察授業は平日に行なわれるので、こちらも日常の仕事との日程調整に苦労させられるのだが、楽しいものだ。

10月末の大型台風の直撃の再来を懸念して雨バージョンを考えていたりしたのだが、杞憂に終って実際ホッとしている。よく晴れました。
「自然観察」というはやはり自然の中に身を置いて感じる実体感が一番大切で、机上で教える学校の授業とは全く異なるものだ。
正味2時間と短い時間ではあるが、森の中を歩き木々や草花に触れ、何かを探し出しそれぞれ何かしらの小さな感動を覚えることが出来たのではないかと期待している。

人の生活の本質は本来から言えば、自然の中での行動が「非日常」としてではなく、日常の延長として日々の生活と同じ目線で感じられるようになることなのだと思う。

ソローの「森の生活・ウォールデン」やフォレスト・カーターの「リトル・トリー」を読むように勧めたかったが、小学生にはまだちょっと早いかな。
中学生や高校生の、人生で一番多感な時期に是非これらの本は読んでおくと良い、と心から思った。

(写真は森の中に生えているマユミの紅い実。今まさに弾けようとしている。)

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