甲府盆地を見下ろす「ほったらかしの湯」 ― 2008/08/23
笛吹川と石和温泉を見下ろす山の上に、有名な「ほったらかしの湯」があります。桃畑やブドウ畑の中を走るフルーツラインを登り、フルーツ公園の敷地を通り抜け、山の上に出ると大きな駐車場と木造の建物が見えます。あっちの湯とこっちの湯と呼ばれる2つの露天風呂が左右にあります。左の方の「あっちの湯」の方がいくらか新しく露天風呂も大きいです。
露天風呂のお湯は少しぬるくて、屋根付きの風呂の方が熱くて僕にはそちらが好みですが、やはりこの写真のように下界が見下ろせる露天風呂の開放感は何物にも代え難いものがあります。(写真撮影は禁止なのでこの写真は数年前に撮ったものです)
この温泉の利用時間は、日の出1時間前から午後10時までで、朝一番と夜景を見ながらの入浴が最高です。しかし人気の高さから観光バスまでもが上ってくるこの露天風呂では、清潔な温泉に入りたいのであれば朝一番が良いのでしょう。
温泉魂:http://www.asahi-net.or.jp/~hd2s-ngo/spa/index-spa_hobby.html
露天風呂のお湯は少しぬるくて、屋根付きの風呂の方が熱くて僕にはそちらが好みですが、やはりこの写真のように下界が見下ろせる露天風呂の開放感は何物にも代え難いものがあります。(写真撮影は禁止なのでこの写真は数年前に撮ったものです)
この温泉の利用時間は、日の出1時間前から午後10時までで、朝一番と夜景を見ながらの入浴が最高です。しかし人気の高さから観光バスまでもが上ってくるこの露天風呂では、清潔な温泉に入りたいのであれば朝一番が良いのでしょう。
温泉魂:http://www.asahi-net.or.jp/~hd2s-ngo/spa/index-spa_hobby.html
建物以外の設備検査と維持管理(温泉井戸) ― 2008/08/23
古い温泉井戸の検査・維持管理に行ってきました。この古い井戸は200mmφの内径があり、通常の圧力がかかっている状態だとわずかに自噴していました。錆び付いた管の蓋を溶断し管内を調査・検査します。仮設のポンプを降ろし汲み上げた時にどのくらい水位が下がるがをチェックします。この井戸はしばらく使用していなかったものらしく、管の下の方で詰まっているようなので現在の深さも併せてチェックします。
動力で汲み上げた時に水位がグッと下がりますが、ある水位で安定しているのでストレーナーが詰まっていることはないのでしょう。しかし底部はある程度埋まってしまっているようです。でもこの程度でしたら、井戸元の蓋を修繕しボルトを締め直し、本設のポンプを入れ替えれば使用可能となるでしょう。一応廻りを掘削し、現在敷設されている接続管を調査して検査終了です。
都市圏と違い、地方ではまだまだ井戸水(井戸水は一年中水温が安定しています)を住宅でもよく使います。飲み水は水道でまかないますが、井戸水を簡易水道としてその他の水に利用します。雪国では消雪の水はだいたいが井戸水ですので、最近では冬期の井戸水の使い過ぎによる地盤沈下が問題となっているところもあります。
しかし、井戸水は上手に使えば有用で、エコな資源(水資源、熱源)です。これを大切に使い続けるためには、建物本体や設備と同じように定期的な正しいメンテナンスが欠かせません。
動力で汲み上げた時に水位がグッと下がりますが、ある水位で安定しているのでストレーナーが詰まっていることはないのでしょう。しかし底部はある程度埋まってしまっているようです。でもこの程度でしたら、井戸元の蓋を修繕しボルトを締め直し、本設のポンプを入れ替えれば使用可能となるでしょう。一応廻りを掘削し、現在敷設されている接続管を調査して検査終了です。
都市圏と違い、地方ではまだまだ井戸水(井戸水は一年中水温が安定しています)を住宅でもよく使います。飲み水は水道でまかないますが、井戸水を簡易水道としてその他の水に利用します。雪国では消雪の水はだいたいが井戸水ですので、最近では冬期の井戸水の使い過ぎによる地盤沈下が問題となっているところもあります。
しかし、井戸水は上手に使えば有用で、エコな資源(水資源、熱源)です。これを大切に使い続けるためには、建物本体や設備と同じように定期的な正しいメンテナンスが欠かせません。
甲府の町中に点在するオアシス「ブドウ棚」 ― 2008/08/23
石和市や甲府市には町中のそこかしこに「ブドウ畑」が点在しています。今の時期、たわわに実った大きなブドウが棚の下にたくさん垂れ下がっています。暑い日差しの中、棚下だけが日陰で涼しげで、みずみずしいその大きなブドウの粒は本当に美味しそうで、そばを通る時に思わず手が伸びそうになります。
葡萄は僕に「異国の香り」を運んできます。20数年前にシルクロード・タクラマカン砂漠のクチャやカシュガルを旅した時に、同じようなブドウ棚をたくさん見ました。その時のブドウの粒はこんなに大きくはなかったけれども、その棚の作る日陰こそが砂漠の暑さを忘れさせる「オアシス」だったことが思いだされます。
中国の西、西安から汽車とバスを乗り継いで1週間もかかってたどり着いたカシュガルは、まさに砂漠の西の果て、パミール高原の始まる地です。ブドウ棚の下にいると、羊肉と香辛料の焼ける煙りとブドウの甘い香りが合わさった「シルクロードの臭い」が記憶によみがえってきます。
葡萄は僕に「異国の香り」を運んできます。20数年前にシルクロード・タクラマカン砂漠のクチャやカシュガルを旅した時に、同じようなブドウ棚をたくさん見ました。その時のブドウの粒はこんなに大きくはなかったけれども、その棚の作る日陰こそが砂漠の暑さを忘れさせる「オアシス」だったことが思いだされます。
中国の西、西安から汽車とバスを乗り継いで1週間もかかってたどり着いたカシュガルは、まさに砂漠の西の果て、パミール高原の始まる地です。ブドウ棚の下にいると、羊肉と香辛料の焼ける煙りとブドウの甘い香りが合わさった「シルクロードの臭い」が記憶によみがえってきます。





最近のコメント