奥多摩・林道脇のコマツナギの花 … 自然観察・WanderVogel2015/07/16

コマツナギの花
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奥多摩の越沢に向かう林道沿いで見かけた「コマツナギ」

斜面に生えている(植えられている?)ことを考慮しても、背丈以上の高さがあるように感じられたので、ひょっとするとトウコマツナギ(中国原産の外来種)なのかもしれないが、、、明確には見分けられなかった。

コマツナギ(駒繋):マメ科のコマツナギ属の落葉小低木。

名の由来はそのまま、馬の手綱を繋いでおけるくらい茎や根が丈夫なことに起因するのだそうだ。

林道などの法面の土砂崩れ・崩落防止で植えられるのは外来種のトウコマツナギであることが多いというのだが、最近はこの法面保護や崩落地保護のために導入し植えられた外来植物(ハリエンジュしかり、イタチハギしかり、)の問題があちらこちらで聞かれるようになっています。

とかく外来種というのは、他を駆逐する能力というか生存能力に長けていて、爆発的に繁殖する力を持ったものが多い。
これは、なにも植物だけに限らず、動物でも昆虫でも魚でも同じことが言えます。
「日本の侵略的外来種」で検索してみると、日頃おなじみの植物でも「要注意外来生物・特定外来生物」に指定されているものがホントに多いことに驚かされます。


ここで見たトウコマツナギは、在来種のコマツナギと見た目はほとんど変わらないのだが、とにかく背が高くて小低木という感じがしない。
以前にも樹高が3mくらいあるのを見たことがあるが、そうなると見慣れた背の低いコマツナギとはどうみても違う樹木に見えてきます。

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