真鶴半島の海岸の花・スカシユリ … 自然観察・WanderVogel ― 2016/07/04
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昨日の真鶴半島の海岸に咲き誇っていたスカシユリの鮮やかな花
ハレーションが起きそうなほどの強い陽射しの中、目立って咲いていたのはスカシユリの花でした。
主に海岸の砂礫地や崖の斜面などに生える多年草のユリで、赤褐色の斑点を持つ橙色の花を付けます。
一見きれいな花びらに見えるものは「花被片」と呼ばれているもので、花弁のような萼のようなどちらともつかないものなのだそうです。
「花被片」はユリやチューリップに見られる花の形態で、図鑑には花弁と萼がかたち的に類似していて、あるいはほとんど区別ができない場合に、それらをまとめて「花被片」という、と書かれています。
ユリの花の場合、花被片は6枚あって、うち外側の3枚が萼で、内側3枚が花弁である、というのですが、それらは形態的にほとんど区別ができないので、まとめて「花被片」と言うしかない、ということのようです。
その「花被片」の根元部分に隙間があって、そこから透かして向こう側が見えることからスカシユリと名付けられました。
スカシユリは基本的には海岸に多いユリなのだそうですが、山地型や変種、栽培品種など、たくさんの種類があるようです。
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昨日の真鶴半島の海岸に咲き誇っていたスカシユリの鮮やかな花
ハレーションが起きそうなほどの強い陽射しの中、目立って咲いていたのはスカシユリの花でした。
主に海岸の砂礫地や崖の斜面などに生える多年草のユリで、赤褐色の斑点を持つ橙色の花を付けます。
一見きれいな花びらに見えるものは「花被片」と呼ばれているもので、花弁のような萼のようなどちらともつかないものなのだそうです。
「花被片」はユリやチューリップに見られる花の形態で、図鑑には花弁と萼がかたち的に類似していて、あるいはほとんど区別ができない場合に、それらをまとめて「花被片」という、と書かれています。
ユリの花の場合、花被片は6枚あって、うち外側の3枚が萼で、内側3枚が花弁である、というのですが、それらは形態的にほとんど区別ができないので、まとめて「花被片」と言うしかない、ということのようです。
その「花被片」の根元部分に隙間があって、そこから透かして向こう側が見えることからスカシユリと名付けられました。
スカシユリは基本的には海岸に多いユリなのだそうですが、山地型や変種、栽培品種など、たくさんの種類があるようです。
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