温泉枯渇防止で温泉掘削禁止へ2009/02/07

温泉掘削リグ
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温泉の源泉枯渇防止を目的に、地域によってはこれ以上の温泉掘削を禁止する方向になりそうです。


温泉資源を保護するためのガイドライン案として環境省は、泉質が変わったり、湧出(ゆうしゅつ)量が減ったりといった、枯渇現象が発生した区域を対象に新たな温泉開発のための掘削を禁止できる内容のガイドラインを打ち出し、2008年度内に、ガイドラインを正式に決定すると発表しました。

今までの温泉法のガイドラインでは温泉の掘削を都道府県の許可制としていますが、その判断基準は各都道府県によって違いがあり、ある意味曖昧な内容でした。

そもそも「温泉」は決して安定した資源ではなく、掘削が増えれば枯渇や地盤沈下を引き起こす恐れがあることは以前から問題視されていました。
昨今の温泉・秘湯ブームで、昔ながらの鄙びた温泉地でさえも枯渇問題に直面しているといいます。

日本人の温泉好きは私もそうですが、根強いものがあります。
温泉に浸かりのんびりすることは究極の癒しですから、TVで流れる毎回あまり変わりばえのしない内容の「温泉旅番組」も長く続いていくのでしょう。


しかし、こんなにもあちこちにたくさん次から次へと源泉温泉施設が増え続けなくても… という感じは確かにします。


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