明けましておめでとうございます。2009/01/01

2009年 年賀状
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あけましておめでとうございます。

今年の新年もジルベスターコンサートでの、変わったカウントダウンで始まりました。
即興など普段はあり得ないガーシュインのラプソディー・イン・ブルーで華やかに幕開けした平成21年です。

昨年は"未曾有"の不況で閉じた、後味の悪い一年となってしまいました。
今年も昨年の不況・不安材料を引きずっての船出となりますが、希望を持って頑張りましょう。

今年もどうぞよろしく お願いいたします。


庭の草木:千両、万両2009/01/01

庭の千両、万両
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庭の千両、万両です。
日本の元旦に相応しいお目出たい草木です。

葉の上に赤い実を付けているのが、千両です。その下に細長い葉が見えますが、それが万両です。
万両は葉の下に赤い実をつけるので、上から写すと実が隠れてしまいます。

この冬、南天の実は早い時期にヒヨドリに食べられてしまいました。
今ヒヨドリたちは、さかんに千両の実を狙って飛んできます。

万両の実は下向きなので食べにくいのか、それともマズいのか最後まで残ります。

今年は元旦からメジロもやってきました。


庭の草木:ミント2009/01/01

庭のミントの群生
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庭の片隅の植えられたミントです。

一昨年にひと株買ってきて、庭の片隅に植えたのが一気に群生化してしまい、昨年夏にも処理に困り全て刈ってしまったのですが、いつの間にかご覧の有様です。

ミントは害虫にも日陰にも強く、たくましくその勢力を伸ばしていきます。

一時は、モロッコでよく飲んだ、生のミントで作る甘甘のミントティー(モロッコではアッツァイと云います)を頻繁に作っていましたが、こうも増えると飲んでも飲んでも追いつきません。

僕にとっては甘い甘い生ミントティーはサハラ砂漠のイメージです。それくらい彼の地 モロッコではよく飲んだものです。

農薬も使っておらず、いくらでも収穫できるミントなので、それこそ飲み放題なのですが…。

元旦から甘いアッツァイでも飲んでみようか・・・。


モロッコ風ミントティー (アッツァイ)の入れ方2009/01/02

モロッコ風ミントティーの入れ方
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モロッコ風ミントティーの入れ方:
庭から生のミントをたくさん摘んできます。
さっと洗って、ポットに緑茶(紅茶ではなく緑茶です)と一緒に入れて、煮出します。

と、簡単にいえばそれだけのことですが、モロッコ風というと少しだけ違いがあります。

まず緑茶は中国製であること、出来ればフランス経由で入ってきたものがよい。
(僕は横浜中華街で買ってきた安物を使っていますが…)
生ミントはポット又はグラスに、入るだけ大量に詰め込むこと。
砂糖も飽和点まで大量に入れること。それをよく煮出して出来上がりです。

パンチの効いたミントの香り、煮出した渋い緑茶の味、頭が痛くなるほどの甘さ、それがモロッコ風ミントティー(アッツァイ)です。

美味しいかどうかは意見の分かれるところです。
要は、この飲み物に思い入れがあるのか無いのか、なのかもしれません。

とにもかくにも、僕にとっては「サハラ砂漠の味」なのです。


中近東やチベットで集めた「鍵」たち2009/01/03

中近東やチベットで集めた「鍵」たち
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チベットやラダック・ザンスカールの村、インド、イランなど中近東で集めた「鍵」たちです。
住宅や建物には、錠や鍵が付き物です。
扉などについているのが「錠」で、写真に写っているのが「鍵」です。

設計やデザインなどを職業にしている人は、総じて何か変わった「収集癖」を持っている人が多いような…気がします。

昔、チベットのラサに行ったとき、写真中央や左上の変わった形の鍵を腰にぶら下げているチベット人を多く見て、変な形の鍵に興味を持ちはじめました。

集めた鍵の多くは、いわゆる南京錠くらいの大きさの錠前に使われている「鍵」です。
下の方に写っている木製の鍵などは、倉庫や納屋の鍵でしょうか、いわゆる「猿栓」を外すための鍵のようです。

装飾された「鍵」を見ていると、セキュリティーに優れたICチップの入ったカード式の鍵の、なんと味気ないことか…。などと思ってしまいます。

現代の鍵などは、あまり収集の対象にはなりませんものね。


建築設計・工事監理の業務報酬 新基準の公布と施行2009/01/08

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国土交通省は建築士制度の見直しに絡み、昨年から検討されてきました建築設計・工事管理の業務報酬基準を定める告示15号を昨日1月7日に公布し、即日施行しました。

それに伴い、従来からの基準「告示1206号」は廃止となりました。
昨年秋の「契約時の重要事項説明」同様に、建築主し対し業務量算出の根拠をわかり易く示したかっこうです。

業務報酬基準の内容は:http://www.icba.or.jp/kenchikushiho/index.html
 (財団法人 建築行政情報センターの改正建築士法情報ページに詳しく載っています。)


第三者監理ドットコム = http://www.daisanshakanri.com


インドの民衆画 ミティラー画の魅力 … アート・絵画2009/01/09

インド・ミティーラ画の魅力
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mithila「ミティラー画」という民衆画をご存知だろうか?

インド東北部(ネパールの国境付近)に位置するミティラー地方で、母から娘へと伝承されてきた壁画のことで、家族の幸せや豊穰などを祈って、太陽や月という自然神やヒンドゥー教の神々の神話を題材に描かれるヒンドゥー(ヒンズー教徒)の民衆画のことを言います。

日本の大津絵、韓国の民画といった民衆画と同様に、決まった画家によって描かれたものではなく、庶民や市井の人々の手(女性)により代々継承されてきた、素朴で暖かみのある民衆絵画です。
絵画の願いは平和への祈りや宗教心、邪気払いなど、その題材も目的も民衆の生活に密着したものが多いのです。

紙や布に描かれたものの他、家の土壁や地面に描かれたものも多く、残されている絵画の数はそんなに多くはありません。
(今ではお土産品として、現地で売られているものもありますが…、それとはちょっと違います)

20数年前に偶然に彼の地(インド北西部)で見つけて、十数枚のミティラー画を譲ってもらってきたものが、今私の手元に残っています。


ミティラー美術館(新潟県十日町市の魚沼丘陵の山の上に建つ専門の美術館):
http://www.mithila-museum.com/


新潟へ監理出張・雪道はやはり怖い2009/01/15

南魚沼の凍った峠道
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新潟への設計監理の出張風景です。
1月13日時点では、赤城インターから新潟燕インターまでの区間にチェーン規制が出ていました。
塩沢から津南・十日町方面に抜ける国道353号線の峠道、十二峠です。
路面は日中でもガチガチに凍っています。時折、ブリザード状の突風が吹きます。
とても怖いです。何年通ってもこればかりは慣れません。

南魚沼市などの町中の道はそれほど凍っていないので安心ですが、そこから信濃川方面へ抜けるには、こういった雪の峠道を越して行かねば辿り着けません。
仕事であらばどこへでも、という感じで心を発奮させて、緊張の連続で運転していきます。
雪国の人なら何ともない凍った道も、私なんかの"素人"には恐怖の道です。


それでも辛いことばかりではありません。最大の楽しみは仕事の後に待っている「天然温泉」です。
これは生き返ります!
まさしく「こんな気持ちの良いことは、この世に二つとないではないか」、という感じですよ。


梅花・梅香、春はすぐそこまで … 庭の草木2009/01/29

庭の梅花・梅香
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写真は今日の午後、仕事の合間にふっと外に目をやって気づいて撮った、庭の梅花です。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言われるように、梅は切ること(剪定)によって枝数が増えて、より多くの花を咲かせる木だそうです。

植木や草花の手入れが好きな私も、梅の剪定だけはどうも苦手です。
ですから、梅は妙な形に育ってしまって、何ともいびつなバランスで立っています。

この梅の木には、毎年つがいの鶯が飛んできます。
「梅に鶯」 古典的な構図が早春らしさを感じさせてくれます。

忙しい仕事の中でホッとさせてくれる一瞬です。


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