吉祥寺・井の頭公園のラクウショウの実 … 自然観察・WanderVogel2016/04/16

ラクウショウの枝と毬果
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国立に行った帰りに、中央線を吉祥寺で降りて井の頭公園を散策してきました。

公園の池の周りを半周して、入ってきた入口近くまで戻ってきた時、何かを踏んづけたみたいで、足の下でバリッと音がした。
何だろうと思って割れた欠片を拾ってみると、見たことも無い毬果。う〜ん、何の実だろう?以前、図鑑でなんだか見た覚えのあるような、、
といって実物を見たのは始めてでした。

ラクウショウ:漢字では「落羽松」と書くようです。

上を見上げると、大きな針葉樹の枝先近くに似たような毬果がぶら下がっていました。
葉っぱの形状からメタセコイアにも雰囲気が似た木です。といっても、毬果の形状はメタセコイアとは全く違っています。

帰って調べてみると、ラクウショウは(新しいAPG分類ではヒノキ科、元はスギ科)ヌマスギ属の針葉樹で、和名は「ヌマスギ」とありました。
メタセコイア属とヌマスギ属、属は違うが近縁だそうで、共に、白亜紀末期の生物大絶滅を生き残った「生きた化石」なのだそうです。

ラクウシヨウは、膝根(しっこん)と呼ばれる円錐形の頂部を持った呼吸根を地中から水面や地面に出す。とも書かれていたので、さらに興味深いです。
再度訪れて、そのへんを確かめてみたい気がします。

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