光る泥団子づくり … 土の魅力2009/10/28

光る泥団子
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土のアーティストの田村和也氏から届いた「光る泥団子」づくりの案内状。

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NHK教育テレビ「ヒミツのちからんど」での放映内容がこのたび、同名の本になりました。
それをふまえて、2時間というなかで最終工程の磨きをやっていただき、世界に一つしかない
あなたの宝物を作ります!

主催  アトリエ・テラ  http://members.jcom.home.ne.jp/k-tamura/
講師  田村和也(ソイル・アーティスト)
日時  11月29日(日曜日) 午後12時半~2時半、 3時半~5時半
場所  Gallery QUETAL ギャラリー ・ ケツァール  http://www.quetzal.jp
    原宿竹下口よりブラームスの小路つきあたり徒歩3分
人数  各回12名限定
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天然の土の魅力を知るのに、取っ付き易いのがこの「光る泥団子」づくりです。

全国各地の、あるいは海外の天然の土(泥・粘土)の中には驚くほど美しい色や表情を持った土があります。
その土を使って球体を作り、丁寧に磨きをかけていくとパンフレット写真にあるような、深みのあるきれいな自分だけの作品が出来上がるという体験教室です。

本来、この土の使用目的としては室内の土壁などに塗ると綺麗なのでしょうが、本漆喰にしても磨き土壁にしても一般的にはやはり馴染みが薄いものです。
一般住宅等で自然の土壁が馴染み薄い一番の原因は、施工手間がかかるということ、出来る職人が少なく施工費用が若干高い、日々のメンテナンスや取り扱いにも注意が必要、といった点にあります。
(化学素材で出来ている土壁風の仕上げ材では、施工に手間がかからない分安価であり、施工後のメンテナンスがほとんどいらないのですが、自然素材ではそうはいきません。)


自然回帰やエコなどの社会的な動きの中で、こういった自然素材が見直されてくることを期待しますが…、手のかからない人工的な素材に慣れてしまっている現代生活では「手入れの面倒さ」はそうとう「覚悟」がいるのかもしれません。

とはいえ、何でもかんでも「自然素材」が良いのかと言うとそういう訳でもありません。
こういうイベントの意義は、自然素材の持つ豊かな表情・奥深さを思い出すということにあるのでしょう。


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