WanderVogel nagao's blog

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ここ一月余りの間に拾ってきた野山の恵み。

コウヨウザンの球果（毬果：きゅうか）、フウとモミジバフウの集合果（朔果の集合果）です。横に散らばった2枚のものはモミの種鱗です。
フウとモミジバフウの集合果は近くの公園で拾ってきたもので、今まででも見慣れたものだったのですが、コウヨウザンの毬果を拾ったのは始めてでしたので、うれしかったなぁ。

コウヨウザン、漢字で書くと「広葉杉」と書きます。スギの仲間です。
中国南部原産のスギ科（新しい区分け(APG植物分類体系)ではヒノキ科：スギ科はヒノキ科に含まれるようになったため）コウヨウザン属の常緑広葉樹で、江戸時代の終わり頃に渡来したのだそうです。
広い葉と書くくらいですから、確かにスギと比べるとかなり葉が広いですね。モミの木の様な枝振りをしています。
球果・毬果の形もスギの球果とは、大きさも印象もずいぶんと違って見えます。

こうして見てみると、こういった乾いた球果は何か作品を作るのに使えそうで、どうやって利用しようかと考えるだけでも楽しくなります。
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